ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

志摩力男_グローバルFXトレード
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒

ヒロセ通商[LION FX]ではザイFX!からの口座開設者限定キャンペーンを実施中!

吉田恒の「データが語る為替の法則」
バックナンバー

今年は異例の「夏の大相場」か? 7月の
経験則どおりに「ドル高第2幕」が始まる!

2011年07月05日(火)14:35公開 [2011年07月05日(火)14:35更新]

各FX会社の最新データを徹底調査して比較!限定キャンペーン情報やFX会社ランキングなども掲載!

■「7月の米ドル高」を再確認したISMサプライズ

 ただ、これまでのところは、米国の金利が上昇しているにもかかわらず、「米ドル高」といった反応は鈍い状況が続いてきました。

 金利上昇は、ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念から質への逃避が起こり、債券が買われて金利が低下していた分の逆流に過ぎず、必ずしも米国の景気回復を受けた、米ドルにとって「良い金利上昇」なのかは微妙なのかもしれません

 しかし、そういった中で、7月1日(金)に代表的な米国の景気指標の1つであるISM製造業景況指数が発表され、悪化予想に反して改善するといった「ポジティブ・サプライズ」となりました。これはちょっと気になる動きかもしれません。

資料3

 このISM指数の「先行指標」の1つと位置づけられているものとして、NY連銀景況指数という指標がありますが、6月中旬に発表されたそれは大幅な悪化で、「ネガティブ・サプライズ」となっていました。

 このように、先行指標であるNY指数が「ネガティブ・サプライズ」となり、全米版の企業の業況感を示すISM指数が「ポジティブ・サプライズ」となる今回と似たような組み合わせは、2010年1月と2010年12月にもありました。

 「資料3」のように、この2回は景況感が底打ちし、改善へと向かった転換点でした。米国の金利も、米ドルも、大幅な上昇へ向かう始まりで起こった現象だったのです。

■「QE2」終了で、米長期金利は4%に向けて上昇へ

 別の観点から見ても、米国の金利は上昇に向かう可能性が高いと思います。

 「資料4」をご覧ください。これは「QE」、つまり、FRB(米連邦準備制度理事会)の量的緩和と米国の長期金利(10年もの国債の金利)の関係を見たものです。

 ちょうど、この6月末で「QE2(量的緩和政策第2弾)」による米国債購入は終了となりましたが、「QE1(量的緩和政策第1弾)」において米国債購入が終了したのは、この資料のように2009年10月でした。その後、米国の長期金利は3%から4%へと向かいました。

資料4

 これを見ると、「QE」による米国債買いが終わると、単純に債券価格は下落し、利回りは上昇へ向かっていたわけです。

 それでは、今回の「QE2」終了も、米国の長期金利が4%に向けて上昇する始まりとなるのでしょうか?

■悲観から楽観への転換が始まった可能性

 このように、1年前と比べても景気に対してそれほど悲観になるほどではないと考えられるのに、NYダウはこの5月から6月にかけて、2002年10月以来となる6週続落となりました「米国景気への『自信喪失』は『誤解』では?QE3見送りで株大幅高の劇的変化もある!」を参照)

 ただ、これだって決して悪い話かどうかは微妙でしょう。「資料5」のように、その2002年10月は6週続落で株安が一巡すると、今度は一転して8週続伸で2割も株価が大幅高となったのです。

資料5

 その意味では、2002年10月にかけての米国株の6週続落は、悲観から楽観への転換点で起こった現象だったと言えるでしょう。

 今回、私がご紹介したのは、ISM指数のポジティブ・サプライズなど、そのような悲観から楽観への転換を示唆するものが、1つに限らず他にもあるということです。

 そうであれば、米国の金利は「良い上昇」の可能性を高め、それに米ドルがいよいよ追随し、通常なら為替が動かない夏にもかかわらず、動意づく可能性もあるのではないかと思っています。

吉田恒の「データが語る為替の法則」
吉田 恒 (よしだ・ひさし)

1985年、立教大学文学部卒業後、自由経済社(現・T&Cフィナンシャルリサーチ)に入社。同社の代表取締役社長、また、投資情報事業を展開するT&Cグループの持ち株会社であるT&Cホールディングス取締役などを歴任。2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケット エディターズ」の日本代表に就任。また、「M2J FX アカデミア」の学長も務めている。
一方、国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的におこなっている。2000年のITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年の円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。著書に『さよなら円高』『YENの悲劇』(ともに廣済堂出版)、『投資に勝つためのニュースの見方、読み方、活かし方』(実業之日本社)、『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)、共著に『通貨大動乱』(総合法令)がある。また、DVDに『こうすればFX予想は当てられる!』(パンローリング)がある。

当コラムのバックナンバー

>>>バックナンバー一覧

ザイFX!公式twitter フォローしてね

ザイFX!公式フェイスブック
現在 いいね数 2817人 ザイFX!のFacebokにいいね!する

ザイFX!公式ツイッター(@ZAiFX)
現在のフォロー者数 107985人 ザイFX!のtwitterをフォローする

FX会社徹底比較 キャンペーンで比べる 初心者にやさしい 1000通貨取引可能 10種類の項目で比較 取引コスト スワップポイント 通貨ペア レバレッジ 為替ニュース 入出金サービス 注文機能・システム モバイル対応 ロスカット・メール機能 会社の信頼性
【全44口座徹底調査】スプレッドやスワップポイントがお得なFX会社は? FX会社比較!
最短5分で決着、最低50円から取引可能!人気のバイナリーオプションを徹底比較!
FX会社のiPhone対応を徹底比較!
システムトレード(シストレ)口座を徹底比較!
NYダウや金にも直接投資できる CFD取引会社を徹底比較!
メキシコペソ/円のスワップポイントを徹底比較!
FX初心者のための基礎知識入門
外為どっとコム[外貨ネクストネオ] 外貨ex byGMO[外貨ex] キャンペーン比較
外為どっとコム[外貨ネクストネオ] 外貨ex byGMO[外貨ex] キャンペーン比較
『羊飼いのFXブログ』はこちら
FXと為替の総合情報サイト「ザイFX!」カンタンナビ
「ザイFX!」をまるっとすべて見たい人は → 「ザイFX!」トップページへ
プロの為替相場見通しなどが知りたい人は → 「ザイFX!の有料・無料メルマガ」
メタトレーダー4(MT4)の情報を知りたい人は → 「ザイFX!×メタトレーダー(MT4)」
ビットコインなど仮想通貨の情報を知りたい人は → 「ザイFX!×ビットコイン」
FX初心者のための基礎知識入門

相場を見通す 超強力FXコラム












元ミス慶応 葉那子と[FXトレード戦略指令!]でFXトレードを始めよう!



ザイFX!のMT4専門サイト ザイFX!×メタトレーダー4(MT4)


ザイFX!メルマガ