■ヒロセ通商、「オセアニア祭!」の本気度がすごい!
先月(2016年3月)、ジャスダックに上場を果たしたことで話題となった、ヒロセ通商。ザイFX!編集部も東証アローズで行われた上場セレモニーを取材し、貴重な上場の瞬間に立ち合わせていただきました。
【参考記事】
●ヒロセ通商の新規上場セレモニーに潜入! ビットコイン導入予定は? 株主優待は?
FX会社の上場というのは、実は現時点では珍しいこと。ヒロセ通商といえば、いち早くグルメキャンペーンを始めたり、マスコットキャラクターのライオン料理長をフィーチャーしたプロモーションを展開したりと、パイオニア精神あふれるFX会社ですから、今回の上場もそんな社風の現れなのかもしれませんね。
そんなヒロセ通商がかねてより開拓している領域が、オセアニア関係。「オセアニア祭!」として、注力しています。
オセアニア通貨、つまり豪ドルとNZドルがらみの通貨ペアのスプレッドの狭さや、豪ドル、NZドルのスワップ金利の高さには、目を見張るものがあります。
なかでも、4月からスプレッドを縮小したNZドル/円は、業界最狭の1.3銭原則固定。
昨年(2015年)12月以来、6社が1.4銭原則固定で並んでいましたが、ついにヒロセ通商[LION FX]と、その子会社JFX[MATRIX TRADER]が均衡を破りました。
【参考記事】
●DMM縮小の翌日にGMOも縮小! 因縁のスプレッド競争再燃でNZドル/円は混戦!

(※)スプレッドはすべて例外あり。SBI FXトレードのスプレッドは、取引数量によって変化します
【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:取引コストで比べる[NZドル/円スプレッドの狭い順]
そして、スプレッドの狭さだけでなく、NZドル/円のスワップ金利も業界最高なところに、ヒロセ通商[LION FX]の本気度がうかがえます。

【参考コンテンツ】
●FX会社徹底比較!:スワップ金利で比べる[NZドル/円 スワップ金利の高い順]
比較的高金利とはいえ、ニュージーランドの政策金利は、今や2.25%まで引き下げられているにもかかわらず、1万通貨あたり60円ものスワップがつくって、すごいですよね。
ニュージーランドの金利=2.25%、日本の金利=0.0%、NZドル/円=74円として、単純計算すると、
74円×1万通貨×(2.25%-0.0%)÷365日≒45.6円
となりますから、本来ならば50円でもかなりの企業努力と言えそう。それを60円だなんて、「オセアニア祭!」と謳うヒロセ通商の覚悟のほどがうかがえますよね。
そして今回、NZドル/円といっしょに縮小となった豪ドル/米ドルのスプレッドも、実は業界最狭水準。
外為どっとコムやGMOクリック証券、DMM.com証券といった、スプレッド競争でおなじみのFX会社が軒並み1.1pips原則固定なのに対し、ヒロセ通商[LION FX]は今回の縮小で、1.0pisp原則固定と一歩抜きん出ました。
また、オセアニア通貨ではありませんが、今回はもう2通貨ペア、英ポンド/米ドルと南アフリカランド/円のスプレッドも縮小しており、合計4通貨ペアのスプレッド縮小となりました。
英ポンド/米ドルは1.0pips原則固定、南アフリカランド/円は1.3銭原則固定となりましたが、英ポンド/米ドル1.0pips原則固定というのもなかなかのもの。国民投票を控えた英ポンドには、これからますます動きがありそうですから、今から注目しておけば、思わぬチャンスに巡り合えるかもしれませんよ!?
■ユーロ/円、ユーロ/米ドルのスプレッド縮小も延長!
また、今回の4通貨ペアスプレッド縮小だけでなく、上場記念と銘打って2016年3月から行われていたユーロ/円、ユーロ/米ドルのスプレッド縮小キャンペーンが、3月いっぱいの予定を延長し、4月30日(土)まで延長となりました!
ユーロ/円スプレッド0.5銭原則固定は、これまた業界最狭。ユーロ/米ドル0.4pips原則固定も、業界最狭のインヴァスト証券[トライオートFX]の0.3pips原則固定に次ぐ、第2位水準です。
【参考記事】
●FX業界関係者必見! 欧州スプレッド戦争が勃発! ユーロ/ドルは0.3pips原則固定に!
このキャンペーンスプレッド、恒常化するのか注目していましたが、ひとまずはキャンペーン延長という形になりました。次はまた、終了予定の4月30日(土)以降に注目してみたいと思います。
そうは言っても、確実にキャンペーンスプレッドなのは…
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