みなさん、こんにちは、葉那子です。
今回は、DMM.com証券とGMOクリック証券が実施したスプレッド縮小についてお知らせします。

■DMM.com証券がヒロセ通商と同水準にスプレッドを縮小!
まず先にスプレッド縮小に踏み切ったのは、DMM.com証券のほうです。
2015年12月14日(月)より、DMM.com証券は、[DMM FX]の8通貨ペアと、外為ジャパンFXの6通貨ペアのスプレッドを縮小しました。
ちなみに、外為ジャパンFXはDMM.com証券が提供するFXサービスの1つで、[DMM FX]とは取扱い通貨ペアの数が異なりますが、スプレッドは同じ数値となっています。
今回、DMM.com証券がスプレッドを縮小した通貨ペアは、NZドル/円、英ポンド/米ドル、豪ドル/米ドルなどの準主要通貨ペアです。

実は、少し前の2015年10月には、ヒロセ通商[LION FX]とJFX[MATRIX TRADER]が豪ドル/米ドルと英ポンド/米ドルのスプレッドを、それぞれ1.2pipsから1.1pips原則固定へ縮小していました(※)。
【参考記事】
●チーズカレーはなぜ上昇トレンドなのか? 業界トップ水準のユーロ/円0.6銭原則固定へ
●巨額1億4000万円とリゾットとおしるこ!? 業界最狭水準のユーロ/円0.6銭原則固定へ
低スプレッドを売りにしているDMM.com証券のことなので、今回のスプレッド縮小は、おそらく10月のヒロセ通商とJFXを意識した動きではないかと推測できます。
(※ヒロセ通商[LION FX]とJFX[MATRIX TRADER]は豪ドル/米ドル、英ポンド/米ドルのスプレッド縮小のほかにも、ユーロ/円スプレッドを0.7銭原則固定から0.6銭原則固定へ同時に縮小させています)
■次の日にGMOクリック証券もスプレッドを縮小!
すると、今度はすぐさまGMOクリック証券が動きました。
なんとDMM.com証券がスプレッド縮小を実施した翌日の2015年12月15日(火)15時より、GMOクリック証券も、[FXネオ]における3通貨ペアのスプレッドを同じ数値に縮小したのです。

GMOクリック証券のほうが取扱い通貨ペアが少ないため、先にDMM.com証券が縮小した通貨ペアのうち、GMOクリック証券は取り扱っている3通貨ペアを縮小。
これは、あきらかにGMOクリック証券がDMM.com証券を意識した動きと言えるでしょう。
というのも、この2社には、どちらかがスプレッドを縮小したら、もう片方もそれにあわせて縮小するといった、熾烈なスプレッド縮小合戦を繰り広げてきたという歴史があるのです。
【参考記事】
●GMOクリック証券、DMM.com証券が揃ってドル/円スプレッド0.3銭原則固定に縮小!
●まだ続くスプレッド競争! 豪ドル/円の最前線が0.7銭原則固定だって知ってた?
●続・GMOクリック証券 対 DMM.com証券! ユーロ/円0.7銭、豪ドル/円1銭原則固定!
ただ、さすがにスプレッド縮小も限界に達したのか、ここ最近は特に目立った動きがありませんでした。
そんな中、久々にこの2社が立て続けにスプレッドを縮小。
ヒロセ通商がスプレッドを縮小した時は無反応だったGMOクリック証券ですが、やはり、DMM.com証券が縮小したとなったら、黙って見ているわけにはいかなかったようです。
GMOクリック証券とDMM.com証券の戦いは、まだまだ健在であるということを再確認しました。
■NZドル/円は業界トップ水準の1.4銭原則固定!
今回、両社が揃ってスプレッドを縮小させた3通貨ペアのうち、唯一のクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)であるNZドル/円ですが、1.4銭原則固定というのは、原則固定スプレッドとしては、業界トップ水準の低スプレッドとなっています。

(※)スプレッドはすべて、例外あり。SBI FXトレードのスプレッドは、取引数量によって変化します。取引手数料が有料の口座はこの比較表からは除外しています。
【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:取引コストで比べる[NZドル/円スプレッドの狭い順]
ただし、その1.4銭原則固定で提供しているところが6社もあり(※)、NZドル/円もほかのクロス円同様、上位が混戦状態になってきました。
以前に比べてスプレッド縮小の頻度は少なくなったとはいえ、まだまだFX業界のスプレッド競争から目が離せません。
(※実はその1社である外為どっとコム[外貨ネクストネオ]はDMM.com証券とGMOクリック証券のあとを追うように、2015年12月21日(月)午前7時から、それまで1.6銭原則固定だったNZドル/円のスプレッドを1.4銭原則固定へ縮小したばかりです。この話題については、また、別の記事で詳しくご紹介したいと思います)
■最大8000円とビーフストロガノフがもらえる!
さて、このたびスプレッド縮小に踏み切った2社では、ザイFX!限定タイアップキャンペーンを含め、お得なキャンペーンを実施中です。
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ちなみに、DMM.com証券のもう1つの口座、外為ジャパンFXでも、3冊の書籍を除けば、[DMM FX]と同様のキャンペーンを実施中です。
キャンペーン内容は一概に比べられない面もあるものの、キャッシュバック金額については、DMM.com証券がライバルのGMOクリック証券を上回っているようですね。
まだ500万通貨も取引できないという方でも、ぜひ、ザイFX!限定タイアップキャンペーンだけでもご活用ください。
(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについては、DMM.com証券、GMOクリック証券のウェブサイトなどで必ずご確認ください。キャンペーン条件が変更されたり、キャンペーン期間が延長されたり、キャンペーンが終了したりすることなどがあります)
>>>DMM.com証券[DMM FX]の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
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(ザイFX!編集部見習い・葉那子)
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