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松田哲の「FX一刀両断!」
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ドル/円はさらに最安値を更新か。ただし、
「抱き線」出現で売り方も無理はできない

2011年08月24日(水)13:05公開 [2011年08月24日(水)13:05更新]

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「抱き線」が見られたが、「最後の抱き」とはならなかった

 続いての米ドル/円の日足チャートは、8月19日(金)のものだ。

 8月1日(月)の日足が、その前営業日、7月29日(金)の日足を抱き込んでおり、この形状を「抱き線」と言って、大底を示唆することがある

米ドル/円 日足(クリックで拡大)

 このまま76.25円を下抜けることなく、上昇に転じた場合、いわゆる「最後の抱き」と呼ばれる可能性もあったが、現状はリスク回避の「円買い」が強いため、個人的には76.25円を割り込んで新値を更新するだろうと考えていた。

 この「抱き線」の後、2日分の日足が「はらみ寄せ」を作っている。

 この「はらみ寄せ」のセオリーは母線、今回の場合は8月1日(月)の日足の高値を上抜けたら「買い」、安値を下抜けたら「売り」となる

 前述のように、いずれは介入を見ることになるだろうと考えていたが、8月4日(木)に介入が実施された。そして、この介入によって8月1日(月)の高値であった78.05円を上抜けたので、「はらみ寄せ」の母線の高値を上抜けた。

 つまり、この時点で「買いシグナル」が点灯したワケだ。

 このように、テクニカル分析(チャート分析)だけに頼るならば、「買いシグナル」に従うだけでよいだろう。

 だが、今回の介入が日本単独のもので協調介入でないこと、米国や欧州の合意が得られないことを考えると、単純には米ドル/円を買えない

76.25円や75.95円を更新する場合は介入が行われそう

 格付け会社のS&P(スタンダード&プアーズ)が8月5日(金)に米国債の格付けを1段階引き下げたことを材料に、週明けの8月8日(月)のマーケットでは、「米ドル売り・円買い」がジリジリと進んだ。

 その結果、今度は介入実施日の8月4日(木)が母線となって、翌日・翌々日をはらむ形で「はらみ寄せ」が形成された。

 この8月4日(木)の高値は80.24円、安値は76.96円で、この場合、80.24円を上抜けたら「買いシグナル」、76.96円を下抜けたら「売りシグナル」となる。

 筆者は8月4日(木)の介入実施後、世界同時株安や欧州の不良債権問題を考慮して、リスク回避の動きが強まり、76.96円を下抜けて「売りシグナル」を発する可能性が高いと考えていた。

 実際のところ、8月9日(火)のニューヨーク市場で76.96円を下に割り込んだ。

目先は米国や欧州の反対があるため、日本の当局は簡単には介入に出られないだろう

 ただ、76.25円の歴史的最安値を更新すれば大義名分が成り立つので、次回の介入は76.25円よりも下の水準だと考えている。

 なお、当日の日足チャートが描けないために、8月19日(金)の「抱き線」は上に示した日足チャートにまだ現れていない。だが、8月19日(金)時点では、この「売りシグナル」は有効のままである

 米ドル/円が76.25円の歴史的最安値を更新したので、8月24日(水)時点での歴史的最安値は75.95円だ。

引き続き、76.25円や歴史的最安値の75.95円を更新する場合は、日本の当局が介入を行う可能性は高い

 だから、目先は動きようがない、やりようがない相場であり、このような状態が続くだろう。

 無理にポジションを取る必要はないのだから、米ドル/円に関してはポジションをスクエア(ポジションなし)にして、「夏休み」でよいだろう。

■「抱き線」が現れ、売り方はいったん買い戻しをすべき!

 最後にもう一度、米ドル/円の日足チャートをご覧いただきたい。先に示した8月19日(金)のチャートと見比べてほしい。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)

 8月19日(金)の高値は76.93円、安値は75.95円で、その前日の8月18日(木)の高値は76.71円、安値は76.45円である。

 つまり、8月19日(金)の日足は、8月18日(木)の日足をスッポリと抱き込んでいる

 すでに説明しているので詳説は省くが、この形状は「抱き線」と言って、大底を示唆することがある「単独介入では円高の流れに変化なし! 次の介入があれば76.25円より下の水準か」などを参照)

 現時点では、8月19日(金)の日足が大底になるのか、ならないのか、断定はできない。しかし、少なくとも、売り方(米ドル/円のショート派)は利食いの買い戻しをいったん行うところだと、チャートは示唆している

 繰り返すが、現時点では、8月19日(金)の日足が大底になるのか、ならないのかは断定できない。

個人的には、大きなトレンドが「米ドル安・円高」である以上は、現在の歴史的最安値である75.95円を改めて更新し、さらなる円高水準を見ることになるだろうと考えている

 しかし、チャートの形状で、大底を示す可能性のある「抱き線」が現れたため、売り方(米ドル/円のショート派)も無理をせず、いったん小休止をすればよいと、チャートが示唆しているように思える。

(2011年8月24日 東京時間6:30記述)

松田哲の「FX一刀両断!」
松田 哲 (まつだ・さとし)

早稲田大学法学部卒業。三菱信託銀行、フランス・パリバ銀行、クレディ・スイス銀行などを経て、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。現在は松田トラスト&インベストメント代表取締役として、法人・個人向けコンサルティング業務を行っている。著書『外貨崩落』(技術評論社)などで米ドル/円相場、クロス円相場の下落を見事的中。近著に『1勝9敗でも勝てる松田式FX!』(ダイヤモンド社)がある他、『FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?』(技術評論社)、『FXの教科書』(扶桑社)、『投資で浮かぶ人、沈む人』(PHP研究所)、『FX「シグナル」を先取りして勝つ!』(技術評論社)などの著書がある。

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