みなさん、こんにちは、葉那子です。
今回は、フォレックス・マグネイト(Forex Magnates)から発表された、2012年の年間FX取引高ランキングをご紹介したいと思います。

■GMOクリック証券の2012年取引高が堂々の世界1位!
世界のFXに関するニュース、業者動向、取材記事、独自調査報告書などを提供している電子業界誌、フォレックス・マグネイトが、「2012年 年間取引高調査報告書」を先日、発表しました。
それによると、前回、発表された2012年の上半期(1~6月)取引高が世界第1位だった日本のFX会社、GMOクリック証券が、下半期・年間ともに世界第1位に輝きました!
GMOクリック証券は、2012年下半期(7~12月)のFX取引高ランキングでも世界第1位だったため、箱根駅伝で言うところの往路、復路、総合、すべて優勝!というわけです。
【参考記事】
●日本のFX業界はすごい! 知ってますか? FXの取引高世界1位は日本企業なんです
GMOクリック証券は取引所取引の[くりっく365]も提供していますが、こちらの取引高は低迷しているものの、店頭取引口座[FXネオ]の取引は2012年末にかけて取引高を大幅に回復させ、シェア拡大を順調に続けているようです。
年間ランキング上位10社のシェアは以下のとおりです。

※上記の図は、Forex Magnates社「2012年年間取引高調査報告書」に基づくFX取引高、世界上位10社のシェアであり、GMOクリック証券が作成。
ちなみに、上のデータはGMOクリック証券の公式ホームページで公表されていたものですが、フォレックス・マグネイトが発表した今回のランキングのトップ10は以下のようになっていました。

(出所:フォレックス・マグネイト日本版「2012年年間取引高世界第1位は『GMOクリック証券』」)
ということは、GMOクリック証券が公表したデータでは他社の名前が伏せられていますが、両方のデータを併せてみると、各社のシェアがわかりますね。
■米ドル/円0.3銭原則固定! 勝因は低スプレッドか
では、GMOクリック証券の強みは一体どこにあるのでしょうか?
やはりGMOクリック証券と聞いて一番最初に思い浮かぶのは、業界トップ水準を誇るスプレッドの狭さでしょう。
2012年の日本のFX界は、スプレッド縮小競争が激化した1年でもあり、当コーナーでもたびたび取り上げてきました。
特にGMOクリック証券[FXネオ]とDMM.com証券[DMM FX]のスプレッド競争は熾烈をきわめ、その結果、今では両社のスプレッドは、米ドル/円0.3銭原則固定、ユーロ/米ドル0.6pips原則固定という業界トップ水準にまで縮小されたのです。
【参考記事】
●GMOクリック証券、DMM.com証券が揃ってドル/円スプレッド0.3銭原則固定に縮小!
ちなみにGMOクリック証券[FXネオ]は3000円、DMM.com証券[DMM FX]は5000円がキャッシュバックされるザイFX!限定タイアップキャンペーンを現在実施中です。

【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:取引コストで比べる「米ドル/円」スプレッドの狭い順

【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:取引コストで比べる「ユーロ/米ドル」スプレッドの狭い順
■外為ジャパンを買収したDMM.com証券が世界第3位に浮上
そんなGMOクリック証券のライバル的存在であるDMM.com証券も、2012年取引高ランキングでは堂々の第3位にランクインしてますね。
DMM.com証券は2012年上半期の取引高ランキングでは世界第5位だったのですが、2012年下半期では第3位にランクアップしました。
もちろんDMM.com証券[DMM FX]も低スプレッドが売りの1つではありますが、DMM.com証券の下半期の取引高には、DMM.com証券に事業譲渡された外為ジャパンFX(旧・外為ジャパン)の取引高も含まれていることが取引高増につながったと思われます。
いずれにせよ、やはり世界ランキングで日本のFX会社がトップ10以内に4社も入っているというのはスゴイことですね!
さらに、FXCM、Saxo Bankなど、このランキングに登場する海外のFX会社はすべて日本にも進出している会社で、日本のFX業界がグローバルに見ても盛り上がっているということがよくわかります。
また、1位のGMOクリック証券、3位のDMM.com証券、5位の外為オンラインは、最近、新CMをリリースしたという共通点もあります。
【参考記事】
●外為オンラインがイメージキャラクターにAKB48の大島優子さんを起用!
●GMOクリック証券が美女の出演するホラーアクション映画みたいなCMを開始!
●DMM.com証券[DMM FX]が新CMに大人気タレントのローラさんを起用!
広告費にもお金をかけているところからも業績の好調ぶりがうかがえます。
また、2012年の年末からは強力な円安トレンドで日本のFX業界全体が盛り上がっているようなので、2013年の取引高にも期待ができるのではないでしょうか。
(※キャンペーンの詳しい条件などについては、GMOクリック証券、DMM.com証券のウェブサイトなどで必ずご確認ください)
>>>GMOクリック証券[FXネオ]の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
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(ザイFX!編集部見習い・葉那子)
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