ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

今井雅人_投資戦略メルマガ
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ユーロ安値更新の独歩安!
トレンドフォローでユーロ売りだが

2012年07月23日(月)17:09公開 (2012年07月23日(月)17:09更新)
持田有紀子

34年ぶり! 史上最高値を更新した「日経平均」もレバレッジをかけて取引できるCFD口座をチェック!

 金曜日の欧州市場の序盤では、ドル円は78円台のミドルで、もう戻りそうもない。外部環境的には株価も高いし、原油相場も持ちあがっている。これだけのリスクテークの中でも79円台にすら戻しきれないのだから、目先は相当に重いと言わざるをえない。やはり前回の日銀会合で何も出来なかったことで相対的な利上げ見たいになってしまっていて、円の魅力が増して円買いにつながっているとも言えそうだ。

 この1、2週間でドル円が上がっていかないのだから、とてもではないが通常のケースではドル円が上がるはずもない。ましてやマーケットにリスク回避の声が聞こえるようになってくると、なおいっそうの下押しのほうが警戒されるところだ。

 ユーロドルは1.22台の後半を攻め込んで欧州市場はスタートした。私の想定レンジは1.2162から1.2333なので、やや小高いレベルにいるとはいうものの、ほぼ中間地点に位置しているようでもあって、なかなか手が出ない。アップサイドはやはり1.23台に乗せてから売りたいと思うし、下サイドは1.21台になってから買いたいものだと思っている。

 GEの決算が注目されたが、この週の大どころではまったくグローベックスでの米国株は反応してこなかったので、いまさら企業決算で動くとは思われない。しかしその直後からユーロが売られだした。スペインのバレンシア州が財政支援を要請したらしい。株価も少しだけではあるが下がり出した。

 いつもならば私もトレンドフォローとしょうしてユーロドルかユーロ円でも突っ込み売りしていくところなのだが、しばらく想定レンジからはみ出すまでは上下で逆張りして遊ぼうと考えているので、それもやりづらい。できることといえば、ユーロドルが1.21台に差し込んできたところで、1.2160をロスカットにして、その手前で拾うことだけだ。

 ユーロドルは1.2180-1.2190あたりで止まってしまい、戻る様子もなし。なんとか1.2180で買うことができたものの、株価も上がっていかないし、さすがに今回は1.2160でロスカットさせられそうな雰囲気である。ある程度の覚悟はできていたが、やはりストップ注文はダンになると悔しいものだ~。まあ、私のレンジ作戦も2勝1敗だったので、まあ良しとしよう。

 ニュースを探ると、ECBがギリシャ債を担保適格として受け取らないと書いてあった。ユーロドルはこれで下限をブレークして1.2145あたりまで下げた。あっさりロスカットもついてしまった以上、やはりこれはド転で臨まねば!そう思って売りに行った(@1.2150)のだが、その後は、そのあたりで止まってしまった・・・。

 だがユーロ円も安くて、95円台の前半まで落ちてきていて、ユーロポンドもひたすら落ち込んでいる。週明けからは株安などもともなって、リスクオフの展開となるかもしれない。ユーロは一段安か。ユーロドルは1.2000の大台すら割り込んでしまうかもしれない。だいぶにらめっこしていたが、ここは踏ん張ってポジションを持ち越すことにし、寝る前にロスカット注文を1.22ちょうどに置いた。

 本日のユーロは早朝からユーロ売りが先行。ユーロ円もユーロポンドも東京オープン前にいったんの安値をつけにいった。多少のリバウンドはあったものの、状況は変わらず。それでアジア時間を通しても、依然としてユーロは売られがちだった。でもその歩みはのろく、ようやく欧州勢の参入する頃に1.20台に突入した。ユーロ円も94円割れをうかがっている。

 今晩はイベントがほとんどないため、どうしてもこれまでにたまったポジションに左右されやすい。すなわちもっとユーロ売りが進みそうだということだ。株価の下落もともなえばリスク回避の観点からも、ユーロの下落が加速すると見ているのだが、このノロさとの我慢勝負になってしまうかも、、、


日本時間 17時10分
 


取引コストで比べる スワップポイントで比べる
キャンペーンで比べる 人気ランキングで比べる
最低取引単位で比べる FX会社比較トップページへ
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.3pips原則固定 1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
【総合3位】 楽天証券「楽天FX」
楽天証券「楽天FX」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定 0.4pips原則固定 1000通貨 28ペア
【楽天証券「楽天FX」のおすすめポイント】
業界上位水準のスプレッドと、株取引で培ったノウハウが活かされた、取引環境の良さが魅力のFX口座です。取引量に応じて楽天ポイントが貯まるので、楽天グループのサービスをよく利用する人にもおすすめ。また、楽天証券には大手ネット証券で唯一の、MT4を使うFX口座「楽天MT4」もあります。
【楽天証券「楽天FX」の関連記事】
■楽天証券「楽天FX」の特徴やスプレッド、スワップポイント、取り扱い通貨ペア数などを紹介!
▼楽天証券「楽天FX」▼
楽天証券「楽天FX」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年4月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報は各社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

ヒロセ通商[LION FX]
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
トルコリラスワップポイントランキング 田向宏行 トレーディングビュー記事
トルコリラスワップポイントランキング 田向宏行 トレーディングビュー記事
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る