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松田哲の「FX一刀両断!」
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米ドル/円は売りシグナル!英国総選挙など
材料満載の6月8日は予想外の結果に注意

2017年06月07日(水)17:07公開 [2017年06月07日(水)17:07更新]

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■2016年年初のマイナス金利導入で…

 2015年末の時点では、120.00円がサポート(チャート・ポイント)になっていた。それで、2016年初日の相場に注目していた。

 2016年1月4日(月)の年初の相場では、120円台を割り込み、急落している。

 この年初日(2016年1月4日)の下落で、週足チャートに示したサポート・ライン(1)「青の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。

 この「売りシグナル」に従い、116.00割れ(115円台)にまで下落したが、115円台からは、いったん反転(上昇)している。

米ドル/円 週足(再掲載、クリックで拡大)
米ドル/円 週足

(出所:ヒロセ通商

 そして、2016年1月末(2016年1月29日)の日銀政策決定会合で、マイナス金利の導入が発表されると、118円台から121円台にまで急騰した。

 しかし、この日(2016年1月29日)の米ドル/円は、大きく乱高下をしており、市場はマイナス金利という金融政策に関して、どのように評価すれば良いのか混乱していた、と考える。

しかしながら、この時点では依然として、米ドル/円は、「緑の破線」で示したボックス相場を形成していた。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)
米ドル/円 日足

(出所:ヒロセ通商

ボックス相場「緑の破線」の上限は125円台後半程度、下限は115円台ミドル程度、と考える。

 2016年2月初旬(2月9日)の値動きで、米ドル/円は、ボックス相場「緑の破線」の下限(115円台ミドル)を割り込み、そして、心理的な節目(=チャート・ポイント)である115.00円を割り込んで新たな「売りシグナル」を発した、と考える。

 2016年1月末(1月29日)の日銀政策決定会合で、マイナス金利の導入が発表されて、121円台に急上昇したが、2016年2月初旬(2月9日)にマイナス金利導入前の安値を更新して、ボックス相場「緑の破線」を下に抜けた。

重要な「売りシグナル」を発した、と考える。

 このマイナス金利という金融政策に効果があるのか、マーケットは疑問に思っている、と考える。

 米ドル/円は、この「売りシグナル」に従い下落した。そして、週足チャートに表示したように、約10円幅のボックス相場「緑の破線」を下抜けした場合のターゲットを達成した、と考える。 

米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)
米ドル/円 日足

(出所:ヒロセ通商

 昨年(2016年)11月の米国大統領選挙後の値動きが、大きく上昇しているので、サポート・ライン(2)「青の破線」を表示した。

■レジスタンスラインを引きなおすと「買いシグナル」点灯に

 続いて、別のレジスタンス・ライン「赤の破線」を表示した、週足チャートをご覧いただきたい。  

 米ドル/円は、レジスタンス・ライン「赤の破線」とサポート・ライン(2)「青の破線」で、三角保ち合い(ウェッジ)を形成中、と言えた。

米ドル/円 週足(クリックで拡大)
米ドル/円 週足

(出所:ヒロセ通商

 この引き方だと、レジスタンス・ライン「赤の破線」を上に抜けた時点で、「買いシグナル」を発した、と考える。

 米ドル/円が、米国大統領選挙後の値動きで、大きく上昇したので、サポート・ライン(2)「青の破線」を表示した。

■日足チャートでは、ボックス相場を次々と下抜け

 続いて、日足チャートをご覧いただきたい。米ドル/円は、125円台の最高値を付けたが、下落に転じた。その下落過程で、ボックス相場「赤の破線」を形成した、と考える。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)
米ドル/円 日足

(出所:ヒロセ通商

ボックス相場「赤の破線」の上限は115.00円近辺、下限は110.50円近辺、と考える。

 日足チャートを見てのとおりに、この、ボックス相場「赤の破線」の下限(110.50円近辺)を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。

 この110.50円近辺で発せられた「売りシグナル」に従い、下落して、107円台を付けた。

 107円台からは111円台に反発したが、2016年4月29日(金)のゴールデン・ウィーク初日に、この時点での安値(107.50円近辺)を更新して、「売りシグナル」を発した、と考える。

 この「売りシグナル」に従い、105円台に下落している。105円台からは、再度、反発して111円台を付けている。

 その結果として、米ドル/円は、ボックス相場「紫の破線」を形成した、と考える。

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米ドル/円 日足

(出所:ヒロセ通商

ボックス相場「紫の破線」の上限は112.00円近辺、下限は105.50円近辺、と考える。

 この時点での米ドル/円は、105円台ミドルの安値を付けたが、105円台ミドルの安値を付けて以降は、麻生財務大臣の「口先介入」を材料・きっかけに、111円台にまで反発(上昇)した。 

