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松田哲の「FX一刀両断!」
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ドラギ発言後の上昇は一時的なもの。
ユーロ/米ドルは引き続き売りで戦うべき!

2012年08月01日(水)16:47公開 [2012年08月01日(水)16:47更新]

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■1.1850ドル~1.2300ドル程度ゾーンにネック・ライン

 当然ながら、このネック・ライン(=下限)は、1.2000ドル近辺のことで、ネック・ライン(=下限)を割り込む場合は、その後で大きく下落すると考えている。

 チャートには、サポート・ライン(ピンクの破線)を加筆した。2007年頃から現在(2012年)に至るまでで、大きく、頻繁に、激しい上下動を繰り返したことを示すために、加筆した。

 ネック・ラインと想定する1.2300ドル程度を完璧に割り込み、安値は1.20ドル台ミドルをつけている。

 しかし、ネック・ラインは1.1850ドル~1.2300ドル程度のゾーンのどこかにあると推測できるが、まだ明確にネック・ラインを割り込んだ、とは言えない状態が続いている。

 ただし、月足チャートを見てわかるとおりに、1.26ドル台のこのところの安値を更新した時点で「売りシグナル」を発しており、その「売りシグナル」が有効な状態が続いている。

 ネック・ラインは上述のとおりに、具体的な為替レート(数値)では事前に断定できないが、1.1850ドル~1.2300ドル程度のゾーンのどこかにあるはずだ。

 この1.1850ドル~1.2300ドル程度のゾーンのどこかにあるネック・ラインを割り込んだ場合は、激しくユーロ/米ドルが急落することで、事後的にわかるはずだ。

 ただし、ネック・ラインと考えられる一番下のレートは、当然ながら1.1850ドル近辺である。

 つまり、1.1850ドルを割り込むまで相場が走らない場合もあり得る。すなわち、ウジウジとした相場つきが続く可能性もあるということだ。

 しかし、突如として激しくユーロ/米ドルが急落するケースも十分にあり得るので、要注意だ。

 1.20ドル台までの下落をみたが、この程度の下落スピードではネック・ラインを割り込んだ場合の急落とは言えない、と考える。

 ネック・ラインを割り込んでの急落は、もっと激しい値動きを想定している。


■現在のユーロ/米ドル相場は、異常な状態が続いている

 続いて、ユーロ/米ドルの週足チャートをご覧いただきたい。

 週足の分析については、チャートは更新しているが、内容はこのところのコメントと同じである。

かなり長い期間のユーロ/米ドルの週足チャートを見ても、先に月足チャートで見た場合の、「高値圏での乱高下の部分」だけしか表示していないことに、留意する必要がある

ユーロ/米ドル 週足(クリックで拡大)

(出所:米国FXCM) 

 つまり、2007年、2008年頃から現在に至るまでのユーロ/米ドルは、かなり激しく大きな上下動を、頻繁に繰り返している、ということに注意が必要だと考える。

 別な言い方をすれば、2007年、2008年ごろから現在までのユーロ/米ドルは、かなり頻繁にトレンド転換が起こっているということだ。

 通常は、これほど頻繁にトレンド転換は起こらないのだが、現在の相場は異常な状態が続いているということである。

■2011年4月にレジスタンス・ラインを上抜けるも、すぐ急落

 ユーロ/米ドルは、2011年4月上旬に中長期のレジスタンス・ライン「赤の破線(太線)」を上に抜けた。

 なお、「赤の破線(細線)」は「赤の破線(太線)」の平行線である。

ユーロ/米ドル 週足(クリックで拡大)

(出所:米国FXCM

 このレジスタンス・ライン「赤の破線(太線)」を上に抜けた時点では、「買いのシグナル」を発したと考える。そして、その「買いシグナル」のとおりに急騰した。

 しかし、2011年5月5日以降大きく急落し、改めて中長期のレジスタンス・ライン「青の破線(太線)」が出現した。

 なお、「青の破線(細線)」は「青の破線(太線)」の平行線である。

ユーロ/米ドル 週足(クリックで拡大)

(出所:米国FXCM) 

■2011年9月にサポートラインを割り込んだが、その後急騰

 俯瞰して見ると、ユーロ/米ドルは2010年6月の安値1.18ドル台を起点に上昇している。

 そのサポート・ラインは、「ピンクの破線(太線)」で示すことができる。

 なお、「ピンクの破線(細線)」は、「ピンクの破線(太線)」の平行線である。

 ユーロ/米ドルは、レジスタンス・ライン「青の破線(太線)」と、サポート・ライン「ピンクの破線(太線)」で挟まれて、大きな「三角保ち合い(ウェッジ)」を作っていた。

 そして、2011年9月9日に、このサポート・ライン「ピンクの破線(太線)」を下に割り込んだ。

ユーロ/米ドル 週足(クリックで拡大)

(出所:米国FXCM) 

 このサポート・ライン「ピンクの破線(太線)」を明確に下に割り込む場合は、「売りシグナル」である。

 つまり、ユーロ/米ドルはサポート・ライン「ピンクの破線(太線)」を割り込んだ時点で、「売りシグナル」を発した。

 「売りシグナル」を発したユーロ/米ドルは、1.31ドル台にまで大きく下落したのだが、2011年10月下旬にユーロ危機に対する包括案が合意に達したことを材料に、1.42ドル台にまで急騰した。

 しかし大局で見れば、週足チャートに表示したレジスタンス・ライン「青の破線」を上に抜けない限り、トレンドは変わらない

 ユーロ/米ドルは、2011年10月下旬に1.42ドル台にまで急反発したが、2011年10月31日に1.38ドル台にまで急落したことで、改めて「売りシグナル」を発したと考える。

松田哲の「FX一刀両断!」
松田 哲 (まつだ・さとし)

早稲田大学法学部卒業。三菱信託銀行、フランス・パリバ銀行、クレディ・スイス銀行などを経て、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。現在は松田トラスト&インベストメント代表取締役として、法人・個人向けコンサルティング業務を行っている。著書『外貨崩落』(技術評論社)などで米ドル/円相場、クロス円相場の下落を見事的中。近著に『1勝9敗でも勝てる松田式FX!』(ダイヤモンド社)がある他、『FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?』(技術評論社)、『FXの教科書』(扶桑社)、『投資で浮かぶ人、沈む人』(PHP研究所)、『FX「シグナル」を先取りして勝つ!』(技術評論社)などの著書がある。

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