■東証1部上場のマネパ! 外貨両替サービスも人気!
マネーパートナーズといえば、2013年にはグループとして東証1部上場を果たし、ますます今後の動向が気になる主要FX会社の1つですが、同社が提供している注目サービスと言えば、外貨両替サービス!
これまでにも何度か当コーナーで取り上げたことがありますが、最後に紹介してからずいぶん時間も経ち、サービス内容もさまざまな面でバージョンアップしていますので、今回改めてマネーパートナーズの外貨両替サービスについて紹介したいと思います。
【参考記事】
●海外旅行時の外貨両替、どこでどうする?徹底調査でわかったおトクな方法とは?
●ロンドン五輪用に英ポンド両替もOK!両替手数料が98%も安くなる方法って?
今年ももう7月。夏休みに海外旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。そんなみなさんは特に、必見ですよ!
■外貨両替手数料が、マネパならわずか20銭でOK!
海外旅行の際、ある程度まとまった金額の買い物をするときは、クレジットカードを使うことが多いですが、ちょっとしたお土産代や食事代、現地での交通費、チップなどに備えて滞在する国の通貨(外貨)をいくらか現金で用意しますよね?
みなさんは、どこで手持ちの円を外貨に両替しますか? 銀行や空港で? 滞在先のホテルや免税店の両替所で? 手数料は各所で異なりますが、どこで両替しても「結構、手数料かかるのね~。ま、仕方ないか」と、やり過ごしている方は多いのでは? それ、もったいないかもしれません!
通常のFX取引のスプレッドとは異なり、現金での外貨両替となると、一般的に、かかる手数料は「0.●銭」という極小単位ではなく、「●円」という単位。仮に10万円分の外貨両替だと、数千円の手数料が発生することになります。バカになりませんね…。
この点、マネーパートナーズの外貨両替サービスなら、米ドル、ユーロ、英ポンドなどの外貨両替手数料が、一律でわずか20銭! 実際に両替する際は、マネーパートナーズ[パートナーズFX]のリアルタイムレート(売値・ASK)に20銭の手数料が上乗せされた状態で、両替レートが提示されますので、任意のタイミングで両替することが可能です。

のちほど少し紹介しますが、通常、銀行では1日中両替レートが固定されていますので、マーケットの動きを見ながら任意のタイミングで両替できるという点も、マネーパートナーズの外貨両替サービスの魅力の1つと言えますよ。
なお、マネーパートナーズには、100通貨単位から米ドル/円0.3銭原則固定で取引できる[パートナーズFX nano]と1万通貨単位から取引でき、約定率100%を誇る[パートナーズFX]という2つの口座があります。2つの口座の違いについては、以下の【参考記事】をご覧くださいね。
【参考記事】
●スベらないFXを取るか? スプレッドの狭さを取るか? マネパの2口座を徹底比較
一度の口座開設で両口座を開設できますが、外貨両替に対応しているのは、[パートナーズFX]ですので、お間違いなく!
■実際に比べてみると、ダントツで安いことがわかる
では、2014年6月26日(木)現在の国内の大手銀行や外貨両替店などでの両替手数料とマネーパートナーズでの外貨両替手数料を比較してみましょう。今回は、主要3通貨、米ドル、ユーロ、英ポンドをチェックしていきたいと思います。

※みずほ銀行は、「外国為替公示相場」掲載の仲値から「外貨両替相場」のレートを差し引いて手数料相当額を算出。三井住友銀行は、「外貨両替コーナー」に記載されている手数料相当額を転載。三菱東京UFJ銀行は、「窓口・ATM・三菱東京UFJダイレクト」で取引した際のTTB、TTSから仲値(TTM)を算出。TTMを基準に、同行の「トラベラーズチェック・外貨現金両替相場」のレートを差し引いて手数料相当額を算出。大黒屋は、「外貨通信販売用レート」から仲値を算出し、両替レートを差し引いて手数料相当額を算出。トラベレックスは、「公示レート」から仲値を算出し、「本日のオンライン両替レート」を差し引いて手数料相当額を算出。マネーパートナーズは、両替手数料20銭+スプレッド÷2で手数料相当額を算出。いずれも、店頭レートやサービス内容によってレートが異なる場合がある。
改めて比べてみると、かなり手数料に差があることがわかります。特に、英ポンドの手数料の差は圧倒的…。やはりマネーパートナーズの手数料が突出して安いですね! 具体的に計算してみると、このくらい違います。
【手数料の違いから両替コストを計算】
たとえば、1000英ポンド分の外貨を用意したい場合…
● 手数料が12円のケースだと両替コストは、
1000英ポンド×12円=1万2000円
● 手数料が20.95銭のケースだと両替コストは、
1000英ポンド×20.95銭=209.5円
その差、なんと1万1790.5円! 両替金額が増えるほど手数料の差も大きくなりますので、バカにできません。
■銀行では朝決まったTTB(仲値)が原則固定で基準に
やや余談になりますが、ここで予備知識として、大手銀行の外貨両替レートについて簡単に押さえておきましょう。
先ほど、「銀行では1日中両替レートが固定されています」と紹介しましたが、一般的に銀行では、毎営業日の午前中に、銀行間取引での実勢レートを参考にしてTTM(仲値)が決められ、それを元に外貨預金などの預入れや引き出しの際に使われる外貨の売買レート、TTS(銀行の売値/ユーザーが外貨を買う時のレート)やTTB(銀行の買値/ユーザーが外貨を売る時のレート)などが決められます。
TTMは、決定後に大きなマーケット変動が起こり、あまりにも実勢レートとかい離することがない限り、1日中固定されています。そして、このTTM(仲値)を基準に手数料分を上乗せしたレートが、外貨の両替レートとして提供されることになるのです。なので、両替レートも原則的には、1日中固定されていることになりますね。
例として、6月26日(木)時点の(みずほ銀行)の為替レートを見てみましょう。TTSとTTBは、TTMに±2円のレートが適用されています。両替レートはさらに手数料が高く、なんと、TTMに3円も上乗せされたレートであることがわかります!
この3円というのはあくまでTTM(仲値)を基準にした手数料ですから、FXで言うところのスプレッド(買い値と売り値の差)に相当する数字に直すと、3円の2倍の6円ということになります。米ドル/円で6円という巨額の(?)手数料になるのです。
「そんなのウソだ、自分がFXトレードで6円もの値幅を取ろうと思ったら大変な苦労がいる。その6円が手数料だなんて信じられない」という方がいたら、上の図に書いてあるとおり、「クリックで拡大」させてみてください。
「日本円から外貨へ」と書いてあるところには104.70円というレートが表示されていますね。一方、「外貨から日本円へ」と書いてあるところには98.70円と表示されています。104.70円と98.70円、確かにその差、6円となっていますよ。
そういうしくみだから仕方がないとはいえ、やはり普段からFXのスプレッドや今回当記事で取上げたマネーパートナーズの両替サービスなどの手数料を見ていると、正直なところ、どうしても「高い手数料だな~…」と感じてしまいます。
なお、外貨両替を扱っている銀行の中には、一般の銀行窓口を利用した両替ではなく、各行が運営する外貨両替サービスの専門施設や外貨宅配サービスなどを利用すると、通常よりも有利に両替えできるケースもあります。どんな方法があるのか、興味のある方は、各行のウェブサイトなどでご確認くださいね。
また、今回は、詳細を調査をしていませんが、ネットバンキングなどを利用すると比較的両替手数料も安く、リアルタイムレートで外貨両替できるサービスもあるようですよ。
さて、ここからは、実際にマネーパートナーズの…
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