■ついに米ドル/円スプレッド0.3銭原則固定に!
2012年8月27日(月)より、GMOクリック証券[FXネオ]とDMM.com証券[DMM FX]が、米ドル/円のスプレッドを0.4銭原則固定から0.3銭原則固定へ仲良く(!?)揃って縮小しました。
また、同時にその他、4通貨ペアのスプレッドも縮小され、合計5通貨ペアのスプレッドが縮小されています。
スプレッドが縮小された5通貨ペアは下表のとおり。

具体的に競合各社と比較してどの水準なのかは、当記事内でのちほど確認するとして、ぱっと見た感じ、少なくとも上表に記載したスプレッドが各通貨ペアとも業界最狭水準であることは間違いなさそうです。
それにしても、同じ日に、同じ通貨ペアを同じスプレッドに縮小するとは驚きです。
■わずか数時間でGMOクリック証券を追随か!?
実は、今回のスプレッド縮小に関する告知は、GMOクリック証券[FXネオ]、DMM.com証券[DMM FX]ともに、2012年8月24日(金)に発表されました。
ただし、記者の知る限り、先にスプレッド縮小を発表したのは、GMOクリック証券[FXネオ]。確か、2012年8月24日(金)昼下がり~夕方にかけてウェブサイト上で告知されたはず。
「おぉ~、ついにGMOクリック証券[FXネオ]が米ドル/円0.3銭原則固定に!」なんて驚いていたのですが、同じ2012年8月24日(金)の夜には、DMM.com証券[DMM FX]がまったく同じ内容の告知をウェブサイト上で行っていました。
ウェブサイトの更新時間を見ると、なんと21時37分!
これまでも、GMOクリック証券[FXネオ]とDMM.com証券[DMM FX]は、お互いのスプレッドをピタっとマークしているようでしたので、近いうちにDMM.com証券[DMM FX]がGMOクリック証券[FXネオ]を追随することもあるのでは? と想像はしていたものの…わずか数時間のうちに、同じ内容でスプレッド縮小を発表するという徹底ぶり。
ちょっとビックリです…。
■縮小されたスプレッドの水準を確認
では早速、今回縮小されたスプレッドが、業界でどの水準に位置するのか、確認しておきましょう。
まずは、メジャーどころ。米ドル/円0.3銭原則固定と英ポンド/円1.2銭原則固定のスプレッドを主要各社のスプレッドと比較するとご覧のとおり。

(※)外為ジャパンは8月31日まで、トレイダーズ証券[みんなのFX]は9月28日まで、サクソバンクFX証券[スタンダードコース]は終了日未定のキャンペーンスプレッドです。SBI FXトレードのスプレッドは、取引数量によって変化します。FXプライム[直トレFX]の新規注文における最低取引単位は、50万通貨です。
【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:取引コストで比べる「米ドル/円」スプレッドの狭い順

(※)外為ジャパンは8月31日までのキャンペーンスプレッドです。SBI FXトレードのスプレッドは、取引数量によって変化します。FXプライム[直トレFX]の新規注文における最低取引単位は、50万通貨です。マネーパートナーズ[パートナーズFX nano]は100通貨単位の取引が可能なサービスです。
【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:取引コストで比べる「英ポンド/円」スプレッドの狭い順
ご覧のとおり、いずれも業界No.1の水準!
豪ドル/米ドルや加ダドル/円、英ポンド/スイスフランも、各社と比較すると、かなり良い水準に縮小されたようです。
ますます、コストを抑えたトレードが実現しそうですね!
ところで、2011年の終わり頃より、DMM.com証券[DMM FX]との激しいスプレッド競争の中で…
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