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太田忠
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松田哲の「FX一刀両断!」
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9月FOMCで何が出ても円高・ドル安か。
ただし、76~77円台では売る気にならない

2011年09月21日(水)14:33公開 [2011年09月21日(水)14:33更新]

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 時間が経過してからチャートを見ると、4月6日(水)高値の85.50-55円から80.00円割れまで、一方通行で下落していることがわかる。

 しかし、それでも、85.94円を明確に上抜けることができるか、86.00円を明確に上抜けられるかということに、引き続き、最大限の注意を払う必要がある

 なお、米ドル/円が歴史的最安値の76.25円を割り込み、75円台を見た今、現在レートからチャートポイントの85.94円(86.00円)まで、約10円の値幅と開いた。

 これにより、チャートポイントの85.94円(86.00円)まで、かなり遠くなった印象がある。だが、引き続き、85.94円(86.00円)には留意すべきだ。

■協調介入が否定され、86.00円はやや遠くなったか

 続いて、米ドル/円の180本足(180営業日分)の日足チャートをご覧いただきたい。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)

 米ドル/円は、2010年9月下旬から2011年3月15日(火)までの約6カ月間、80.00円から84.50円の安値圏で「ボックス相場」を形成した。

 3月16日(水)に80.00円を下に割り込み、3月17日(木)に76.25円の歴史的安値をつけたので、その時点で、米ドル/円が「ボックス相場」を下にブレイクしたと言える。

 さらに、4月1日(金)には84.73円の高値をつけたので、84.50円のレジスタンスレベルも上抜けている。

 だから、4月1日(金)の時点で、80.00円から84.50円の安値圏の「ボックス相場」を、下にも、上にも、両方ともブレイクしたため、もう関係がなくなった。

 そういった状況下で、前述した86.00円(85.94円)のチャートポイントだけが生き残り、いまだに有効となっている。

 そして、86.00円(85.94円)までやや遠くなったとはいえ、引き続き、短時間で届く可能性のある射程圏内の重要なチャートポイントだと言える。

 なお、再び協調介入が実施されれば短時間で届く値幅に過ぎないと考えていたが、米国・欧州から明確に協調介入が否定されたので、協調介入の可能性は捨てるべきだ。

 協調介入の可能性が否定されたため、86.00円(85.94円)は、やや遠くなった印象がある。

介入が実施されれば、相場は荒れる

 その一方で、下値の重要なチャートポイントは76.25円であった

 しかし、8月19日(金)のニューヨーク市場で76.25円を下にブレイクし、75.95円の安値をつけた。だから、現時点での歴史的最安値は75.95円となる

 また、歴史的最安値を更新したことで、改めて「売りシグナル」を発したことにもなる

 しかし、介入警戒感もあるので、新値を更新した水準を単純に売っても、なかなかうまくは行かないだろう。簡単に利益にはならないと考えている。

 78円台や、それ以上の円高水準では「円売り・米ドル買い介入」が実施される可能性が高いと見ている。介入が実施される場合、引き続き、相場は大きく荒れるパターンを考えるべきだ。

(1)「米ドル買い・円売り介入」が実施されれば、介入の最中や、介入の効果がある時間は、米ドル/円は上昇する。

(2)しかし、介入が終わり、その効果がなくなれば、米ドル/円は下落する。

(3)結論として、だから、介入が実施されれば相場は荒れる。

■ 9月FOMCはどうなっても「米ドル売り・円買い」になる

 8月4日(木)には77円台前半で介入が実施されたが、やはり、介入を期待しての「米ドル買い」は愚策だ。 

 一方、77円台前半で介入が実施されたのだから、78円台や77円台を単純に売るわけにもいかない。

 だから、目先は円高気味に推移し、動きようがない相場、やりようがない相場となっている。そして、筆者はこのような状態が続くと考えている。

 「夏休み相場」が明けて重要な時期になったが、状況に変わりはなく、引き続き、動きようがない、やりようがない相場となっている。

米ドル/円に関しては無理をせず、しばし、ポジションを取らずに、次の展開を待つところだ

 ただ、9月20日(火)~21日(水)に開催されているFOMC(米連邦公開市場委員会)で新たな政策が発表されたならば、それは「次の展開の重要な材料」となる。

 しかし、何ら目新しい政策が発表されなかったとしても、それも「次の展開の重要な材料」となる。つまり、次のようになる。

(1)新たな政策が発表されれば、それは「QE3(量的緩和第3弾)」か、それに準じる金融緩和策のはずであり、だから、その場合は「米ドル売り・円買い」の材料になる。

(2)何ら目新しい政策の発表がなかった場合、失望感から米国株の売り材料になる。だから、株式の下落から、リスク回避(リスクオフ)の動きが広まり、「米ドル売り・円買い」の圧力がかかる。

この9月のFOMCに関しては、いずれのケースでも、米ドル/円には「米ドル売り・円買い」の圧力がかかると考えている。

 しかし、米ドル/円が、75.95円の歴史的最安値を更新する場合は、日本の当局が「円売り・米ドル買い」の単独介入を実施する可能性が高い

 だから、いよいよもって、動きようがない、やりようがない相場だと考える次第だ。

松田哲の「FX一刀両断!」
松田 哲 (まつだ・さとし)

早稲田大学法学部卒業。三菱信託銀行、フランス・パリバ銀行、クレディ・スイス銀行などを経て、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。現在は松田トラスト&インベストメント代表取締役として、法人・個人向けコンサルティング業務を行っている。著書『外貨崩落』(技術評論社)などで米ドル/円相場、クロス円相場の下落を見事的中。近著に『1勝9敗でも勝てる松田式FX!』(ダイヤモンド社)がある他、『FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?』(技術評論社)、『FXの教科書』(扶桑社)、『投資で浮かぶ人、沈む人』(PHP研究所)、『FX「シグナル」を先取りして勝つ!』(技術評論社)などの著書がある。

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