こんにちは、ひろぴーです。
今回は、国内のFX会社では最多の取り扱い通貨ペア数を誇る、サクソバンク証券のトレードツールについてレビューしたいと思います。
【作成日時:2017年3月8日→最終確認・更新日:2017年3月24日】
>>>サクソバンク証券[スタンダードコース]の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
>>>サクソバンク証券[アクティブトレーダーコース]の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
>>>サクソバンク証券[CFD]はこちら!

■初心者から上級者までメリットがあるサクソバンク証券!
サクソバンク証券は、昔、使っていたことがありました。3~4年前だったでしょうか。そのときはスマホのアプリがやたらと重く、正直、僕のトレードスタイルにはあっていなかった記憶があります。
当時のサクソバンク証券は僕にとって、デスクトップPCオンリーでFXトレードするような口座でした。
しかし、大幅な変更と、バージョンアップがされておりましたので、その概要をお知らせしたいと思います。
■世界的に有名、日本を除けば取引高は世界一?
サクソバンク証券は世界的に非常に有名で、日本国内のFX会社を除けば、取引高は世界で1~2位を争うFX会社です。
インターバンク直結式のトレードツールも兼ね備えていて、取引できる通貨ペア数は、国内のFX会社で最多の162。また、CFDや為替のオプション(バニラオプション)まで取引できる、超ハイスペックなFX会社です。
サクソバンク証券にはスマホ用のアプリもあるのですが、スマホのウェブブラウザに対応した取引画面でトレードするスタイルも採用していて、そちらの方がおすすめです。スマホのウェブ版取引画面は、驚くほど軽くて操作性抜群でした。
■実は、スワップポイントが国内最高峰!?
これは前々から注目していたのですが、サクソバンク証券はスワップ金利(スワップポイント)が異様に高いんです。それも、すべての通貨ペアでです。

(出所:サクソバンク証券)

(出所:サクソバンク証券)

(出所:サクソバンク証券)
その中でも、特にトルコリラ/円や南アフリカランド/円などのスワップ金利が、他のFX会社と比較して、圧倒的に高い印象がありました。
南アフリカランド/円なら、今、10万通貨の買いポジションで、1日あたり140円のスワップ金利がつきますから、本当に高い水準です。
そう考えると、実は、長期投資用のスワップ口座としても使えるのがサクソバンク証券なのです。
サクソバンク証券のウェブサイトには、日々のスワップ金利を確認できる一覧表が掲載されております。非常にわかりやすくまとめられておりますので、ぜひ、そちらをご参照ください。

(出所:サクソバンク証券)
個人的にはトルコリラ/南アフリカランドのショートトレードがしたいかな、っと考えております(笑)。
■初心者向けのスタンダードコース
今回は、サービスの提供体制が変わっていたため、デモトレードでツールを堪能してみることにしました。
まず、サクソバンク証券には[スタンダードコース]と、[アクティブトレーダーコース](昔は、FX CHOICEといった名前だった記憶がありますが…)の、2つのトレードコースが用意されております。
まず、[スタンダードコース]ですが、こちらは初心者向けのコースとなっております。
大半の通貨ペアが1000通貨以上からトレードできまして、口座資金が5万円や10万円からでも取引できるようになっております。
そして、おもしろいことに、1000通貨以上であれば細かい通貨単位でも良い(※)とのことです。
よって、1001通貨や、1100通貨でのトレードにも対応しております。
(※編集部注:サクソバンク証券[アクティブトレーダーコース]も、メジャーな通貨ペアで1000通貨からの取引が可能です)
特に意味はありませんが、試しに米ドル/円を1260通貨、ロングしてみました。
以下が、ポジションを取った時の画像です。

ここまで、柔軟に資金管理が調整できるFX会社はなかなかありませんし、意外と、初心者にもおすすめできるツールなのかもしれません。
資金が少ないほど、細かいレバレッジのコントロールは重要ですから、この取引条件は高く評価できると思います。
必要証拠金が、黄色で囲ったポイントに随時掲載されるのも、このツールで助かるなと思う点の1つです。
■CFD銘柄、日経先物は1900円からエントリー可能!?
サクソバンク証券では、CFDもFXと同じ取引画面上でトレードできます。

日経平均先物と同じように動く銘柄(Japan 225)の場合、最小取引数量は1単位になります(黄色い丸のところ)。そして、サクソバンク証券の1単位は表示されている価格と同じということです。つまり、約1万9000円ほどのポジションということになります。必要証拠金率は10%となっておりますので、わずか1900円ほどの証拠金(黄色の四角い枠)でトレードができるということです。
(※ただし、1単位だと、買いポジションを持っていて日経平均先物が100円上昇しても、利益は100円しかありません)
国内のCFD取り扱い会社の多くでは、日経平均先物のトレードは、おおよそ取引単位100倍か10倍からの取引しか受け付けておりませんので、取引単位についても、初心者向きに配慮されたかたちとなっております。
【参考コンテンツ】
●NYダウや金にも直接投資できるCFD取引会社を徹底比較!
FXをトレードしつつ、同じ取引画面で日経平均先物もトレードできるのは、非常に魅力的なツールと言えるのではないでしょうか。
補足になりますが、上記は1単位のトレード例を紹介しましたが、日経平均先物を10単位でトレードする場合、米ドル/円を1000通貨でトレードしているのと同程度のポジション量です。
日経平均が19000円から19100円に上昇した場合、10単位で日経平均先物をロングしていると、1000円の利益になります。
ポジション量が100単位の場合は、日経平均が100円上昇すると買いポジションは1万円の利益になりますが、必要証拠金は19万円強と、少し高くなっていきます。
そのほか、NYダウやS&P500…
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