みなさん、こんにちは、葉那子です。
今回は、FXトレード・フィナンシャルのメタトレーダー(MT4)に追加された、新しい定型チャートとインジケーターをご紹介します。

■「ひろぴー式MT4チャート」とRCIを導入!
FXトレード・フィナンシャルのメタトレーダー(MT4)には、1000通貨単位で取引ができて、スプレッドが狭い[FXTF MT4・1000通貨コース]と、通常の[FXTF MT4・1万通貨コース]という2種類のコースがあります。
そのFXトレード・フィナンシャル[FXTF MT4]に、専業トレーダーのひろぴーさんが普段使っているチャートがそのまま再現された「ひろぴー式MT4チャート」と、RCIのインジケーターが新たに導入されました。
当サイトでもたびたび登場しているので、ご存知の方もいるかと思いますが、2015年に脱サラしたひろぴーさんは、今ではトレードで生計を立てている専業トレーダーです。
私も以前、当サイトの連載、「葉那子が本気で挑むFX道!」でインタビューさせていただいたことがあります。
【参考記事】
●ひろぴーのスイングトレード講座(1) 27歳の兼業トレーダーが勝てる理由
そんなひろぴーさんが使用する、複数の移動平均線とRCIを組み合わせた「ひろぴー式MT4チャート」が、FXトレード・フィナンシャル[FXTF MT4]に定型チャートとして標準搭載されました。
■DMA3×3で直近のトレンドを見極める!
「ひろぴー式MT4チャート」を表示させるには、チャート上で右クリックすると出てくるメニューから、「定型チャート」を選択し、「FXTF_hiropi」をクリックしてください。
![FXトレード・フィナンシャル[FXTF MT4]取引画面:定型チャートの表示方法](/mwimgs/b/8/-/img_b8332e4343e7e246a3e4bd792c954ea0112697.jpg)
こちらが、実際の「ひろぴー式MT4チャート」です。
FXトレード・フィナンシャルの公式ブログでは、このチャートを使ったトレード方法について、ひろぴーさんご自身が解説をしています。
ここでは、その一部をご紹介したいと思います。
まず、移動平均線は、一般的な単純移動平均線(SMA)のほかに、指数平滑移動平均線(EMA)、そして、ジョー・ディナポリ氏が考案した、ずらした移動平均線(DMA)の3種類の移動平均線が合計6本表示されています。
各移動平均線にはそれぞれ使い方があるのですが、一番ローソク足に近いDMA3×3は、直近のトレンドを見極める指標となります。
たとえば、ローソク足がDMA3×3から乖離して8本以上出現した状態を「スラスト」と呼ぶのですが、これは強いトレンドが発生している状態を表します。

ローソク足がDMA3×3の上でスラストしている時は買い目線、下の場合は売り目線です。
さらに、DMA3×3は、発生しているトレンドの勢いの確認と、保有中のポジション量を調整する際にも重要な判断材料となります。
たとえば、DMA3×3とローソク足が3本連続して重なり、さらに3本目のローソク足の終値がDMA3×3の内側に収まった場合、もしくはDMA3×3の内側で完全にローソク足3本が収まった場合、ひろぴーさんはポジションを一部決済して縮小するそうです。
■DMA25×5はトレンド転換の早期サイン!
続いて、DMA25×5は、サポートやレジスタンスの目安や、トレンド転換の早期サインとして使うそうです。
トレンド発生後の最初のタッチは、押し目/戻りのポイントになる可能性が高く、2回目、3回目のトライは抜けていくことが多いということで、利食いのタイミングをここで計ります。
さらに、1回目のトライでサポートとして機能したDMA25×5が、今度はレジスタンスとなる場合もあり、その時は売買方向を逆転させるタイミングにもなります。
ここでは6本すべての移動平均線の使い方はご紹介できませんが、ひろぴーさんの詳しいトレード手法については、FXトレード・フィナンシャルの公式ブログをぜひチェックしてみてください。

また、今から3年ほど前なので、チャートの設定が若干違うのですが、以前、私がひろぴーさんに取材させていただいた時の記事も併せてご覧ください。
【参考記事】
●ひろぴーの実践トレード塾(1) 出社前の30分で分析&注文を入れよう!
●ひろぴーの実践トレード塾(2) ディナポリ分析でスラストを探せ!
●ひろぴーの実践トレード塾(3) 移動平均線と水平線の使い方を知ろう!
●ひろぴーの実践トレード塾(4) RCIを効果的に使う方法とは?
●ひろぴーの実践トレード塾(5) フィボナッチ+4つのポイントで精度UP!
■MT4に標準搭載されていないRCIが使えるように!
そして、「ひろぴー式MT4チャート」で、オシレーター系の指標として使われているのがRCIです。
パラメーターは、短期線9、中期線26、長期線52という標準的なRCIの設定となっています。

RCIの使い方についても、FXトレード・フィナンシャルのブログで紹介されていました。
まず、3本のRCIの中でも、特にひろぴーさんが重要視しているのがRCI26。
RCI26が、真ん中の0.00ラインを上抜いてプラス圏に入った時というのは、強いトレンドが発生しているサインとなります。
そのトレンドに沿って、RCI52の上向き加減を見ながら、相場の動きに合わせて敏感に動くRCI9でエントリーのタイミングを待つというのが基本的な使い方。
具体的なタイミングは以下のとおりです。
(1)RCI26(水色)が0より上のプラス圏にあり、
(2)RCI52(橙色)がボトムではりついたあと、-0.8のラインを上抜けてきたとき、
(3)RCI9(黄緑色)が深く押して(一度下を向いたあと)、カクンと上を向いたタイミング
これら3つがすべて揃ったときにロングすると、成功率が高いそうです。

このほか、RCIを使ったエントリーパターンについては…
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