2016年もCMキャラクターに女優の新垣結衣さんを起用、さらに、2月8日(月)に[新FXネオ]の正式リリースを控えるなど、攻めの姿勢を崩さないGMOクリック証券。
【参考記事】
●2016年もGMOクリック証券は新垣結衣!ネットで評判!ガッキーの特別な動画とは?
●約定スピード6倍! FX取引高世界1位の あの会社で新システムがベールを脱いだ!
■GMOクリック証券が4年連続FX取引高第1位を獲得
そんなGMOクリック証券[FXネオ]だが、2015年の年間FX取引高が世界第1位になったと発表した。
当コーナーでは、GMOクリック証券[FXネオ]が2015年上半期にFX取引高世界第1位になったという記事を以前公開したが、そのまま4年連続FX取引高世界第1位という快挙を達成してしまったというわけだ。
【参考記事】
●3年連続でFX取引高世界第1位を達成!GMOクリック証券が支持される理由とは?
●また、GMOクリック証券が王座を守った!2015年上半期FX取引高世界第1位に輝く
■GMOクリック証券のシェアは上位10社中の21.3%
以下は、FX取引高の調査元であるファイナンス・マグネイトが発表している「2015年年間取引高調査報告書」に掲載されている2015年の上位10社の取引高シェアを元にGMOクリック証券がグラフにしたものだ。
(出所:GMOクリック証券)
こちらを見ていただくと、GMOクリック証券が、上位10社の中の21.3%を占めていることがわかる。続いて、19.9%となっているのが「国内A社」。こちらは、同じネオ系で、GMOクリック証券と熾烈なスプレッド競争を繰り広げている、DMM.com証券[DMM FX]と見ておくべきだろうか…。
なお、GMOクリック証券が年間FX取引高世界第1位となった2012年以降のFX取引高上位10社に占める割合は以下のとおりとなっている。

こちらをご覧いただくと、2012年の16.6%から2013年に32%に急増したあと、2014年が23%、2015年が21.3%となっており、直近2年間は20%台で推移している。
ちなみに、GMOクリック証券[FXネオ]の2015年12月の取引高は金額ベースで77.47兆円。それに対し、一般社団法人・金融先物取引業協会が公表したデータによると、2015年12月の日本の店頭FX全体の取引高はおよそ355兆円となっていた。
こうして金額ベースで改めて見てみると、店頭FX全体に占めるGMOクリック証券[FXネオ]の取引高の多さがわかるのではないか。
■店頭FXは2015年後半に取引高が急減…
ここで、GMOクリック証券[FXネオ]の2015年月別FX取引高を以下のグラフで見てみよう。

(出所:GMOクリック証券発表のデータよりザイFX!編集部が作成)
これを見ると、2015年1月に取引高が140.92兆円に到達した後、5月にかけて大きく減少。その後、いったん持ち直したものの再び減少に転じると、年末にかけて大きく落ち込んでいる。
では、FX取引高に大きく影響する為替相場はどんな動きだったのだろうか。米ドル/円の週足チャートで2015年の動きを見てみたい。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 週足)
2015年の米ドル/円相場は、1月~5月にかけてはもみ合い相場が続いたが、6月に一時、125.87円まで上昇。その後、「チャイナショック」により、リスクオフ相場となったことで、円高主導で116円台前半まで急落したが、その後は反発した。
しかし、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げなどはあったものの影響は限定的で、2015年年末に向けては、レンジ相場を続けることとなった。
【参考記事】
●3年連続でFX取引高世界第1位を達成! GMOクリック証券が支持される理由とは?
下のGMOクリック証券[FXネオ]の取引高を見ていただくと、2015年9月は「チャイナショック」の余波もあってか、GMOクリック証券[FXネオ]の取引高も多かったが、10月以降、米ドル/円のレンジ相場が鮮明となる中、取引高が急減していることがわかる。

(出所:GMOクリック証券発表のデータよりザイFX!編集部が作成)
さらに、2015年の店頭FX全体の取引高がどうだったのかも見ておきたい。

(出所:一般社団法人・金融先物取引業協会発表のデータよりザイFX!編集部が作成)
先ほども少し触れたが、一般社団法人・金融先物取引業協会が公表している、店頭FXの取引高を見てみると、2015年10月~12月にかけて大きく減少していることがわかる。
2015年年末にかけてのFX取引高の急減は、GMOクリック証券[FXネオ]に限ったことではなく、FX業界全体で取引高がかなり落ち込んでいたというわけだ。
このように店頭FX全体の取引高が減少していく中でも…
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)