本記事公開後、2016年8月19日(金)にヒロセ通商は株主優待新設を発表しました。これについて詳しいことは以下の記事をご覧ください(ザイFX!編集部)。
【参考記事】
●株価90%上昇のヒロセ通商が驚きの株主優待新設! 配当&優待利回りは9.9%に!
■上場セレモニーの様子を取材しに東証へ行ってきた
2016年3月18日(金)、ヒロセ通商(証券コード:7185)が東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に新規上場しました。
GMOクリック証券、FXプライム byGMO、マネーパートナーズ、マネースクウェア・ジャパンなどのように親会社が上場している例はいくつかありますが、FX会社そのものの上場は、実は結構レア。
今回、新規上場したヒロセ通商以外のおもなFX会社で考えると、思い当たるのはインヴァスト証券くらいです。
【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:会社の信頼性で比べる[上場している会社]
ヒロセ通商の新規上場日当日の3月18日(金)には、東京証券取引所(以下、東証)で「新規上場セレモニー」が行われるということで、ザイFX!編集部は、セレモニーの様子を東証まで取材に行ってきました!

東証ロビーには、この日行われる新規上場セレモニーのスケジュールがモニターで掲示されていました。ヒロセ通商は、3月18日(金)午前11時10分から。
この日は、6社が同時に上場するということで、新規上場セレモニーのスケジュールはご覧のとおりギッシリ。

この日は、6社同時上場で、新規上場セレモニーのスケジュールが詰まっている感じ…。目的のヒロセ通商のセレモニーは午前11時10分スタート!
■セレモニーは「マーケット・センター」のすぐそばで
新規上場セレモニーが行われるのは、東証アローズ内にある「オープン・プラットフォーム」と呼ばれる場所。テレビや新聞の写真などでよく目にする「マーケット・センター」に隣接する位置にあります。

ガラスで覆われた「マーケット・センター」。ここでマーケットの管理業務が行われている。思ったよりも業務にあたっている人の数が少なくてビックリ。1990年代までは、大勢の人がひしめく立会場だった場所だ
新規上場セレモニーが始まる少し前、午前11時前後には、関係者がオープン・プラットフォームに集合。いよいよ新規上場セレモニーが始まります。
セレモニーの流れはだいたい以下のような感じ。全部で40分くらいです。
【新規上場セレモニーの流れ】
・ 上場通知書贈呈式
・ 通知書を掲げての記念撮影
・ マーケット・センターを背景に記念撮影
・ 上場記念の打鐘
メインは、「上場通知書贈呈式」と「上場記念の打鐘」。
ちなみに、セレモニー開始前には、通常、東証役員と新規上場会社役員の懇談を行ったり、新規上場する会社の社長などが、東証から株式市況や株式・為替などの情報をおもにインターネットTVで配信している「ストックボイス」に出演するなどのイベントがあるようです。
3月18日(金)当日は、ヒロセ通商の細合俊一社長も、セレモニー開始40分前の午前10時30分からストックボイスに出演していました。

ストックボイスに出演中のヒロセ通商・細合俊一社長(出所:ストックボイス)
■ティッカーは「祝上場 ヒロセ通商」を表示!
午前11時10分、司会の方(おそらく東証の人)の第一声でいよいよ始まったセレモニー。まずは、上場通知書贈呈式です。
ヒロセ通商の細合俊一社長、しっかりと両手で通知書を受け取っていました。通知書のほか、記念の木槌や盾なども、あわせて贈呈されていましたよ。

両手でしっかりと上場通知書を受け取るヒロセ通商の細合俊一社長
贈呈式が終わると、オープン・プラットフォームに設置された巨大な電光掲示板の前で通知書を掲げての記念撮影。みなさん、晴れ晴れとした表情でした。

電光掲示板の前で、細合俊一社長をはじめ関係者が揃って記念撮影
このあと、すぐ向かいにある「マーケット・センター」を背景に、もう一枚、記念撮影。

ティッカーには「祝上場 ヒロセ通商」の文字! 新規上場セレモニーの間はずっとこの文字が表示されていた
この時、通常は取引されている上場銘柄が表示される(売買状況などによって速さが変わるらしい)ティッカー画面には、「祝上場 ヒロセ通商株式会社」の文字がゆっくりとグルグル回っていました。
どうやら、新規上場セレモニーが行われている間は、新規上場する会社名と祝上場の文字だけの表示に切り替わるようです。なんだか粋な計らいです。
続いては、もう1つのメインイベント…
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