今回は、FXアイドル、高山えみりさんの紹介、2回目になります。
まったくFXを知らなかったえみりさんが、FXのラジオ番組を担当するまでになった過程を前回はお伝えしました。今回は、FXの経験と5月26日~のトレード対決への意気込みを語ってもらいました。
■どんどん注文を出して、どんどん資金を減らした
【ザイFX!】 FXのトレードを始めたのはいつごろからですか?
【高山えみり】 番組に出始めた2年前からです。最初はデモ・トレードで、私は「やってみなきゃわかんない」っていうタイプで、どんどん注文を出して、どんどん資金を減らしていきました。
【ザイFX!】 実際に本物のお金を投じたリアルトレードはいつからですか?
【高山えみり】 番組では去年の5月からリアルトレードに挑戦する企画が始まりました。でも、私は待ちきれなくて、それより先に始めちゃったんです。そしたら、あっという間に「強制ロスカット」(証拠金が不足するまで資金が減って、FX会社から強制的にトレードを終了させられること)になってしまって…。
【ザイFX!】 バーチャルのときとは全然違った?
【高山えみり】 そうなんです。始めるときはデモ・トレードのときの感覚で「とりあえずやってみよう!」と思ったんですけど、含み損になって「やばい」と思ったときに何もできませんでした。デモ・トレードならあっさり撤退できたところで、固まって動けませんでした。

【ザイFX!】 その心の傷を負ったまま公開トレードの企画が始まっちゃったんですね。
【高山えみり】 番組では「ロスカットがいかに大切か」を教えてもらいました。あらかじめ許容できる損の範囲を決めておいて、そこに達したらあきらめて、次のチャンスを待たなくちゃいけないんです。ところが私は少しの損でも怖くなっていて、ロスカットを浅目に設定してたんです。そうしたら、ちょっと動いただけでロスカットが発動して…。
【ザイFX!】 深い傷は負わないけれど、浅い傷をたくさん追ってしまいましたか。
【高山えみり】 みんなから「損切りビンボー」と言われました。それで「もうちょっと我慢しなきゃ」と言われ、勇気を奮ってロスカットを深めに設定したら、発動する回数は減ったけれど発動したときにどかーんとくるんです。
【ザイFX!】 悩ましいところですね。
【高山えみり】 結局なんとか踏ん張って、いまは約10%の損で踏みとどまっています。けれど、今のままで「トレード対決!」を戦うわけにはいきません。自分としてはあれもこれもと手を出さず得意の通貨で勝負すること、上げも下げも取ろうとしないで相場の転換点で大きく勝負できるようになりたいです。
■高山えみりの勝負通貨は?
【ザイFX!】 すごい! 課題は見えているじゃないですか。では、どの通貨ペアでいきましょうか?

【高山えみり】 ここしばらく色々な通貨ペアのチャートを見ていたんですが、どうやら私には豪ドルの値動きが合っているみたいです。乱高下が少ない素直な値動きがいいな、と思いました。とことん豪ドルに詳しくなりたいです。優勝したあかつきには豪ドルをもってオーストラリアに旅行です。
【ザイFX!】 いいですね! では、逆に強制退場になってしまったら、高山さんのアイドル時代のお宝映像を大公開するということでよろしいですか?

【高山えみり】 そ、それだけはやめてください! 恥ずかしいっ。今回の挑戦者の中では、私がいちばん伸びしろがあると思います。それからこの企画はまだFXをやったことがなくてわからない方にも、たくさん見てくださると思います。ですから私が初心者の皆さんを代表して、FXの楽しさを伝えていきたいです。応援してください。絶対、優勝したいです!
次回、5月14日(水)は、サラリーマン兼業FXトレーダー・ひろぴーさんのFX歴&投資戦略を公開します!
(取材・文/ザイFX!編集部 撮影/山本祐之)
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