■英ポンド/円スプレッド最狭水準“1.3銭”へ!
外為ジャパンが、2012年4月16日(月)から英ポンド/円の基準スプレッド(原則固定)を1.5銭から“1.3銭”へ縮小しました。
今回のスプレッド縮小は、キャンペーンではなく、恒常化です。
基準スプレッド(原則固定)の適用は、日本時間の午前9時~翌午前4時までですが、取引が活発な時間帯はカバーされていますので、問題ないと言えそうですね。

取引画面を見ると、確かに英ポンド/円のスプレッドは1.3銭になっていますね。
これまで、GMOクリック証券[FXネオ]とDMM.com証券[DMM FX]を筆頭に、サイバーエージェントFX[外貨ex]、ヒロセ通商[LION FX]、FXトレード・フィナンシャル[高速FXプロコース]らがけん引してきた主要通貨ペアのスプレッド縮小競争。
そろそろ沈静化か? などと囁かれはじめていた矢先、沈黙を続けていた外為ジャパンが英ポンド/円の業界最狭水準である“1.3銭”ラインに飛び込んできました。
ザイFX!の「FX会社徹底比較!」は主要FX会社をおおむね網羅していますが、そこで調べた各社の英ポンド/円スプレッドを「原則固定」の会社に限って狭い順に並べると、以下のようになります(4月16日現在)。

【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:取引コストで比べる「英ポンド/円」スプレッドの狭い順
外為ジャパンは今回のスプレッド縮小で、1.5銭のefx.comや1.6銭のトレイダーズ証券[みんなのFX]などの2位グループから抜け出し、英ポンド/円においては、GMOクリック証券[FXネオ]、DMM.com証券[DMM FX](※)と並んで、業界最狭グループに属することになります。
(※)DMM.com証券[DMM FX]は、2012年5月31日までのキャンペーンスプレッドです。
果たして、他の2位グループ各社から追撃はあるのでしょうか。引き続き、注目していきましょう。
■英ポンド/円は短期トレード向き
ところで、英ポンドは一般的に他の通貨に比べてボラティリティ(変動率)が大きい通貨と言われているんですが、ご存知ですか。
最近でこそ話題をユーロに持っていかれがちなフシはありますが、米ドル/円の1日の変動幅が1円弱であるのに対し、英ポンド/円は1日で2円以上変動することもままあります。
絶対的なレート(2012年4月17日 東京時間午前 英ポンド/円:約127円、米ドル/円:約80円)に差があるとはいえ、ザックリ言ってしまうと、英ポンドは短期間でよく動く通貨! ということ。
このような特性から英ポンドは、短時間でわずか数銭の利益を積み重ねていくスキャルピングやデイトレードなどの短期トレードを得意とするトレーダーに好まれる通貨、と言われています。
■短期トレードならなおさらコストは抑えたい!
ただでさえコストは抑えたいものですが、わずかな利幅を狙うのであれば、なおさらスプレッドはタイトであることに越したことはありません。
今回の外為ジャパンの英ポンド/円スプレッド縮小は、キャンペーンではなく恒常化。
さらに時間制限があるとはいえ、原則固定をうたっています。
英ポンド/円で短期トレードを検討されている方にとっては、注目に値するニュースではないでしょうか。
繰り返しになりますが、今回のスプレッド縮小で英ポンド/円に関しては、GMOクリック証券[FXネオ]、DMM.com証券[DMM FX]が独走していた最狭スプレッド1.3銭ラインに、外為ジャパンが割って入る格好になりました。
2位グループの追随も気になるところではありますが、まずはこの機会に、外為ジャパンへの口座開設を検討されてはいかがでしょうか。
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(ザイFX!編集部・向井友代)
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