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太田忠
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ドル・円・ユーロの明日はどっちだ!?

ソシエテ ジェネラル島本幸治さんに聞く(3)
ユーロはジリ安が続くが、暴落はない

2012年06月11日(月)15:19公開 (2012年06月11日(月)15:19更新)
ザイFX!編集部

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 「東南アジアで具体的にいえば、インドネシアやマレーシアがそうですね」

 記者の調べたところ、日本のFX会社でインドネシア・ルピアが取引できるところはなかったが、マレーシア・リンギットはIGマーケッツ証券で最近取引できるようになっていた。

【参考記事】
IGマーケッツ証券で米ドル/人民元、米ドル/ブラジルレアルなどが取引可能に!

インドネシアルピア/円 日足

 マレーシアリンギット/円 日足

■注目される新興国はBRICsから東南アジアなどへ移行

 そして、南アフリカランドにも注目していると島本さんは話す。

 「南アフリカは『資源国』という面と『経済が伸びている新興国』という面の両方を持っていますが、これからいいような気がしているんです。南アフリカランドはチャートもいいと思うんですよ」

南アフリカランド/円 日足

 FXでも、一時期は高金利でもてはやされた南アフリカランドだが、このところずいぶんと利下げが進み、最近ではあまり話題にのぼらなくなっている。でも、人気が閑散としている今のようなときが、投資タイミングとしてはいいのかも…。

  また、新興国通貨といえば、2012年6月から東京市場で中国人民元と円の直接取引が始まったことも話題だが…。

 「中国当局は、ひところほど人民元の先高感がなくなったので、人民元が暴騰するリスクがなくなり、自由化に踏み切った面があると思います。

 ただ、新興国への投資ブームはBRICs(※)から始まりましたが、それはもうピークを迎えたと思うんです。だから、先ほども言ったように、東南アジアなどのさらに新しい新興国へフォーカスは移っていくと思います。

 そういうわけで、人民元は投資対象としては一番の注目ではないのですが、中国人民元と円の取引が自由化されたということは、金融市場における新興国の重要性が高まっていることの1つの象徴的な出来事でしょう」

(※「BRICs」とは今後、大きな経済成長が見込まれる新興国で、ブラジル、ロシア、インド、中国の頭文字をつなげた造語)

中国人民元/円 日足

 「これからはFXで運用する人も、米ドル、ユーロ、円といった主要通貨だけでなく、いろいろな国の通貨への目配せが必要になってくると思いますよ」

(取材・文/ザイFX!編集部・井口稔 撮影/和田佳久)

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