2月も早いもので終えてしまい、今週は3月です。
今晩は雇用統計ですね! 労働者賃金上昇率に注目をしています。ひろぴーです、こんにちは。
FRBのイエレン議長の利上げのポイントの一つであるこの課題は要注目ポイントです。ここが良ければ雇用者数や失業率が多少悪くてもカバーしてくれるのではないでしょうか。逆にここが悪いと、数字が良くても下落するかもしれない、とさえ思っています。
■ECB金融政策は比較的静かに通過

昨晩のECB金融政策はイッテコイでしたが、最終的にはジリ安の展開で引けました。
短期的なユーロ買い戻しが入ったものの、元のサヤに帰ってジリ安の展開。まあ、個人的には想定内の動きでした。
ドラギ総裁からのサプライズ発言を待っていたのですが特に目立ったネタはなかったですね。売り増しはすることなく、ユーロ/円とユーロ/ドルを少しだけショートしたまま持越しをしています。
上記はOP(オプション)バリア情報です。
NYクローズ前の情報ですが、すでに1.1100にユーロ/ドルのOPバリアが観測されています。短期筋がたくさん置いたものと思われます。今日のイメージとしてはここをバックにショート、もしくはここ抜けてストップロスを狩り終えたら戻っていくパターンだと思いますので、1.11前半に中期のショートポジションを指値しておくのも手ですね!
■ユーロ/円は月足で下落示唆!!
お次はユーロ/円です。中期的には下落目線でみています。選択の理由としては、今月からECBのQEがスタートすること、ドル/円は上昇っぽい形をしているのですが、大きく抜けていくようなイメージがないこと。地方統一選挙が4月にありますから、ドル/円は大きく上昇は望めません。
またユーロ/ドルは下目線なのですが、過熱感が高すぎますので、ユーロ/円もチョイスしている次第です。

こちらはユーロ/円の月足チャートです。
1月に大きな陰線を出して、2月は少し戻して上髭で終えてます。そして今月の1週目は下落してますので、陰線を形成し始めています。
ローソクの形的には非常に下落しやすい形となってきました。RCIも短期も中期も下向きで垂れてます。
特にRCI9がカクンっと下向き始めているのは最高の形ですね。月足なのでこのローソク足が陰線で終えればOKですので、今月は戻り売りで勝負をしたいと思います。
また、前回の最安値は130円のギリ手前です。ここは大きなOPバリアが観測されております。再び徐々に見え始めてきました。今回のトライはセカンドトライになりますので、抜けていく方向で勝負したいと思います。
昨日のブログでもユーロ/円の月足分析を細かく論じています。ご参考までに。
さあ、今晩の雇用統計はどうなることやら、今から楽しみですね!

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