もす! 売りのポジションがまたいちだんと軽くなったボビーです。
■売りポジションがパンチアウトできつつある

やっぱりなぁ。アメリカの経済は"言われてるほど"は良くなかったろ? 雇用統計のスコアは市場の予想よりもずっと下で、米ドルが売られた。平均賃金も、ほとんど伸びてない(平均時給は前年同月比で2.1%上昇。2月は2.0%上昇だった)。伸びてはいるけど、株なんかの強さと比べてどうよってこと。
ここまでは予想通りだったんだけど、米ドル/円はいったん上に行くと思ってたからオレのポジション、買いがちょっと多くなってた。それで評価額は1万円ちょっと減って、13万円まで来ていたのが11万円台に逆戻りだ。でもな、オレはぜんぜん心配してないぞ。
円高にはなったし、長期的にも円高を見ているけど、すぐにいきなり急にどうってことではないんですよ。上げたものは下がる、下げたものは上がる。そうやって行ったり来たりしながらトレンドっちゅーのはできるわけで、急に落ちすぎたら必ず戻る波がある。
今回の円高のおかげで、オレの売りポジションはかなりパンチアウト(利益確定での決済)できた。そしたら今度は急に下げたぶんの反発で上がるから、そしたら買いポジションを決済する。買いポジションを建てたところは浅いから問題ない。そうやってポジションを利益確定しながら15万円に持っていって、最後にどーんと大勝負という作戦だ。
なに、まだ2カ月もあるから心配いらない。オレの中ではジュンチョーにいってるんだから、もうちょっと見守ってください。
■イギリスの総選挙の動向を見ている
勝負は5月が近づいてからだと思ってるから、まだ焦ってない。前から言ってる通り、ユーロをめぐるゴタゴタはまだ長引く可能性がある。ギリシャはユーロから離脱したがってて、EUの中にも「もうギリシャは離脱させていいんじゃね」って言い始めてる人もいるんですよ。ただ、そうするとギリシャにロシアが近づいてくる。
フランスもドイツも、クリミアにロシアが乗り込んできた問題で困ってるのに、みすみすギリシャをロシアの手に渡すかってことなんですよ。EUっていうのは経済だけでつながっているわけじゃないからね。あるときには軍事的な問題のほうがクローズアップされる。

あとはイギリスの問題があるね。EUの中は人の移動が自由だからいろんなとこから移民がいっぱい入ってきて、それがイギリスの社会問題になってる。一方で、イギリスはEU向けの輸出で儲けてる現実もあるんですよ。それでEUに残るのか出るのか、5月7日の総選挙で保守党が勝てば国民投票をやることになってる。
実際にイギリスがEUを離脱するかどうかはまだわからないけど、総選挙が近づくにつれていろんな議論や条件が議論されて、EUに残る条件とか出ていったらどうなる残ったらどうなる、どっちが有利か不利かで揺れ動く相場がくると思うんですよ。そこがオレが復活できるチャンスの相場になるはず。
そろそろゴールが意識されはじめてるけど、まだスパートをかけるとこじゃない。そこまでには上り坂や下り坂がいっぱいあるからね。少なくとも言えることは、このバトルから目を離すなってこと。がんばるぜ!

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