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西原宏一_メルマガ取材記事
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

じれったい限りの為替市場
重要イベントあるがテクニカルムーブか

2014年08月15日(金)15:36公開 (2014年08月15日(金)15:36更新)
持田有紀子

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 昨日の欧州序盤では、ドル円は102.50で、ユーロドルは1.3360あたり。まったく前日と同じレベルでの欧州スタートである。ユーロドルは安値攻めをするものの、やはり簡単に今年の最安値である1.3333をブレークできない。かといって底打ちかと思って反発するにしても、1.34台に乗せるのがやっと。

 ドラギ総裁がユーロの利下げを示唆したときから始まったユーロのダウントレンドがまだ続いているのは事実であり、下げてくるパターンも同じである。ユーロドルは200ポイントは戻せない。そして別の材料、例えば地政学的なリスクの高まりなどでフレッシュゾーンに突っ込むということを繰り返している。今回も1.33台割れも時間の問題だと思うのだが、日々のトレードに励むものとしては、じれったい限りである。

 デイトレードとしては毎日やることは同じ。愚直にユーロドルの下がってきたところでロングにして、戻りを狙う戦法。スルっと下がらないのだから仕方がない。ユーロがベアだというのに、やることが反対なのだから、トレードは儲けるためだと思ってあきらめるしかない。完全にユーロショートに振っていくのは、1.3333割れからでよいからだ。

 ドイツのGDPは悪かったので、1.3345近くまで下がってきていたユーロドルだったが、ユーロ圏のGDPが発表される頃には反発に向かった。ドイツが悪かったことに加え、すでに出ているフランスやイタリアのGDPが悪かったのだから、ユーロ円全体のGDPも悪くて当然。いまさらマーケットが反応する必要もないのに、ユーロの上昇という形になった。

 悪いのが予想通りだったということでユーロのショートカバーを招いたのだろうか。ともかくもユーロの押し目を待っていた私は、ユーロロングにするチャンスを逸した。ちょっと上がってきたからといってユーロ買いに走りたくはない…。

 ロシアのプーチン大統領がウクライナ問題で積極的に解決を図るような姿勢を示したので、地政学的リスクが減退した。欧州株は続伸。マーケットはややリスクテークに傾くものの、アメリカの雇用関連のデータが悪かったため、リスクテークはひとまず落ち着いた。

 一方で欧州債が買われている。金融緩和への期待も高まっているのだが、ドイツのGDPが悪かったことが引き金となって、ドイツの10年債の利回りは1.0%を下回ってくる局面も。米国債もツラれて長期金利は低下。アメリカでも早期利上げ期待が薄まっていく中で、金融相場の動きが顕著になってきた。

 しかるに米国株も上昇。ニューヨーク序盤では失業保険が悪かったことでドル売りが優勢であったが、午後からはドルの買い戻しが入った。ドル円もユーロドルも欧州時間のレベルにまで戻しきった。

 今晩はPPIをはじめ、エンパイア指数や鉱工業生産、ミシガン大学など、たくさんの経済指標が出る。メインはエンパイア指数やミシガン大学といったセンチメント系のデータになるだろう。いまだに動きにくそうにしている為替相場では、いまだにテクニカルポイントをバックにしてポジションを張っていくしかなさそうだ。

日本時間 15時30分
 


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