今回はちょっと思い切った決断をした。先週、報告した時点で含み損になっていたポジションが2万6000円くらいあったんだけど、これをぜーんぶ決済してキャッシュポジションに戻した。これだけの規模で損切りをしたのは、娘がiPadで遊んでて間違って全ポジションを決済しちゃった6月以来のことになる。
■2万6000円の含み損を一掃! 全額キャッシュに戻す

そのまま持っていたらいつかは戻るだろう。そうやって耐えるのがおれのトレードであり、(プライベートでは)それで今までやってきた。だが、これは”見せる勝負”であり、資金の総額も限られていて、そろそろゴールも見えてきている。両建てに持ち込んで引っ張り合いでどうこうできる地合いでもなさそうだ。
正直に言って104円を超えてからの動きは、なんとかついて行っているけど、理解を超えるものだ。毎回、予想を発表してるからわかると思うけど、103円を超えてからこんなふうに上へ行く動きは、ぜんぜん予想できてなかった。でも実際にはどんどん上へ行っているわけ。つまり、おれにはなんにも見えてない。
こうなるとこれからの動きは、上へ行くとしても下へ行くとしても大きいんじゃないかな。しかも、おれはいまリスクの大きな「オオクワガタ・ストラテジー」でやっている。間違ったら強制決済になっちゃう可能性もある。そういった中で、おれはより慎重に考えた上で行動しなきゃならないわけ。それなのに、まいにちビックリギョウテンしてちゃだめなんですよ。
ほかの仕事もしてる中で、ポジションを気にしながらトレードをやり、分析もやり…というのは、いまのおれにはちょっとできない。だから、損切りになるのは悔しくもあるんだけど、ここでいっかい冷静なアタマになって分析をやり直したいと思ったんですよ。だから、思い切った。
■企業業績と指数のギャップに、いやな予感すんだよなあ
ドルが買われてるのもさることながら、ダウもまた高値を更新している。けど、おれが見る限り米企業の業績はそこまで絶好調じゃない。個別がそうなのに指数がグングン上がり続けるっていうことは、どこかで無理があるでしょ。その無理が貯まるとひずみになって、あるところでコケる。おれは危ないと思う。
株価が上がった良かった良かったと、喜んでいる場合じゃないとおれは思うわけ。あとはウクライナを巡る動きがどーなるかも見極めたいし、ヨーロッパの追加利下げの影響がどー出るかとか…。もしかしたら、2008年のようなことになるんじゃないかな。なったらあの時よりひどいことになる気がする。やべえよ。

今は怖がりが儲かってる相場だと思う。だいたい怖がりは売りとかやらないから、ちょぼっと少しだけ買って持ってたら相場に持ち上げられたパターンじゃないの? ひろぴーさんがどうなってるか気になる。え!? いま調子良く増えてんの!? マジかよ…
ひろぴーさんは、ギャンブルしたの?もし、そうじゃないならちょっと話を聞いてみたいよ。何の根拠にもとづいてこの円安を捉えられたのか、おれはこの動きをぜんぜん予想できなかった。おれにないものを持っている人の話は興味ある。ぜひ勉強させていただきたい。
いくら離されたのかは水曜の更新を見てからじゃないとわからないけど、あと1カ月あるから大丈夫だろ。おれはラストの2週間までは「オオクワガタ・ストラテジー」でいきたいと思う。投げるか投げられるか…いやぁ、投げたいもんですなぁ。

株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本仮想通貨ビジネス協会(JCBA)