■【安倍内閣】支持率40%割れ、外国人投資家の動きは?
もうひとつ気になるのは安保法案の強行採決で40%を割ってきた安倍内閣の支持率。特に外国人投資家が気にしていますから、休み明けとなる7月21日(火)の株式市場がどうなるか、様子を見たいですね。
もしも軟調に推移するようなら日経平均の押し目となり、買いの好機になるのでは…と考えています。
安倍内閣にとって強行採決による支持率低下は織り込み済みでしょうし、支持率を回復させるには株価を浮揚させることだと考えているはず。だとすれば、押し目は拾っていきたい。
(※編集部注:この対談は7月20日(月)に行なっています)
そうなると米ドル/円も上昇?
ただ、米ドル/円には高値を抜けていくほどのパワーも感じない。しばらくはレンジでしょうか。
まとめると、今週(7月20日~)の戦略としては、対米ドルや対円でユーロを売っていくのがいいかなと思います。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロVS世界の通貨 4時間足)
特に注目しているのはユーロ/円。2015年4月14日安値126.08円と6月9日高値141.03円の上昇幅に対して50%戻しとなる133.56円を抜けるのに時間がかかっていますが、いずれ抜けていくのでしょう。

(出所:米国FXCM)
(構成/ミドルマン・高城泰 イラスト/スージー甘金)
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