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 今週に入ってドル円が109円台まで上がってきたが、ここまで上がってくると105円台まで突っ込んだ後だけに、もう底値は売ったのかと思って売りこみづらくなってしまう。またロングで持っていないと、このまま置いていかれるのではないかとの恐怖もわいてくる。そして反対に108円台まで垂れてくると、今度は上値がやっぱり重たかったのかということで、急速に売りものが膨らんでしまう。

 昨日も108円台の前半まで突っ込んで、市場参加者がみんなドル円でベアになってから、相場が反転しだした。それでも前日の高値からは1円以上も下がってきていたので、そう容易にはブル転できるものではない。108.70あたりまではメクリ上がるようなことがあっても、それはショートカバーの範囲内だろうと見えてしまう。

 しかし買い圧力はなかなかに強かった。108.80を超えてくると、前日の高値だった109.40あたりが視野に入ってくる。他のプレーヤーもそうだろうと思うし、そして欧州序盤になると簡単に109円台に乗せてきた。ここはブル転したくなるところだが、ここは見切りベースではあるが依然としてボックス圏内での動きなのだろうということで勝負するしてみる。

 つまり109円台は売りこんでショートにするのである。それには時期も考慮しないといけない。なぜならば完全な逆張りになるからである。自分が売りこんだからといって、そこで都合よく相場の方向が反転してくれると考えるほうが不自然だからだ。

 ニューヨーク時間までじっくりと待ったが、ドル円は109円台に乗せてはいるが、なんとか109.40をクリアに超える局面だけは回避されているようである。今までのところ、レンジ相場になっているといえる。そこで私は109.18でドル円を売ってみた。

 買い戻しのストップロスは109.45でよいだろう。そして利食いは50ポイント以上は望みたいところ。とっているリスクの2倍近くは取らなくては。だが心配は朝の安値から1円以上も上がってきているので、いましばらく買い戻しの圧力が高い時間が続くだろうということである。

 しかし存外に早く、ドル円は109円台を割り込んできた。私は109.45と108.55ではさんで、OCO注文を出して寝た。翌朝、早くから出かけないといけなかったからだ。朝起きたときに注文の出来具合を確認したが、どちらもダンにはなっていなかった。今日朝から外出なので、そのままレベルを変えずにOCO注文で出しているところである。

 今晩はいろいろと経済指標が出るので、発表が始まる夜の21時半前にはポジションをいったんはきれいにしようと思う。そしてその後は株価動向などもにらみながらの是々非々の対応となる。

日本時間 15時00分
 

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