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松田哲の「FX一刀両断!」
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豪ドル/米ドルの目先反発はレジスタンス
ラインまで? 大局では引き続き下落傾向!

2015年09月16日(水)17:40公開 [2015年09月16日(水)17:40更新]

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■連続して「売りシグナル」が点灯し、下値ターゲットを達成

 日足チャートを見てのとおりに、このボックス相場「紫の破線」の下限0.9200ドル近辺を下に抜けて、「売りシグナル」を発した、と考える。  

豪ドル/米ドル 日足(再掲載、クリックで拡大)
豪ドル/米ドル 日足

(出所:米国FXCM

 ボックス相場「紫の破線」の下限を割り込んで発せられた「売りシグナル」のターゲットは、ボックスの値幅分(300ポイント)下の0.8900ドル近辺だ。

 そして、日足チャートを見てのとおりに、早々にターゲットを達成した、と考える。

 ターゲット達成後(0.8900ドル近辺到達後)もさらに下落して、「緑の破線」で示した小さいボックス相場を形成した、と考える。

 安値を更新して、ボックス相場「緑の破線」の下限を割り込んだので、改めて「売りシグナル」を発した、と考える。

 このボックス相場「緑の破線」の値幅は約400ポイントだが、ボックス相場「緑の破線」の下限から、早々に400ポイント下落して、ターゲットを達成した、と考える。

 そして、豪ドル/米ドルは、「赤の破線」で示した300ポイントのボックス相場を形成した、と考える。

 このボックス相場「赤の破線」の下限を割り込み、「売りシグナル」を発し、300ポイント下のターゲットを達成した、と考える。

■約650ポイント幅のボックス相場も下抜け

  豪ドル/米ドルは、0.75ドル台まで下落したが、0.75ドル台からは反発して、0.81ドル台まで戻した。しかし、0.81ドル台からは、下落に転じている。

 それで、この時点での豪ドル/米ドルはボックス相場「ピンクの破線」を形成していた、と考える。

 このボックス相場「ピンクの破線」は上限0.81ドル台ミドル程度、下限0.75ドル台ミドル程度、約650ポイントのボックス相場と考える。 

豪ドル/米ドル 日足(クリックで拡大)
豪ドル/米ドル 日足
 

(出所:米国FXCM

■引き続き、大局での下落トレンドが続いている  

 日足チャートに、短期のサポート・ライン「赤の破線」を表示した。 

 この短期のサポート・ライン「赤の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。 豪ドル/米ドルは、この「売りシグナル」に従い下落し、ボックス相場「ピンクの破線」の下限を割り込んだ。さらなる「売りシグナル」点灯と考える。 

豪ドル/米ドル 日足(再掲載、クリックで拡大)
豪ドル/米ドル 日足
 

(出所:米国FXCM

 ボックス相場のセオリーで考えると、この「売りシグナル」のターゲットは、ボックス相場の下限(0.7550ドル)から650ポイント下落したところ、すなわち、0.6900ドル近辺になる。

 このところの安値は、0.6900ドル近辺(0.6900-05ドル水準)なので、このターゲットは、すでに達成した、と考える。

 0.7950ドル、0.8000ドルを明確に上に抜けて行く場合は、本格的な修正局面を考える必要が出てくる、と事前に考えていたが、今のところ、もう一段の上昇を想定する必要はない、と考えた

 ゴールデン・ウィークが明けて、市場参加者が通常に戻ったので、本来の「豪ドルの下落トレンド」に戻った、と考える。

 つまり、引き続き、大局での「下落トレンド」が続いている、と考える。それで、相場の値動きに合わせてレジスタンス・ライン「青の破線」とその平行線「青の破線」を表示した。

 現在の豪ドル/米ドルは、このレジスタンス・ライン「青の破線」に従って、一定のスピードで下落中、と考える。

■4時間足でもたびたび「売りシグナル」点灯

 最後に、4時間足チャートをご覧いただきたい。チャートにに示したように、豪ドル/米ドルは、安値を更新して、0.7600ドル近辺で、「売りシグナル」を発した、と考える。

豪ドル/米ドル 4時間足(クリックで拡大)
豪ドル/米ドル 4時間足

 

(出所:米国FXCM

 レジスタンス・ライン「青の破線」を表示した。そして、このレジスタンス・ライン「青の破線」の平行線を表示した。

 豪ドル/米ドルは、この2本の平行線の内側で上下動をしながら下落している、と言える。 

 つまり、現在の豪ドル/米ドルは、このレジスタンス・ライン「青の破線」の傾きのスピードで下落している、ということだ。

 このところの値動きでは、4時間足チャートに表示したように、小さなボックス相場「赤の破線」を形成し、このボックス相場「赤の破線」を下に抜けて、「売りシグナル」を発した、と考える。

 この「売りシグナル」の従った下落は、0.72ドル台前半までで、0.72ドル台からは反発した。 この時点で、豪ドル/米ドルは、もう一回り大きなボックス相場「緑の破線」を形成した、と考える。

  そして、直近の値動きでは、ボックス相場「紫の破線」を形成した、と考える。

基本的なトレンドは、「下落(=豪ドル売り・米ドル買い)」で、変化がない、と考えた。

 事前に予想していたとおりに、ボックス相場「紫の破線」とボックス相場「緑の破線」の共通の下限(0.7200ドル近辺)を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。

■中国経済の悪化懸念や原油価格の下落が豪ドルに影響

 この「売りシグナル」に従い、0.70ドル台前半に急落したが、その理由は、中国経済の悪化懸念だった、と考える。原油価格の下落も、豪ドル下落の理由に挙げられるだろう。

 中国が株価対策をするなどしたことで、0.70ドル台からは、0.72ドル台にまで急反発(急上昇)したが、改めて0.7000ドルを割り込み、安値を更新した。

 安値更新は、新たな「売りシグナル」と考える。

 この「売りシグナル」に従い下落して、安値を更新して、今のところ、最安値は、0.6900ドル近辺(0.6900-05ドル水準)をつけている。

 しかし、目先の相場はこの最安値の0.6900ドル近辺(0.6900-05ドル水準)を底値に、反発上昇している。

 ただし、引き続き、レジスタンス・ライン「青の破線」とその平行線「青の破線」に挟まれた中での上下動なので、下落傾向に変化がない状況だ。

 このところの豪ドル/米ドルの下落は…

松田哲の「FX一刀両断!」
松田 哲 (まつだ・さとし)

早稲田大学法学部卒業。三菱信託銀行、フランス・パリバ銀行、クレディ・スイス銀行などを経て、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。現在は松田トラスト&インベストメント代表取締役として、法人・個人向けコンサルティング業務を行っている。著書『外貨崩落』(技術評論社)などで米ドル/円相場、クロス円相場の下落を見事的中。近著に『1勝9敗でも勝てる松田式FX!』(ダイヤモンド社)がある他、『FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?』(技術評論社)、『FXの教科書』(扶桑社)、『投資で浮かぶ人、沈む人』(PHP研究所)、『FX「シグナル」を先取りして勝つ!』(技術評論社)などの著書がある。

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