■ヒロセ通商が7通貨ペアのスプレッドを縮小
ヒロセ通商[LIONFX]は、2012年3月26日(月)より、7通貨ペアのスプレッドを縮小した。
今回のスプレッド縮小は、ヒロセ通商[LIONFX]が「オリコン顧客満足度ランキング 2012年度 FX部門」で総合第1位となったことを記念しての緊急企画とのこと。
この緊急企画でスプレッドが縮小された通貨ペアは、米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円の7通貨ペア。
これらの7通貨ペアのスプレッドは以下のように縮小されている。

なお、ヒロセ通商の100%子会社であるJFX[MATRIX TRADER]も、ほぼ同時に、ヒロセ通商と同じ通貨ペアのスプレッドを縮小したようだ。
■ヒロセ通商のユーロ/円スプレッドは業界最狭水準
今回の特徴としては、まず、英ポンド/円がそれまでの「変動スプレッド」から「1.8銭原則固定」へ変更されたことが大きい。
さらに注目したい点は、ユーロ/円スプレッドがそれまでの「1.4銭原則固定」から「0.9銭原則固定」へ大幅に縮小されたこと。
このユーロ/円スプレッド「0.9銭原則固定」とは、業界ではどの程度の水準なのだろうか?
そこで、ザイFX!の比較サイト「取引コストで比べる:ユーロ/円スプレッドの狭い順」で主要FX会社のユーロ/円スプレッドについて確認し、表にまとめてみた。

この表では、主要FX会社のユーロ/円で、もっとも狭いスプレッドはGMOクリック証券[FXネオ]とDMM.com証券[DMM FX]の「0.8銭固定」だ。
これに続く7社(8口座)のユーロ/円スプレッドが「0.9銭固定」。今回取り上げたヒロセ通商[LIONFX]と、その100%子会社であるJFX[MATRIX TRADER]も含まれている。
このほか、2社(3口座)のユーロ/円スプレッドにも「0.9銭」が登場するが、これらはいずれも変動スプレッドとなっている。
以上から、ユーロ/円スプレッド「0.9銭」は、業界最狭に肉薄する「最狭水準」と言って差し支えないだろう。
このほかのFX会社のユーロ/円スプレッドについて確認したい人は、以下の比較サイトを参考にしていただきたい。
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本仮想通貨ビジネス協会(JCBA)