しかし実際は米国株がオープンすると同時に大きくリスクテークへと傾くこととなった。英国株が急上昇。また23時からのバーナンキ発言に期待でもしてのことであろうか。前に行ったことと同じ内容しかしゃべらないというのに。とにかく危なそうな感じである。ユーロドルは依然として1.2250アンダーだが、私は1.2238で買い戻した。
別段、1.21台まで待つ必要はない。そこまで行ったら、今度はユーロロングにするだけだ。私の上サイドのバウンダリーは1.2335であり、下のバウンダリー1.2160である。そのどちらかがつかない限りは、この夏枯れ相場をレンジ取引でエンジョイし続けるという皮算用だ。
今晩はモルガンスタンレーの決算やフィリー指数がある。ニューヨーククローズの後にはマイクロソフトやグーグルの決算もある。しかし注目は今の高い株価水準が保たれるかどうかであろう。どうも期待だけで高値追いになっているように見える。
欧州の信用問題は画期的に解決されているわけでもないので、状況にドラスティックな変化はないのだ。これが反転してきて下落に向かうようならば、必然的にユーロドルの下抜け、およびドル円の下落は起こるものと思われる。問題はそれがいつ起こるかなのだが。
日本時間 17時50分
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)