今回は、マネーパートナーズがリリースした新機能「連続予約注文」、そして、「スワップ受取」サービスなどについて紹介したい。
■新機能「連続予約注文」とは?
2015年4月20日(月)、マネーパートナーズは、取引ツールに「連続予約注文」機能を追加した。
これは、IFDONE(イフダン)注文またはIFDONE + OCO(※イフダンオーシーオー)注文を1セットで、決められた順番に注文が1件ずつ発注されるというもの。こちらについては連続注文を最大20件まで出しておくことが可能だ。
(※編集部注:IFDONE + OCO注文とは、新規注文・利益確定注文・損切り注文の3つの注文を同時に発注できる注文方法のこと)
「連続予約注文」のイメージは以下のとおり。

この「連続予約注文」は、マネーパートナーズが提供している[パートナーズFX]、[パートナーズFX nano]の両口座に対応しているが、「連続予約注文」が搭載されている取引ツールは両口座それぞれで使用できる、「クイック発注ボード」のみとなっている。
「クイック発注ボード」とは、口座情報、チャート、発注画面、照会画面が1つの画面にコンパクトにまとまっていて、インストール不要のウェブブラウザ型の取引ツールだ。詳しくは以下の参考記事をご覧いただきたい。
【参考記事】
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■最大20件まで連続予約ができる
では、実際に「クイック発注ボード」の「連続予約注文」画面を見てみよう。
「クイック発注ボード」では、注文パターンから、「連続予約」をクリックすると、連続予約注文画面に切り替わる。
切り替わった画面では「連続1回目」と表示されていて、上から順に、「通貨ペア」、「取引数量」、「売買」、「指値」を設定する項目がある。

それらの項目を設定したら、IFDONE注文なら、「利食い」もしくは「損切り」注文を設定、そして、IFDONE + OCO注文なら、「利食い」と「損切り」両方の決済注文を設定する。

ちなみに、「利食い」と「損切り」については、30pips、もしくは50pipsであればワンクリックで設定できるボタンが設置されている。また、任意のレートを入力して設定することもできる。
これらを設定した後、「続けて注文を入力する」をクリックすると、「連続2回目」と表示された新しい注文画面に切り替わる。
この画面では、取引通貨と数量は入力できなくなっているのだが、新たに「連続条件」という項目が追加されている。ここでは、注文が連続する条件を、「前注文の新規約定時」、「前注文の利食い約定時」の2つから選択する必要がある。

「前注文の新規約定時」とは、直前の新規注文が約定すると、次の注文が発注されるもの。この場合は、直前の注文が損切りとなった場合も終了とはならない。
たとえば、「連続1回目」において、米ドル/円で118.00円の新規買い注文を出し、118.50円で利食い、117.50円で損切りの決済注文を出した場合、「連続2回目」で設定した注文は、118.00円の新規買い注文が約定した段階で発注される。
そして、「前注文の利食い約定時」は、直前の決済注文が、「利食い約定」された場合に限り、次に設定した注文が発注される。なお、仮に損切りとなった場合は、連続条件に当てはまらないことから、連続予約注文は終了となる。
ということは、「連続1回目」において、118.00円で新規買い注文を出して、118.50円で利食い、117.50円で損切りの決済注文を出した場合、「連続2回目」の注文は、118.50円で利食いの決済注文が約定した場合のみ発注されるということだ。
ここでは、「連続2回目」までの動きしか解説していないが、実際には、「連続3回目」、「連続4回目」…と、最大「連続20回目」まで設定することができる。
「連続予約注文機能」なんて言葉を聞くと…
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