みなさん、こんにちは、葉那子です。
今回は、サクソバンクFX証券からリリースされた、新取引ツールをご紹介します。

■どこよりも早い! 月曜日は午前3時から取引できる!
サクソバンクFX証券は、180カ国以上でオンライントレードサービスを提供している、サクソバンクグループの日本法人です。
グローバル市場でサービスを展開しているだけあって、メジャーなものから非常にマイナーな通貨まで、取扱い通貨ペアは164ペアと、日本国内のFX会社では一番種類が豊富な会社でもあります。CFDもたくさんの銘柄を取り扱っています。
【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:取引できる通貨ペアを比べる[通貨ペア総数の多い順]
【参考記事】
●NYダウや金にも直接投資できるCFD取引会社を徹底比較!
さらに、週明け月曜日の取引開始時間がどこよりも早いというのも、サクソバンクFX証券の特徴の1つ。
月曜日の日本時間午前7時を取引開始時刻としているFX会社が多い中、サクソバンクFX証券では、なんと日本時間午前3時(夏時間:午前4時)から取引ができるのです。
【参考記事】
●3月8日(日)から米国は夏時間へ移行。月曜午前3時から取引できるあのFX会社は?
●週末に大ニュースが出たときの強い味方! 月曜早朝3~4時から取引できるFX会社
2015年6月27日(土)に行われたユーロ圏財務相会合ではギリシャ問題について決裂。ギリシャ支援の延長は決定されませんでした。
週明け、6月29日(月)のユーロ絡みの為替相場は大きく変動するかもしれません。こういうときのために、月曜午前3~4時からレートが見られて、取引もできるサクソバンクFX証券に口座を持っておくのはいいことかもしれませんね。
【参考記事】
●土曜日の会合でギリシャ支援延長ならず! ギリシャ破綻なら、ユーロ相場はどう動く?
■新取引ツールはPC版もスマホ版もシームレスに使える!
そんなサクソバンクFX証券に、2015年6月から新たなPC取引ツール、「SaxoTraderGO」が導入されました。
サクソバンクFX証券には、すでに2種類のPC取引ツールがありますが、それらも引き続き使用することは可能です。
<サクソバンクFX証券のPC取引ツール> | |
インストール版 | 「SAXOTRADER」 |
ウェブブラウザ版 | 「SaxoWebTrader」 |
ウェブブラウザ版【NEW】 | 「SaxoTraderGO」 |
今回、新たに加わった「SaxoTraderGO」は、インストール不要なウェブブラウザ版で、同じくウェブブラウザ版の「SaxoWebTrader」との大きな違いは、PC、スマートフォン、タブレットなど複数のデバイスでシームレスな取引ができるところです。
たとえば、PCの取引ツールでチャート上にテクニカル指標を表示させると、それがスマートフォンのアプリでも同じように表示されるなど、デバイス間での操作が共有されるのです。
PCツールとスマホアプリとでは開発元が異なり、デザインや仕様がまったく別物というFX会社が多いですが、サクソバンクFX証券の「SaxoTraderGO」は、ログイン画面からチャート機能まで、取引ツール全体が統一されています。
■シンプルなデザインで直観的な操作が可能!
それでは、実際の取引画面を見てみたいと思います。
まずは、PC版取引ツールのトップ画面がこちらです。
非常にシンプルですね。
「取引」の画面では、発注もできるレートパネル、チャート、そしてポジション・注文の管理画面という3つのコンテンツが表示されています。
各コンテンツはサイズを変えられるくらいで、あまりカスタマイズ性は高くありませんが、すっきりとしていて、直観的に操作できるようになっています。
「ウォッチリスト」と呼ばれるレートパネルの部分は、興味のある通貨ペアをリスト化し、モニターすることができる機能となっていて、「トレードボード表示」、「一行表示」、「二行表示」の3つの表示方法から選択できます。
ウォッチリストをトレードボード表示にしている場合、プライスボタンをクリックするだけで取引することもできます。
また、プライスボタンの下にある四角いアイコンをクリックすると、注文の種類などが選べる「トレードチケット」の画面が開きます。

注文方法は成行、指値、ビッド逆指値、アスク逆指値のほかに、利益確定の指値注文、損切りの逆指値やトレイリングストップといった関連注文の発注もできます。
■PCで設定したチャートがスマホでもそのまま反映される!
次に、チャート機能も詳しく見てみましょう。
チャートの左上にある「全画面」をクリックすると、チャートのみの表示に切り替えることができて、最大4枚のチャートを同時に表示することができます。
19種類のテクニカル指標と、9種類のトレンドラインツールが搭載されていて、チャートの種類もローソク足のほかに、ライン、バー、平均足なども揃っています。
テクニカル指標 | トレンドラインツール |
・ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ) ・BOLL(Bollinger Bands) ・CCI(商品チャネル指数) ・DSMA(二重単純移動平均) ・EMA(指数移動平均) ・MACD(移動平均集中/乖離) ・MAE(移動平均エンベロープ) ・MEMA(修正指数移動平均) ・OBV(オン バランス ボリューム) ・PIV(ピボット) ・ROC(変化率) ・RSI(相対強度指数) ・SMA(単純移動平均) ・STDEV(標準偏差) ・TR(トゥルーレンジ) ・VOL(取引高) ・オープン金利 ・ストキャスティクス(スロー) ・ストキャスティクス(ファースト) |
・コールアウト ・フィボナッチ エクステンション ・フィボナッチ リトレースメント ・水平線 ・平行線 ・アンドリュース ピッチフォーク ・テキスト ・トレンドライン ・縦線 |
そして、前述のとおり、チャートに適用されたテクニカル指標などは、どのデバイスからアクセスしても共有されます。
試しに、PCツールでボリンジャーバンドを表示させ、2本の水平線を表示させた後、iPhoneアプリのチャートを開いてみたところ、しっかり反映されていました。

これなら、自宅のPCで設定したチャートを外出先でも確認したい時など、再度設定する手間が省けます。
また、スマホの小さな画面では、なかなか線が引きづらいので、PCの大きな画面で引いた線がそのままスマホでも見られるのはとても便利です。
では、マーケット情報も…
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