■セミナーを受講して、お金までもらえるのは前代未聞
トルコリラは高金利通貨として、一部のFXトレーダーに根強い人気があるが、ネオ系のFX会社では取引できないケースが多い。
しかし、これも2014年11月から外為どっとコムはトルコリラ/円の取扱いを開始している。しかもスワップ金利(スワップポイント)、スプレッドともなかなかいいのである。
【参考記事】
●トルコリラ/円のスワップ金利が1日107円! 1カ月で4000万円稼いだバトル優勝者とは?
●驚愕、業界激震のトルコリラ戦争勃発!! 高スワップ、低スプレッドの会社はどこ?
以下の表はトルコリラ/円のスペックがいいFX口座を比べたもの。
外為どっとコム[外貨ネクストネオ]はこの中で一番とまではいかないが、そもそもこの比較表はスペックがいい口座だけを集めたもの。この他の口座の中には、トルコリラ/円を取り扱っていても、スワップ金利が外為どっとコムの半分以下というものも存在する。
トルコリラ/円のスペックがいい主要FX口座比較
FX口座名 | トルコリラ/円 スワップ金利 |
トルコリラ/円 スプレッド |
外為どっとコム [外貨ネクストネオ] |
122円 | 7.0銭原則固定 |
サクソバンクFX証券 [スタンダードコース] |
126円 | 5.0銭 |
FXトレード・フィナンシャル[高速FX] | 124円 | 15.0~50.0銭 |
セントラル短資FX [FXダイレクトプラス] |
123円 | 8.0~18.0銭 |
くりっく365 | 118円 | - |
ヒロセ通商 [LION FX] |
115円 | 4.9銭原則固定 |
※スワップ金利は6月1日現在、スプレッドは7月17日現在。
【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:トルコリラが取引できるFX会社
外為どっとコムはトルコリラ/円を日本有数のいいスペックで提供しているFX会社の1つということがわかるだろう。
さらに3000円がキャッシュバックされるザイFX!限定タイアップキャンペーンをはじめ、「外為トレードバトルキャンペーン」、「外貨ネクストネオ口座開設キャンペーン」、「のりかえも!おかえりも!キャンペーン」、「キャッシュバック上限なしキャンペーン」、「トルコで超トクトクキャンペーン」、「豪ドルでゴーゴーキャンペーン」などなど、今の外為どっとコムは各種キャンペーンが実に充実しまくっている。
極めつけは外為どっとコムが実施しているセミナー「マネ育スクール」を受講して、所定の条件を満たすと6000円がもらえてしまうというキャンペーンだ。
セミナーを受講するのにお金を払うことこそあれ、セミナーを受講してお金までもらえるというのは前代未聞!? こんなオドロキのキャンペーンまで外為どっとコムは実施しているのである。
【参考記事】
●公式サイトに潜んでいる隠れキャンペーン。合計9000円ゲットのチャンスを見逃すな!
■今回のシステム障害で「業界激震」!?
外為どっとコムはシステムトレード(自動売買)やバイナリーオプション、CFDといったサービスは提供していない。そういったサービスを利用したい人は、他のFX会社に口座を作る必要がある。
【参考コンテンツ】
●システムトレード(シストレ)口座を徹底比較!
●人気のバイナリーオプションを徹底比較!最短1分前まで購入できる商品も登場!
●NYダウや金にも直接投資できるCFD取引会社を徹底比較!
しかし、店頭FXの裁量トレード用口座という、もっともオーソドックスなFX口座において、外為どっとコム[外貨ネクストネオ]はさまざまな観点から見て、FX業界最高レベルと言えるぐらいまでスペックが進化していることが、ここまでの記述で確認できたのではないだろうか。
昔のイメージで外為どっとコムを見ていたトレーダーの方、今はもう違うということがおわかりいただけただろうか?
しかし、繰り返しになるが、そんな外為どっとコム[外貨ネクストネオ]で起こってしまった今回のシステム障害は誠に残念な出来事としか言いようがない。
今回、システム障害が起こってしまったことで、すでに外為どっとコム[外貨ネクストネオ]の口座を使っている人の中には、不安を感じている人もいるかもしれない。
外為どっとコム[外貨ネクストネオ]との比較対照として、ここまで挙げてきた他社の口座は外為どっとコム[外貨ネクストネオ]のライバル口座と言えるもの。現在、外為どっとコム[外貨ネクストネオ]を主力口座として使っているが、今回のシステム障害が起こったことで不安を感じるというトレーダーにとっては、有力な乗り換え候補あるいは予備口座の候補ということになるだろう。
外為どっとコムの公式サイトに行くと、真っ赤なバナーでトルコリラ/円のスワップ金利(スワップポイント)が125円と表示され、「業界激震」という文字が躍っている。
正直、これを見ていると「業界激震」となっているのは、トルコリラ/円のスワップ金利ではなく、外為どっとコムが長時間に渡るシステム障害を起こしたことではないかと言いたくなってしまう。
SBI FXトレードは7月14日(火)に「取引システムの安定稼働に向けた当社の取組」というお知らせを発表しているし、ヒロセ通商[LION FX]は7月15日(水)から、他社からの乗り換え客限定で2000円がキャッシュバックされる「のりかえキャンペーン」を急遽開始している。
これらは外為どっとコムのシステム障害を意識したお知らせやキャンペーンだと思われる。それをどう活用するかは読者のみなさん次第だが、いずれにせよ、外為どっとコムには、二度とこのようなシステム障害を起こさないよう、願うばかりだ。
(ザイFX!編集長・井口稔)
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