■直近はレジスタンスラインとボックス相場を上抜け
米ドル/円は、短期のチャートで見ると、ボックス相場「ピンクの破線」を形成した、と考える。
(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「ピンクの破線」の上限は103円台ミドル、下限は99.00円近辺、と考える。
4時間足チャートを見てのとおりに、短期のレジスタンス・ライン(2)「赤の破線」を上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
ボックス相場「ピンクの破線」を上に抜けたので、さらに「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、105.00円近くまで上昇した。しかし、105.00円には届かずに、下落に転じている。
■大局で見ると、米ドル/円はすでに下落トレンドに転換か
「英国のEU離脱」で、マーケットは混乱している、と考える。
「英国のEU離脱」が、今後のマーケットに、どういった影響が与えるのか、現時点では、まだ不明な点が多いので、多くの市場参加者は、積極的に売買を行っていない、と考える。
これから、「英国のEU離脱問題」が具体化されていく、と考える。不明な点が多い間は、「リスク回避」の思惑は潜在的に存在する、と考える。
「大局で見ると、米ドル/円はすでに『下落トレンド』に転換している可能性が高い」と考える。
当面の戦略(米ドル/円相場への臨み方)だが、「現在の米ドル/円は、『下落トレンド』(=米ドル安・円高トレンド)である」と判断して、行動するべき、と考える。
(2016年7月13日 東京時間13:20記述)
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