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松田哲の「FX一刀両断!」
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ドル/円は79.50円割れで、ポジションを
スクエアに。今は次の展開を見極めるところ

2012年05月23日(水)13:15公開 [2012年05月23日(水)13:15更新]

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■引き続き、86.00円を明確に上抜けられるかに注目

 続いて、米ドル/円の日足チャートをご覧いただきたい。

 チャートには、はみ出してしまって表示されていないが、米ドル/円の上値の重要なチャートポイントとして、85.94円(86.00円)が生きている

 これは、2010年9月15日に行われた日本の当局による単独介入の際につけた高値である。2011年4月上旬の上昇局面では、この85.94円に届くことなく下落に転じた経緯があり、このときの高値は、2011年4月6日につけた85.50-55円にとどまった。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)

(出所:米国FXCM

 時間が経過してから日足チャートを見ると、この85.50-55円から80.00円割れまで、一方通行で下落していたことがわかる。

 しかし、それでも、85.94円を明確に上抜けることができるか、86.00円を明確に上抜けられるかということに、引き続き、最大限の注意を払う必要がある。

 引き続き、85.94円(86.00円)は重要なチャートポイントである。

安住財務相は、75円台への下落を回避したかった!?

 その一方で、下値を見れば、現時点での重要なチャートポイントは75.32円である。これは2011年10月31日につけた米ドル/円の史上最安値であり、歴史的最安値を更新したことで、改めて「売りシグナル」を発したことにもなる。

 しかし、介入警戒感もあるので、新値を更新した水準を単純に売っても、なかなかうまくはいかず、簡単に利益にはならないだろう。その考えは以前と変わっていない。

 実際のところ、2011年10月31日には日本の単独介入が行われた。介入は特殊な状況であり、それに逆らって取引してもうまくは行かない。

 また、2011年の年初からの値動きを見ると、2月上旬に76.00円近辺を安値にして反転上昇している。筆者は、この水準で「覆面介入(隠密介入)」が実施されたとみており、安住財務相は75円台を回避したかったのだろうと考えている。

 75円台後半を見ることは、歴史的最安値の75.32円まで至近距離に迫ることを意味する。そこから大口の市場参加者が「売り」で参入すると、新値(歴史的最安値)を更新する可能性があった。

 それを回避するために、76円台前半で「覆面介入」を実施したのではないかと推察している。

■「はらみ寄せ」の母線の高値を「明確に」上抜けてきた

 先に示した日足チャートを、ここで改めてご覧いただきたい。

米ドル/円 日足(再掲載・クリックで拡大)

(出所:米国FXCM

 「以前の短期のレジスタンスライン」を緑の破線(細線)で表示したが、2011年10月31日に行われた日本の当局による「円売り・米ドル買い」の単独介入で、これを上にブレイクした。

 その結果、「短期のレジスタンスライン」は、青の破線で表示したラインへ、上にシフトしたと判断している。その時点で、米ドル/円は目先の「買いシグナル」を発して上昇した。

 しかし、それでもトレンド転換は起こらず、新たなレジスタンスラインとして青の破線が出現したと考えている。 

 だが、2012年2月になって、改めて引き直した青の破線のレジスタンスラインを「明確に」上抜けてきた。これで、目先の「買いシグナル」を発したと見ている。 

 ここで注目すべきことは、2011年10月31日が母線となって、「はらみ寄せ」を形成していたことである。この「はらみ寄せ」を、詳しくご説明しよう「なぜ、ドル/円はやらないほうがよいのか?答えは介入以降の『はらみ寄せ』にあり!」など参照)

米ドル/円 日足(クリックで拡大)

(出所:米国FXCM

 日本の単独介入が実施された2011年10月31日のレンジは、安値75.32円、高値79.53円で、2011年11月1日から2012年2月17日までの相場は、この75.32~79.53円の中にスッポリと収まっている。

 つまり、昨年10月31日の日足が母線となり、昨年11月1日以降、2月17日までの日足で「はらみ寄せ」を形成していた。

 「はらみ寄せ」のセオリーは、母線の上値を抜けたら「買い」、母線の下値を抜けたら「売り」で、今回の場合は、79.53円を上抜けたら「買い」、75.32円を下抜けたら「売り」であった。

 そして、79.53円を上抜ける場合は、必ずストップ・ロスを置いて、勇気を持って、少額で「米ドル買い・円売り」を行い、心理的節目の 80.00円近辺では、いったん利食いを行い、80.00円を「明確に」上抜ける場合は、改めて「米ドル買い・円売り」でついていくという戦術が有効であった。

 80.00円を上抜けることができなければ、いったん調整(下落)する可能性が高かったので、大負けをしないように、必ずストップ・ロスを置くことが大事であった。

 相場が転換するか、否か、ここが最重要のポイントで、細心の注意を払って対応すべきであった。

松田哲の「FX一刀両断!」
松田 哲 (まつだ・さとし)

早稲田大学法学部卒業。三菱信託銀行、フランス・パリバ銀行、クレディ・スイス銀行などを経て、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。現在は松田トラスト&インベストメント代表取締役として、法人・個人向けコンサルティング業務を行っている。著書『外貨崩落』(技術評論社)などで米ドル/円相場、クロス円相場の下落を見事的中。近著に『1勝9敗でも勝てる松田式FX!』(ダイヤモンド社)がある他、『FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?』(技術評論社)、『FXの教科書』(扶桑社)、『投資で浮かぶ人、沈む人』(PHP研究所)、『FX「シグナル」を先取りして勝つ!』(技術評論社)などの著書がある。

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