みなさん、こんにちは、葉那子です。
今回は、ユーロ絡みの通貨ペアのスプレッドに焦点を当てたいと思います。

■2015年1月はユーロ/円が約15円も急落!
2015年1月の1カ月間で、ユーロ/米ドルは約1000pips、ユーロ/円にいたっては約15円も下落するなど、2015年に入ってユーロの下落が際立っています。
年明け早々から軟調気味だったユーロですが、2015年1月22日(木)にECB(欧州中央銀行)が量的緩和実施を発表したことで、その勢いはさらに加速しました。
【参考記事】
●ECBのQEとギリシャ総選挙が終了。ユーロは一旦買戻し後に1.08ドルへ下落か(1月27日、西原宏一&松崎美子)
●ドラギマジック炸裂! ECBが予想以上のオープンエンドQEを決定してユーロ急落!(1月29日、西原宏一)

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 日足)

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/円 日足)
また、2012年にマーケットに大きな混乱をもたらした、ギリシャのユーロ圏離脱問題の再燃も、このところのユーロ相場のボラティリティを高めています。
【参考記事】
●本邦年金の動き活発化で米ドル/円は上昇トレンドへ回帰! 122円の次は124円へ!(2月12日、西原宏一)
●ギリシャがユーロ離脱ならユーロ/米ドルは0.9ドルへ!? 日本の年金が豪ドルを下支え(2月11日、西原宏一&松崎美子)
●ギリシャのユーロ離脱(Grexit)懸念などでユーロ/米ドルは1.15ドルへ向けて続落か(1月8日、西原宏一)
ギリシャ問題がなかなか進展しないこともあり、2月は方向感のない値動きが続いていましたが、マーケットの関心は依然ユーロにあると思われます。
■ユーロ/円0.5銭原則固定、ユーロ/ドル0.5pips原則固定!
今回は、そんなユーロ絡みの通貨ペアのスプレッドを改めて調べてみました。
ユーロ/円、ユーロ/米ドルはもちろんのこと、ユーロ/英ポンドとユーロ/豪ドルといった、日本の個人投資にとってはやや印象が薄い通貨ペアのスプレッドも比べてみたいと思います。
まずは、ユーロ/円とユーロ/米ドルのスプレッドから見ていきましょう。

(※)スプレッドはすべて、例外あり。SBI FXトレードのスプレッドは、取引数量によって変化します。

(※)スプレッドはすべて、例外あり。SBI FXトレードのスプレッドは、取引数量によって変化します。
【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:取引コストで比べる[ユーロ/円スプレッドの狭い順]
●FX会社徹底比較!:取引コストで比べる[ユーロ/米ドルスプレッドの狭い順]
ユーロ/円はFXトレード・フィナンシャル[高速FX]が期間限定のスプレッドキャンペーンではありますが、0.5銭原則固定で業界トップに位置しています。そして、そのすぐ下の0.6銭原則固定には、GMOクリック証券[FXネオ]やDMM.com証券[DMM FX]など5社が並んでいます。
さらに、ユーロ/米ドルにおいては、スプレッドキャンペーン中のFXトレード・フィナンシャル[高速FX]を含め、8社が0.5pips原則固定という団子状態です。
この主要2通貨ペアは、当コーナーで取り上げることの多い、なじみのあるFX会社が上位を占めています。
では次に、ユーロ/英ポンドと…
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