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ダブル・トップ完成で売りシグナルが点灯!
再びトレンド転換したユーロ/円の戦術は?

2011年05月18日(水)13:49公開 [2011年05月18日(水)13:49更新]

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■116円割れで、今度は「売りシグナル」が点灯した

120.50円を上抜けて行く場合の上値メドは見当たらないが、便宜上、128.00円近辺と考えた

 もちろん、「ボックス相場」のセオリーにしたがって、上値のターゲットを127円と考えることもできる。「ボックス相場」を上抜けた場合は、ボックスの値幅分だけ上昇したところがターゲットとなる。

 だが、上値メドを考える際に、「127円となるのか? 128円となるのか?」という問題は些末なテーマであり、どちらでも構わない。1円程度は誤差の内である。

 ところが、実際の値動きでは、123円台まで急騰した後に116円台ミドルまで急落した。

 116円のチャート・ポイントまで急落した後、反転急騰して120円を上抜ける展開を見せていたものの、戻り高値は4月28日につけた121.80円レベル(正確には121.81円)にとどまった。

 その後は120.00円を挟んでの上下動が続いていたが、5月5日にユーロ/米ドルが大きく急落したことから、ユーロ/円も連れて、116円台前半(116.10-15円)まで再び急落した

 なお、米ドル/円が節目の80.00円を割り込んだことも下落の一因となっているが、5月5日のユーロ円の下落に関しては、ユーロ/米ドルが大きく急落した影響のほうが大きいと考えている。

 ユーロ/円は、5月6日にチャート・ポイントだった116.00円を下に割り込んだことで、今度は「売りシグナル」を発したと考えている。

一時は106円台前半まで急落した

 今度は、ユーロ/円の日足チャートをご覧いただきたい。

 これは300本足(300営業日分)のチャートだ。

ユーロ/円 日足(クリックで拡大)

 ユーロ/円は3月4日に、それまでの高値であった115.70円を更新して、
115.95-00円をつけている。

 通常ならば、高値更新は「買いシグナル」となるが、20~30ポイントの高値更新にとどまり、一瞬の動きだけで、その後はすぐに値を戻している。

 したがって、明確に上抜けていないため、この3月4日時点では「買いシグナル」が点灯したとは言えない。

 この時点では、引き続き、上限が116円レベル、下限が105円レベルの「ボックス相場」が持続していたと考えている。

 ユーロ/円はその後、3月4日の115.95-00円から反転急落し、米ドル/円が歴史的最安値を更新する76.25円をつけた際には、106円台前半まで急落した

 しかし、3月18日朝方に行われた電話によるG7会議で、協調して「円売り・米ドル買い介入」を行う合意がなされ、実際に協調介入が行われた。

 この3月18日時点で、目先、ユーロ/円のショートポジション(売り持ち)を保有していた場合は、いったん買い戻しを行って、スクエア(ポジションなし)にするのがセオリーだった。

 この日の海外市場や、翌営業日の3月21日の値動きを見れば、このセオリーが正しかったと言える。

■ポジションを小さくすることも、乱高下する相場への対応策

 ユーロ/円のチャートを見ると、2010年5月から2011年3月までの約11カ月間、ずっと、上限が116円レベル、下限が105円レベルの「ボックス相場」に収まっていたことが読み取れる。チャートには、緑の水平線で表示している。

 前述のように、G7が協調介入を決めた時点で、ユーロ/円のショートポジション(売り持ち)を持っていた場合は、いったん買い戻し、スクエア(ポジションなし)にするのがセオリーだった。

 3月18日に実施された協調介入の様子(効果)を、まずは見るべきだった。

 結局、ユーロ/円は3月29日に116.00円を上抜けており、この時点で「買いシグナル」が発せられた

 このところのユーロ/円は、1日の間でも大きな値幅となるケースが多々ある。激しい値動きもあり得るため、相応の覚悟をもってポジションを持たないと危険だ。

 無理をせず、ポジションを小さくすることも、乱高下する相場への対応策である。

 永遠に続く「ボックス相場」はあり得ず、上限が116円レベル、下限が105円レベルの「ボックス相場」も、時間の問題で、いずれは必ず、上か下かのどちらかに放れる。

 時間的に見れば、すでに約11カ月も「ボックス相場」が続いていたのだから、十分に保ち合いの期間が続いた。いつ何時、この「ボックス相場」を放れても不自然ではなかった。

 協調介入が実施される前の3月17日までのマーケットの与件から判断すれば、いつ何時、この「ボックス相場」を下放れても不思議はないと考えていた。

 しかし、3月18日に協調介入が行われたので、この時点で考え方を修正した。

 3月29日に116.00円を上抜けるまでは、「ボックス相場」のセオリーに従って、「上限近くでは売り、下限近くでは買い、ボックスを放れる場合は放れた方向について行く」とするのが原則だった。

 協調介入の合意により、「ボックス相場」の上限を上抜ける可能性が高い状況だった。

 この時点では、116.00円を超えて上昇する場合は、「ユーロ買い・円売り」でついて行くところだった。

松田哲の「FX一刀両断!」
松田 哲 (まつだ・さとし)

早稲田大学法学部卒業。三菱信託銀行、フランス・パリバ銀行、クレディ・スイス銀行などを経て、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。現在は松田トラスト&インベストメント代表取締役として、法人・個人向けコンサルティング業務を行っている。著書『外貨崩落』(技術評論社)などで米ドル/円相場、クロス円相場の下落を見事的中。近著に『1勝9敗でも勝てる松田式FX!』(ダイヤモンド社)がある他、『FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?』(技術評論社)、『FXの教科書』(扶桑社)、『投資で浮かぶ人、沈む人』(PHP研究所)、『FX「シグナル」を先取りして勝つ!』(技術評論社)などの著書がある。

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