 しかし、111円台からは反転下落して、ボックス相場「紫の破線」を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。 

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米ドル/円 日足

(出所:ヒロセ通商

 昨年(2016年)の6月16日(木)の日銀政策決定会合で、「現状維持(=変更なし)」が発表されると、ボックス相場「紫の破線」の下限(105円台ミドル)を割り込み、「売りシグナル」を発した、と考える。

■2016年6月の「英国国民投票」を材料に大きく乱高下

 昨年(2016年)の6月23日(木)に実施された「英国の国民投票」を材料に、米ドル/円は、大きく乱高下をしている。

 「英国の国民投票」の結果が出る直前は、英国がEUに残留するだろう、という思惑が強く、米ドル/円は、106円台後半の高値を付けている。 

米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)
米ドル/円 日足

(出所:ヒロセ通商

 ところが、英国のEU離脱が確実になると、それを材料に、米ドル/円は急落して、99.00円割れ(98円台後半)を付けた。

 99.00円割れ(98円台後半)からは、103円台までリバウンドして、そして、再度100.00円割れ(99円台後半)を見ている。

■「ヘリコプター・マネー」の思惑で大きく上昇

 この2度目の100.00円割れ(99円台後半)から、米ドル/円は、大きく上昇している。

 大きく上昇した理由は、バーナンキ前FRB議長が来日した際に、同氏が安倍首相、黒田日銀総裁と会談をしたことから、日銀が追加の金融緩和策を打ち出すのではないか、といった思惑が広がったこと、と考える。

 いわゆる「ヘリコプター・マネー」を想像したのだろう、と考える。

 昨年(2016年)の6月頃からの米ドル/円は、ボックス相場「茶色の破線」を形成していた、と考える。

米ドル/円 日足(クリックで拡大)
米ドル/円 日足

(出所:ヒロセ通商

ボックス相場「茶色の破線」の上限は108.00円近辺、下限は99.00円近辺、と考える。

■ボックス相場上抜け後のターゲットを達成したが…

 日足チャートを俯瞰すると、昨年(2016年)の1月下旬以降の相場は、レジスタンス・ライン「ピンクの破線」に従って下落した、と考える。 

米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)
米ドル/円 日足

(出所:ヒロセ通商

 昨年(2016年)の(10月)初旬の値動きで、米ドル/円が上昇して、このレジスタンス・ライン「ピンクの破線(細線)」を上に抜けた。「買いシグナル」を発した、と考える。「売り方」(=米ドル売り・円買いのポジション)は、いったん撤退と考える。 

 ただし、この時点では引き続き、米ドル/円はボックス相場「茶色の破線」を形成中だ。

 このボックス相場に着目すれば、上値のメドは108.00円近辺だが、米ドル/円の上値抵抗も強いだろう、と考えていた。

 ところが、日足チャートを見てのとおりに、ボックス相場「茶色の破線」の上限(108.00円近辺)を上抜けして、「買いシグナル」を発した、と考える。

 この「買いシグナル」に従い、相場は大きく急騰している。

 ボックス相場を上抜けした場合のセオリーでは、ボックス相場の上限から、ボックス相場の値幅分を上昇したところがターゲットになる。

 ボックス相場「茶色の破線」の上限が108.00円近辺で、ボックス相場「茶色の破線」の値幅が約9円であるから、ターゲットは、117.00円近辺になる。

 日足チャートを見てのとおりに、すでにターゲットを達成した(「茶色の破線(両端矢印)」で表示した)。

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米ドル/円 日足

(出所:ヒロセ通商

  米ドル/円は、上述のターゲットを達成してからも上昇を続けて、118円台の高値を付けている。しかし、118円台の高値を付けてからの米ドル/円は…

松田哲の「FX一刀両断!」
松田 哲 (まつだ・さとし)

早稲田大学法学部卒業。三菱信託銀行、フランス・パリバ銀行、クレディ・スイス銀行などを経て、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。現在は松田トラスト&インベストメント代表取締役として、法人・個人向けコンサルティング業務を行っている。著書『外貨崩落』(技術評論社)などで米ドル/円相場、クロス円相場の下落を見事的中。近著に『1勝9敗でも勝てる松田式FX!』(ダイヤモンド社)がある他、『FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか?』(技術評論社)、『FXの教科書』(扶桑社)、『投資で浮かぶ人、沈む人』(PHP研究所)、『FX「シグナル」を先取りして勝つ!』(技術評論社)などの著書がある。

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