みなさん、こんにちは、葉那子です。
今回は、FXプライム byGMOからリリースされた新しいチャートツールをご紹介します。

■54種類の豊富なテクニカル指標を搭載!
FXプライム byGMOといえば、2016年4月4日(月)に、「外為ウォッチ」という通知機能に特化したスマホアプリをリリースしたばかりです。
【参考記事】
●ヘッジファンドストラテジーを新規導入! 相場急変がすぐわかる外為ウォッチとは?
そのFXプライム byGMOが、今度は新しいチャートツール「プライムチャート」を2016年5月14日(土)にリリースしました。
FXプライム byGMOには、もともと「ChartNaviPrime(チャートナビプライム)」というチャートツールがありますが、Javaというソフトが必要だったり、Google Chromeでは利用できないなど、起動させるためには多少の動作環境を整える必要がありました。
それに対し、新しくリリースされた「プライムチャート」は、専用ソフトのインストールもアドインも必要ない、HTML5をベースにしたウェブブラウザ型のチャートとなります。
つまり、インターネットがつながるブラウザさえあれば、かんたんに起動することができるのです。
というわけで、早速「プライムチャート」を使ってみました。
FXプライム byGMOのマイページにログインすると、トップページの左上に「プライムチャート」のバナーがあるので、そちらをクリックするだけで、チャートが立ち上がります。
レイアウトは自由に変更することができて、最大9枚のチャートを同時に開くことが可能です。
搭載されているテクニカル指標は54種類と非常に多いです。「ChartNaviPrime」は30種類でしたから、それよりも24種類も多いことになります。これはテクニカル派トレーダーにとってはうれしいポイントですね。
54種類のテクニカル指標は、以下のとおりです。
【トレンド系】 | 【オシレーター系】 |
・単純移動平均線 ・指数平滑移動平均線 ・エンベロープ ・ボリンジャーバンド ・HLバンド ・ケルトナーチャネル ・カオス・アリゲーター ・パラボリック ・ジグザグチャート ・線形回帰トレンド ・アルーン ・バランスオブパワー ・一目均衡表 ・高安移動平均 ・ピボット ・GMMA ・スーパーボリンジャー ・スパンモデル ・カギ足 ・平均足 ・新値足 ・陰陽足 ・ポイント&フィギュア <マルチタイムフレーム> ・単純移動平均線 ・指数平滑移動平均線 |
・MACD ・モメンタム ・A/Dライン ・ACオシレーター ・オーサムオシレーター ・ブルパワー ・ベアパワー ・デマーカー ・RVI ・RSI ・ストキャスティクス ・ウィリアムズ%R ・サイコロジカルライン ・DMI ・ADX ・ADXR ・RCI ・ROC ・移動平均乖離率 ・強弱レシオ ・プライスオシレーター ・DPO ・コポック指数 ・CCI ・ボラティリティ ・ATR(Average True Range) ・可変MACD(Variable MACD) ・シャンデモメンタムオシレーター ・チャイキンオシレーター ・アルティメットオシレーター |
移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表など、メジャーなものをはじめ、あまり耳馴染みのないマニアックなものまで豊富に揃っています。
■トレンドラインなど描画オブジェクトは27種類!
また、描画オブジェクトも27種類と多彩なので、ラインを使ったチャート分析ができるところも魅力です。
そんな、描画オブジェクト全27種類がこちらとなります。
・トレンドライン ・チャネルライン ・ホリゾンタルライン ・バーティカルライン ・サークル(円) ・レクタングル(四角形) ・トライアングル(三角形) ・五角形チャート ・エスプリ(楕円) ・アングル ・フィボナッチリトレースメント ・フィボナッチチャネル |
・フィボナッチタイムゾーン ・フィボナッチファン ・フィボナッチアーク ・フィボナッチエクスパンション ・ギャンライン ・ギャンファン ・ギャングリッド ・等距離幅チャネル ・線形回帰チャネル ・標準偏差チャネル ・片矢印 ・双方矢印 ・コメント挿入 |
ポピュラーなトレンドラインやフィボナッチはもちろんのこと、コメントも書き込めるようになっていてます。
試しに、トレンドライン(赤)とフィボナッチリトレースメント(青)、そして、コメント(下降トレンドライン)を書き込んでみました。
ラインを引く際は、ローソク足の高値・安値に吸い付くマグネット機能があるので、正確なラインをかんたんに引くことができました。
そして、オブジェクトは1つずつ違う色を使うことができるので、複数のオブジェクトを描画しても、しっかり見分けることができます。
テクニカル指標が豊富なチャートは他社でも見かけますが、これだけ描画オブジェクトの種類が充実しているチャートはなかなか珍しいと思います。
■ワンクリック発注のハイスピード注文で取引もスピーディ!
ほかにも、「プライムチャート」には便利な機能がいくつかあります。
まず、画面右上にある三本線のアイコンから「チャート追加起動」をクリックすると、同じレイアウトの「プライムチャート」を新しいウィンドウで複数起動させることができます。
複数の通貨ペアを取引する方であれば、通貨ペアごとにチャートを立ち上げるという使い方もできそうですね。
また、「プライムチャート」自体には取引機能はついていませんが、画面上部のタブメニューから「ハイスピード注文画面」をクリックすれば、別ウィドウでFXプライム byGMO[選べる外貨]のスピード注文画面が出てきます。

ワンクリックで素早く発注できるハイスピード注文をチャート画面の隣に準備しておけば、いざという時の取引チャンスも逃しません。
【参考記事】
●ハイスピード注文がさらにハイスピードに! ミラートレーダーには「すぐ取引」機能追加
●葉那子が究極の徹底調査! 主要10社のスピード注文系システム、その最新事情
ちなみに、チャートの…
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