■2冊目は『ズバリわかる! FXチャートの読み方・使い方 』
続いては2冊目、『ズバリわかる! FXチャートの読み方・使い方 』(横尾寧子著・ 成美堂出版・税込み1296円)を紹介しましょう。
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こちらはタイトルどおり、テクニカル分析に特化した1冊。サブタイトルにある「3倍儲かるチャート分析術」の「3倍」とは、「“上げ”でも“下げ”でも“横ばい”でも儲けられる」ということを意味しているそうです。
B5版・192ページと結構大判の本で、携帯するのに便利とは言えませんが、ほぼ全見開きにチャートが掲載されており、とても見やすくなっています。見やすさ重視ゆえのこの大きさ、ということなのでしょう。
また、チャートばかりだと初心者は敬遠してしまいそうな気がしますが、こちらの本もオールカラーでイラスト入り、各チャート分析の見出しには「儲けのポイント」なるカコミもついているなど、思わず引き込まれる工夫がされています。
書籍全体は『基本編』と『応用編』にわかれています。まず『基本編』は、
1章・為替の動きを表す 基本のローソク足
2章・上向き? 下向き? 流れを示す移動平均線
3章・チャートの流れやシグナルをキャッチしよう
の3章からなっています。この『基本編』は、先に紹介した1冊目の『いちばんカンタン! FXの超入門書』(安恒理著・高橋書店・税込み1404円)のテクニカル分析の内容に、ボックス相場などの「保ち合い」のパターンや、「グランビルの法則」など、もう一歩踏み込んだ解説が加えられている感じです。
■ダマされないためのチャートの見方とは?
そして『応用編』は、
1章・日本が誇る「一目均衡表」
2章・投資のスタンダード 買いのタイミングを探そう
3章・下げ相場でも儲ける! 売りのシグナルを探そう
4章・投資スタイル別 オススメチャート
5章・「どんな場面でも勝つ」、チャート使いこなし術
6章・チャート分析をさらに駆使する
7章・「チャートで儲ける」おまとめポイント
の7章で構成されています。『応用編』だけあって細かい内容にまで踏み込んでいて、たとえばこの目次だけ見ると具体的に名前が出ているテクニカル指標は「一目均衡表」だけですが、ボリンジャーバンド、フィボナッチ、RSI、ストキャスティクス、MACDといった代表的なテクニカル指標の見方や使い方についても、6章で実際のチャートを提示して紹介されています。
また、4章の「投資スタイル別 オススメチャート」では、デイトレーダー、スイングトレーダー、中長期専門のトレーダー別に、使用する時間足やテクニカル指標を例示してくれているので、投資スタイルを模索中の人にもすぐ役立ちそうですね。
さらに、5章の「『どんな場面でも勝つ』、チャート使いこなし術」で目を引くのが、「ダマシとの上手なつき合い方」など、ダマシに関するパート。ダマされたときの対処法からダマされないためのチャートの見方まで解説されているので、必読です。
ここまで、DMM.com証券のザイFX!限定タイアップキャンペーンでもらえる3冊のFX本のうち、2冊を紹介してきました(最初にも触れたとおり、このザイFX!限定タイアップキャンペーンではさらに現金5000円ももらえます)。
次回は残る1冊、「ザイFX!杯 FX毎日バトル!」の優勝者である田畑昇人さんの著書『東大院生が考えたスマートフォンFX』(田畑昇人著・扶桑社・税込み1512円)を紹介します!
【参考コンテンツ】
●ザイFX!杯 FX毎日バトル!
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(ザイFX!編集部・上岡由布子)
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