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西原宏一_メルマガ取材記事
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ドル円110円台乗せを達成、
ドルブルのスタンスだが焦らずに

2014年10月01日(水)14:58公開 (2014年10月01日(水)14:58更新)
持田有紀子

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 昨日の欧州序盤ではドル円は109円台のミドルで、ユーロドルは1.26台の後半であった。どちらも今年のドル最高値にきわめて接近している状態である。どちらでも攻めたいところだが、先に動いたほうで攻めてみるつもりだった。そうするとユーロドルの下げのほうが先であった。

 前日のユーロドルの安値は1.2663であったので、それを下回ってきたのを確認してから、売り込みにいく。とても教科書的ではあるが、これでしか入りどころを探れないのが実情である。ここから少しのポイントでもいいから取りたい。全員がそう思って相場に入るので、短期的にコストのすこぶる悪いショートがたまりやすい。すぐに反発に向かって、ときにはやられてしまうのだが、これはこれで仕方がない。

 結局、私はユーロドルを1.2657で売ったが、これも長くポジションを保持するのは困難であろう運命だろう。1.2655あたりまで差し込んで、欧州の経済指標の時間となった。私自身はあまりEU全体のデータを重視していない。なぜならばドイツの分だけで欧州全域の半分くらいを占めていると思われるからだ。すでにドイツに指標の同じ種類のものは発表されているのだ。

 だからいまさらEU全体に指標の動向で反応する気にもならないのだ。しかし昨日はそれを境にユーロ売りが加速した。もちろん前日の安値をブレークしてきているのだから、需給的にもユーロ売り圧力は高まっていたのは事実である。それでもECBの会合を木曜日に控えていたことも起因したのだろう。ECBのイージングがより明確になったということで、ユーロ売りが活発化した。ユーロドルは一気に50ポイントの急落を演じた。

 下がっても10ポイントも戻らない。さすがに1.2600という大台が心理的な節目となっているようにも見える。ほんのちょっとだけでも、下げ渋りに見える。ショートポジションを持っているから、余計にそう見えてしまうのだろう。こうなったら久しぶりだったが、売り増し作戦を取ることにした。

 ユーロドルの1.2600割れでもう一発売っていくのだ。1.2598で売りのストップ注文を置きながら、いまから反発に向かわないかを注意する。反転するならば売り増しするどころか、本体のポジションを買い戻さないといけない。

 そしていよいよ割れてきた。私の売り増しはできたが、すぐに1.26台にメクレ上がってきた。ショートをダブるで持っているので、1.2602で全部、買い戻す。ポジションを増やして自分の損益のブレを大きくした状態にしていたから、ここで速攻逃げたのだ。手軽になった後も、やはり依然としてユーロドルは重い。この後も何度かユーロドルを売ってみては買い戻すを繰り返した。

 ニューヨーク時間では手を出さなかった。ちょっと珍しく多くの手を出してしまったので、疲れてしまった。ニューヨーク時間では買い進まれたドルの利食い売りも出たようで、調整の色合いが濃いものとなったようだ。

 さて今日はアジア時間でドル円は今年の高値を更新してきた。朝に日銀短観が出たが、これはマーケットにノーインパクトだった。格別にドル買いの材料が出ているわけではない。一部の本邦勢によるドル円の買いが、ショートスクイーズを招いているのだろう。110円はタッチしたが、109円台に押し込まれるのも早かった。

 今晩もユーロドルか、ドル円でのドル高値を突破したところから、トレードを始めたい。不用意に相場に入ると、苦労しそうだからだ。


日本時間 15時00分

 


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