■夏だ! 海外だ! それなら外貨両替しなくちゃ!
ゴールデンウィークも終わり、気がつけばもう6月。そろそろ、夏休みは海外旅行! なんて計画を立てている方や、すでに旅行の予約を済ませた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
海外へ行くとき、航空券や宿泊先の手配のほかに、必ずと言っていいほど必要になるのが、渡航先で使う現地通貨の確保ですよね。
いまや、世界中のほとんどの場所でクレジットカードが利用できるので、昔のようにまとまった金額の外貨を事前に準備する人は減っているのかもしれません。
でも、ホテルのベッドメイキングで渡すチップなんかはカードじゃ払えないし、なんだかんだである程度のキャッシュは必需品ですよね。
その現地通貨への両替といえば、大手銀行の窓口や、銀行が運営する空港などに設置された両替センター、両替専門店などを利用するのが主流ではないかと思います。
ちなみに、そういった場所で日本円を米ドルに両替しようとしたら、通常、1ドルにつき3円程度の両替手数料が発生するケースがほとんど。
一見、3円と言われても、それほど大きな金額には感じないかもしれませんが、1000ドルの両替で3000円のコストがかかると言われれば、必要経費として割り切るには結構イタイ額ですよね…
■超オトクなマネパの外貨両替、でも出金方法でコストに違い
そのバカにならない為替の両替手数料を節約する方法として活用したいのが、国内のいくつかのFX会社が提供している「外貨両替サービス」です。
FX会社のサービスを利用すれば、銀行や両替専門店よりも安い手数料で、日本円を外貨に両替することができます。
ところが多くのFX会社の場合、両替の手数料自体は安くても、両替した外貨を銀行の外貨預金口座へ出金するときにさまざまなコストがかかってしまい、両替金額によっては銀行や両替専門店で行う外貨両替と比較して、トータルで割高となってしまうケースもあります。そんな事態は絶対に避けたいところ。
そんな中、ザイFX!では過去に何度か、マネーパートナーズが提供するサービスを利用して、オトクに外貨両替を行う方法を紹介してきました。
【参考記事】
●海外旅行時の外貨両替、どこでどうする?徹底調査でわかったおトクな方法とは?
●ロンドン五輪用に英ポンド両替もOK! 両替手数料が98%も安くなる方法って?
●海外旅行者必読!銀行に支払う巨額両替手数料を信じられないぐらい安くする方法
●驚異の98%オフ! 海外旅行者必見の外貨両替手数料が超格安になる方法とは?
上の参考記事は、両替した外貨を空港で受け取ったり、マネーパートナーズが発行するマルチカレンシーのプリペイドカード、「Manepa Card」(マネパカード)にチャージすれば、外貨両替のコストがめちゃくちゃ節約できるというもの。
記事を読んでいただき、実際にサービスを利用された方もいるのではないでしょうか?
ところが、そのマネーパートナーズには、銀行の外貨預金口座への出金、空港での受け取り、マネパカードへのチャージと、外貨の受け取り方法が3種類もあるのですが、実はどの方法を使うかによって、同じだけの金額を外貨に両替しても、最終的にかかるコストは同じではなく、さらに、対応している外貨の種類もそれぞれ違うんです。

じゃあ、いったいどの通貨がどこで受け取れて、1番オトクに外貨両替できるのか?
そんな疑問を解決するため、今回はそれぞれの受け取り方法によるコストや対応通貨を調べ、どの方法が安い手数料で両替した外貨を、さらにオトクに利用できるか、徹底的に比べてみました。必見です!
■操作は超簡単、両替は1通貨単位でOK
まずは外貨への両替方法を、順を追って説明していきましょう。
マネーパートナーズには1万通貨からの取引ができる[パートナーズFX]と、100通貨からの少額取引が可能な[パートナーズFX nano]という2つの口座がありますが、外貨両替の操作ができるのは[パートナーズFX]になります。
ただし、 [パートナーズFX]の口座でサービスを提供しているというだけで、両替そのものは1米ドルや1ユーロといったように1通貨単位からできます。
両替できるのは、[パートナーズFX]で取引できる通貨ペアのうち、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、シンガポールドルの9通貨。南アフリカランドとトルコリラは、両替サービスには対応していません。
両替のやり方はとても簡単です。まず、[パートナーズFX]の口座に資金がある状態で、会員専用サイトのパートナーズFX「旧WEB取引画面(両替)」→「口座照会・両替」→「外貨両替」と進み、画面に表示される注意事項を確認したら、最下部の「次へ(外貨両替手続き画面へ)」をクリックします。

次に、表示された画面で支払いに使用する通貨と、受け取りたい通貨、その金額を選択します。
たとえば、10万円を米ドルに両替したい場合は、支払いの「元通貨」でJPY(円)を選択して金額に100000と入力。受け取りの「受け取り通貨」にUSD(米ドル)を選んで、金額は入力しないでおきます。
また、米ドルが1000ドル欲しいときは、「受け取り通貨」の金額欄に1000と入力して、「元通貨」の金額欄にはなにも入力しなければOK。
米ドルが1000ドル欲しい場合は、下のように入力します。

確認して「次へ」をクリックすると、両替に適用されるレートや支払金額が表示されます。レートを取り直したり、金額を訂正するときは「戻る」で前の画面に戻ります。これで良ければ「外貨両替実行」へ。

以上で外貨両替は完了です。簡単ですね。
ここでは日本円を外貨に替える方法をご紹介しましたが、もちろん、海外旅行などで使い切らなかった外貨を日本円に戻したり、両替に対応している他の外貨へ両替することも可能です。
では、両替方法を理解したところで、その外貨両替にかかるコストを…
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