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松田哲の「FX一刀両断!」
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ユーロ/ドルの調整反発は1.35ドルまでか。
大局的見地では「ユーロ売り」に変更なし!

2012年02月29日(水)13:29公開 [2012年02月29日(水)13:29更新]

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■大勢は「ユーロ安・米ドル高」のトレンドで変わらない

 ギリシャなど欧州の不良債権問題には、いろいろと対応策が出ている。だが、関係各国や関係機関の思惑が一致せず、根本的な解決策とならないものばかりだ。

 今回のEU財務相会合では、ギリシャに1300億ユーロの追加支援を実行することで合意がなされた。これで、ギリシャは3月に期限を迎える国債の大量償還を乗り切れるため、この時点での国家破綻は避けることができるだろう。

 しかし、この時点の国家破綻を回避できただけで、何も問題は解決していない

 ギリシャ問題を解決できなければ、欧州の不良債権問題はイタリアや周辺国に拡大する可能性が高い。その旨、このコラムでも何度も記述してきたが、実際にイタリアや周辺国にも波及した。

 基本的には、「ユーロ売り・米ドル買い」の方向でポジションを作るべきだ。

ユーロ/米ドル 日足(クリックで拡大)

(出所:米国FXCM

 この日足チャートの右端に、青の破線で短期のレジスタンスラインを加筆した。ユーロ/米ドルは昨年10月下旬以降、この短期のレジスタンスラインに従って大きく下落していたが、目先では上抜けたので、「買いシグナル」を発した。

 もし、高値圏で「ユーロ売り・米ドル買い」を行って、持ち値のよいポジションを持っていた場合は、いったん「利食いの買い戻し」を行い、次の「ユーロ売り」のタイミングを計るところであった。

 だが、多少のリバウンド(反発上昇)があっても、大勢は変わらずに「ユーロ安・米ドル高」のトレンドである。だから、「ユーロ売り」で戦うべきである。

 「値ごろ感でのユーロ買い」は、やらないほうがよい。そういった「アヤ狙いのユーロ買い」は目先でうまくいっても、悪いクセが残り、最終的には致命傷に至る。厳に慎むべしだ!

リバウンドが続いているが、1.35ドル台までか

 欧州の不良債権問題は根本的な解決策に向かっておらず、大きな流れ(大局)での「ユーロ安・米ドル高」のトレンドを変えることはできない。やるならば「ユーロ売り」である。

 目先では、ユーロ/米ドルは1.26ドル台の安値をつけてから、調整反発をしている。リバウンド(反発上昇)を待っているときにリバウンドがないこともしばしばあるが、今回は、調整反発が起きている。

 ここで気をつけなければならないことは、事前には、リバウンドの大きさと時間は誰にもわからないということだ。

 したがって、あくまでも個人的なカン(感覚)に過ぎないが、リバウンドしても上値のメドは1.3300ドルあたりで、1.35ドル台がマックスだと考えていた。

 以前、このコラムでも解説したが、ユーロ/米ドルは700ポイントで「ボックス相場」を作るケースが多い。安値を1.26ドル台とすると、そこから700ポイント上は1.33ドル近辺であり、この水準が上限になる可能性が高いと考えていた「ユーロ/ドル(EUR/USD)は[700ポイント]で変動する」など参照)

 しかし、冒頭に申し上げたとおり、ユーロ/米ドルは2月23日(木)に「買いシグナル」を発した。売り方(ユーロのショート派)はいったん撤退し、改めて「売り場探し」を行うところだ。

 このような反発局面で「売り」で戦う場合、便宜的なストップ・ロス・オーダー(損切り注文)を入れておき、ストップがついた場合には、改めて持ち 値のよいところで売り直すといったテクニックが要求される。対応が難しいのは十分に承知しているが、そういった対応をすべきだ。

■1.35ドル台ミドルにストップを置いて、少額でユーロ売り!

 最後にもう一度、日足チャートをご覧いただきたい。その右端に、短期のサポートラインとして緑の破線を加筆した。

 目先の相場では、リバウンド(反発上昇)の高値を更新して1.33ドル台をつけたことから、「買いシグナル」が点灯した状況である。

 しかし、この短期のサポートラインを下に割り込む場合は、「売りシグナル」が改めて点灯する。体制を立て直して、改めて「売り場」を探すところである。

 今のところ、戻り高値は1.34ドル台後半までで、1.35ドル台には乗せていない。戻り高値がいくらになるのか、事前には誰もわからない。

 したがって、1.35ドル台ミドルの適当なところにストップ・ロス(損切り)を置いて、少額で「ユーロ売り・米ドル買い」を行うべきである。

ユーロ/米ドル 日足(再掲載・クリックで拡大)

(出所:米国FXCM

 ちなみに、1.35ドル台に乗せてすぐの1.3500ドル、1.3520ドルといった水準では、ストップ・ロスとしては近すぎる。1.3550ドルを超えたあたりに置くのがよいだろう。

 もし、この1.35ドル台ミドルのストップ・ロスがつくようなら、改めて「売り場」を探すことになる。

 無理をせず、緑の破線で示した「現在のサポートライン」を割り込んでから「ユーロ売り」で参入するのがセオリーなのだが、現在のチャートを見ると、1.3200ドルないし1.3100ドルを割り込んでからとなる。それでは、期待利益は小さくなってしまう。

 リスク&リターンはバランスしているため、どちらを優先するかは個々人の好みの問題だ。

個人的には、大局にしたがって「ユーロ売り」で戦いたい。よって、1.34ドル台でユーロをショート(売り持ち)にしたいと考えている。

(2012年2月29日 東京時間3:30記述)

松田哲の「FX一刀両断!」
松田 哲 (まつだ・さとし)

早稲田大学法学部卒業。三菱信託銀行、フランス・パリバ銀行、クレディ・スイス銀行などを経て、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。現在は松田トラスト&インベストメント代表取締役として、法人・個人向けコンサルティング業務を行っている。著書『外貨崩落』(技術評論社)などで米ドル/円相場、クロス円相場の下落を見事的中。近著に『1勝9敗でも勝てる松田式FX!』(ダイヤモンド社)がある他、『FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?』(技術評論社)、『FXの教科書』(扶桑社)、『投資で浮かぶ人、沈む人』(PHP研究所)、『FX「シグナル」を先取りして勝つ!』(技術評論社)などの著書がある。

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