■キャンペーンスプレッドが通常スプレッドに!
DMM.com証券[DMM FX]が2012年2月1日から、同社が取り扱っている全12通貨ペアについて、通常時のスプレッド縮小に踏み切った。
米ドル/円はなんと0.5銭原則固定! そして、最近トレーダーの注目を集めているユーロ関連の通貨ペアもスプレッドが狭くなり、ユーロ/円は0.9銭原則固定、ユーロ/米ドルは0.7pips原則固定となっている。
さらに、激しく動くことで人気がある英ポンド/円は1.5銭原則固定、高いスワップ金利で人気を集める豪ドル/円は1.4銭原則固定など、どれも業界最高水準の狭いスプレッドに縮小された。
実はDMM.com証券[DMM FX]は長らく、キャンペーンスプレッドを提供し続けてきた。1つのキャンペーンが終了すると、次のキャンペーンが始まるといった具合に、キャンペーン期間を延長、延長、また延長してきたのである。
そのキャンペーンスプレッドの数値は微妙に変化してきたが、米ドル/円0.5銭原則固定、ユーロ/円0.9銭原則固定、ユーロ/米ドル0.7pips原則固定となったのは2011年9月1日からとだいぶ前の話。
「キャンペーン」というと一定期間だけの特別サービスという感じがするが、DMM.com証券[DMM FX]では実際のところ、ずいぶん長い期間スプレッドキャンペーンを実施してきたので、実質、これが通常スプレッドのようなものになっていたのだ。
それが今回、この狭いスプレッドをハッキリ通常スプレッドと定めたのである。
■DMM.com証券はGMOクリック証券を激しく意識している
さまざまな状況から考えて、DMM.com証券[DMM FX]がGMOクリック証券[FXネオ]を強烈に意識しているのは間違いない。
話の流れはこうだ。まずは、DMM.com証券[DMM FX]がかなり狭いスプレッドキャンペーンを実施した。
これを意識したGMOクリック証券[FXネオ]は2011年12月21日、通常時のスプレッドをDMM.com証券[DMM FX]のキャンペーンスプレッドとまったく同水準に狭めたのである。
【参考記事】
●GMOクリック証券「FXネオ」スプレッド縮小。ドル/円スプレッドが究極の0.5銭固定に!
すると、今回2012年2月1日からDMM.com証券[DMM FX]が通常時のスプレッドを縮小したわけだ。
ここで、両社のスプレッドを改めて比較してみよう。

ご覧のとおり、両社とも共通して取り扱っている11通貨ペアのスプレッドはまったく同じ! これは偶然では考えられない。お互いがお互いを強烈に意識しているのは間違いないだろう。
そして、こうした動きに触発されたと思えるが、2012年の年明け以降、FXトレード・フィナンシャルやマネーパートナーズなどが通常時のスプレッドを縮小している。
「スプレッド競争再燃」といった様相を呈しているのである。
【参考記事】
●FXトレードフィナンシャルも米ドル/円のスプレッド0.5銭に! 縮小競争再燃か!?
このように、各FX会社が競争することで、より良いサービスが提供されるのは、FXトレーダーにとってうれしいところだろう。
■ホントのホントに業界最高水準スプレッドなのを確認!
DMM.com証券[DMM FX]、GMOクリック証券[FXネオ]のスプレッドはホントに業界最高水準だ。それをザイFX!の「FX会社徹底比較!:取引コストで比べる」のコーナーで確認してみよう。
以下は本記事を公開した2012年2月5日現在の状況だ。
まず、「FX会社徹底比較!:取引コストで比べる」のページで、米ドル/円スプレッドの狭い順に並び替えを行うと、以下のリンク先のとおりとなる。
すると、米ドル/円では0.5銭原則固定がトップであり、DMM.com証券[DMM FX]、GMOクリック証券[FXネオ]、FXトレード・フィナンシャル[高速FXプロコース]の3社が並んでいることがわかる。
次に同様にして、今度はユーロ/円スプレッドの狭い順に並べると、以下のリンク先のとおりとなるが、これは0.9銭原則固定がトップ。
そこに、やはりDMM.com証券[DMM FX]、GMOクリック証券[FXネオ]が並び、あと1社、トレイダーズ証券[みんなのFX]も同じスプレッドで並んでいる。
さらに、今度はユーロ/米ドルスプレッドの狭い順に並べると、以下のリンク先のとおりとなる。
この場合、固定スプレッドの中では0.7pips原則固定がトップであり、やはりDMM.com証券[DMM FX]、GMOクリック証券[FXネオ]が顔を揃えている。もう1社、0.7pips原則固定で並ぶのはCMC Markets Japanだ。
さらに英ポンド/円スプレッドの狭い順に並べると、以下のリンク先のとおりとなる。これは固定スプレッドの中では1.5銭原則固定がトップ。
またしてもDMM.com証券[DMM FX]、GMOクリック証券[FXネオ]が仲良く並んでいる。そして、ここに同水準で並ぶもう1社は外為ジャパンだ。
さらにさらに豪ドル/円スプレッドの狭い順に並べると、以下のリンク先のとおりとなる。これは固定スプレッドの中では1.4銭原則固定がトップであり、またもまたもまたもDMM.com証券[DMM FX]、GMOクリック証券[FXネオ]が入っているのである。
そして、ここにはあと2社、ヒロセ通商[LIONFX]、JFX[MATRIX TRADER]も並んでいる。
以上でわかるとおり、DMM.com証券[DMM FX]、GMOクリック証券[FXネオ]の2社は、本当に幅広い通貨ペアについて業界最高水準のスプレッドを提供しているのである!
■『新・女子高生株塾』がもらえる限定キャンペーン実施中
とはいえ、スプレッドが狭いといっても、約定力はどうなのかといったことは、実際に使ってみないとわからないところもあるはず。
現在、ザイFX!ではDMM.com証券[DMM FX]との限定タイアップキャンペーンを実施している。
これはザイFX!からDMM.com証券[DMM FX]に新規口座開設し、取引すると、コミック『株、FX、世界経済がマンガでわかる! 新・女子高生株塾』(ホイチョイ・プロダクションズ著)がもらえるものだ。
【参考記事】
●FXのウラ側がわかるコミックとは? DMM FXのザイFX!限定キャンペーン
また、DMM.com証券[DMM FX]では2月1日から新規口座開設+初回10万円以上入金+3カ月以内に200lot以上の新規取引で5000円がキャッシュバックされるキャンペーンなども実施している。
こうしたキャンペーンでコミックや現金をもらいながら、通常時スプレッドが業界最高水準まで狭くなったDMM.com証券[DMM FX]の使い勝手を試してみてはどうだろうか?
(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについてはDMM.com証券のウェブサイトなどで必ずご確認ください)
>>>DMM.com証券[DMM FX]のスペック詳細はザイFX!の比較コンテンツでご覧ください
(ザイFX!編集部・井口稔)
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