さあ、今晩はトレードバトル最後の雇用統計ですね!!
色々と相場が再び動き出している様相です。相場のタイミングを計っています、ひろぴーです、こんにちは。
先週、今週とGW休みでのんびり過ごしておりました。まだ勝負タイミングこないな~っと思っていた矢先、豪ドルに少し変化があったので紹介していきたいと思います。
■RBA(豪中央銀行)が利下げなのに通貨高!?

今週、RBA(豪中央銀行)より、利下げが発表されました。
政策金利2.25%⇒2.00%になりました。多少の織り込み度があったため、セル・ザ ・ファクトでの上昇かと感じていましたが、どうやらポジションの逆流量が大きめです。何があったのでしょうか?
中央銀行からこのようなメッセージが発信されました。「更なる利下げが適切である。」という文言が毎度のように発信されていたのですが、今回はそれが削除されていたようです。
もちろん、豪ドルが高い水準にある、ということは繰り返し毎度のように発信されていたのですが、ひとまず、利下げは一区切りという印象が一番強かったようです。
僕も同じスタンスで印象を受け、長らく続いた豪ドル売り相場に一区切り? と感じ始めてます。添付チャートは豪ドル/円の週足の平均足です。
現在、半値まで戻っていますが、クロス円が上昇傾向にあるため、ターゲットを61.8%に定めています。雇用統計もありますが、今回の豪ドル/円は上値を試していく方向で考えています。
■米ドルのポジション巻き戻しはまだ続くのか!?
また米ドルポジションの巻き戻しがここ数日、著しいですね。
ユーロ/ドルも雇用統計前日にかかわらず、1.12~1.14で推移しています。毎日のように100pips上下する乱高下相場です。ここは火傷しないように、かなり低レバレッジでロング回転させています。僕は個人的に1.15を目途に、オーバーシュートで1.18をターゲットにしています。

こちらは豪ドル/米ドルの日足です。ちょっと見ずらいのでRCIは割愛しております。
こちらもユーロ/ドル同様に、売られ過ぎておりましたので、ポジション調整が起こりました。
僕はよく、世界の株価や債券の動向も見ながらFXトレードするのですが、FXでトレンドが大きくあったときは、同時に株や債券、コモディティも同じように大きなトレンドが週足や月足ベースで出ていることが多いです。
今回も同じ類でして、ドイツ債券が売られ、株が売られ、米ドルが売られ、昨年秋ごろから永遠と続いていたトレンドと真逆の減少が起きています。世界のマネーが潮流を変えるタイミングは結構大きく調整することが多く、雰囲気さえも変えてしまいます。この動きはまだ数日続くのではないかと考えています。
上記のことから、為替でも同じ現象が起こると考えています。よほど雇用統計の結果が良くない限り、僕は米ドル売りの流れで今月は勝負を模索していく予定です。ユーロ/ドルはギリシャ問題で翻弄されやすいことから、今回は豪ドル/米ドルをチョイスしています。
ターゲットは前回高値である、0.83あたりです。日足の200日線も降りてきていますので、来週後半あたりには、ちょうどこの移動平均線も0.83あたりで推移するのではないでしょうか。
落ち着きどころを模索する展開と考えています。

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