こんにちは、ひろぴーです。
今回の本音でレビューでは、ひろぴーが日頃から使い慣れているGMOクリック証券[FXネオ]の高機能取引ツール「プラチナチャートプラス」(Platinumチャート+)の中に、おもしろいツールがあるのでご紹介します。
【作成日時:2017年8月17日→最終確認・更新日:2017年9月1日】
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■最大4つの組み合わせから動いている通貨ペアを判断!
プラチナチャートプラスにある、下のキャプチャのようなツールをご存じでしょうか?
(出所:GMOクリック証券)
こちらのツールは「比較チャート」と言いまして、最大4つの通貨ペアが選択でき、一定のスタート位置から現在の時間までに、どの通貨ペアがどれだけ上昇し、どの通貨ペアがどれだけ下落しているかが、一目でわかるものです。
つまり、比較したい通貨ペアとチャートの時間軸を選択するだけで、その期間に勢いのある通貨ペアを簡単に探し出せるツールというわけなのです。
比較チャートで表示されたチャートが以下になります。
(出所:GMOクリック証券)
上のキャプチャは、米/ドル円、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円の4通貨ペアの5分足を選択し、8月17日(木)東京時間9時を起点として、夕方16時過ぎまでの各通貨ペアの動きを比較して表示させたものです。
0%のラインよりも上で推移している通貨ペアの場合、起点となった時間から円に対して何パーセント上昇しているのか、逆に、0%のラインよりも下で推移している通貨ペアは、起点となった時間から円に対して何パーセント下落しているかを計ることができる指標となっているのです。
このチャートからは、8月17日(木)16時過ぎの段階で、9時以降に豪ドル/円がおよそ0.19%近く上昇し、ユーロ/円が0.12%程度下落していたことがわかります。
ということは、豪ドル/円とユーロ/円では、差し引き0.31%程度の乖離が生まれているわけですね。よって、この場合は、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドルの4通貨のクロスの中では、ユーロ/豪ドルでもっともトレンドが発生している可能性が高いと判断できるわけです。
この比較チャートには、一定の期間中にもっとも勢いのある通貨ペアを即時に判別できるという、有効な使い方があるわけです。
■実際のユーロ/豪ドルはどうなっていた?
この記事を執筆していたとき、ちょうど先ほどの比較チャートに遭遇したため、実際にユーロ/豪ドルのチャートを確認すると、午前中から最大80pipsもの下落を演じておりました。
これは、順張りトレードをしないわけにはいきません。
(出所:GMOクリック証券)
デイトレでよく多用している、SMA7、SMA25、SMA50(※)を利用した、SMAトレードを実践してみることにしました。
条件となるSMA7にタッチするまで我慢し、タッチしたタイミングで成行でショート(=売り)をしていきます。
(※編集部注:「SMA」とは単純移動平均線のこと。たとえば、「SMA7」であれば7期間の単純移動平均線のことを指す)
■チャンス到来! エントリー後にさらに下落
待つこと数十分、ようやくエントリーチャンスの到来です。
(出所:GMOクリック証券)
強いトレンドが発生した場合は、どの通貨ペアもSMA7に沿うようにトレンドが発生することが多いです。
特に、僕は1時間足のチャートを使ったトレードで、この手法を多用します。
この日のマーケットは本当に小動きで、米ドル/円やクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)の値幅は、20~40銭にとどまっている通貨ペアが多かったです。
それに比べて、一番強い通貨と一番弱い通貨を組み合わせた通貨ペアでは、これだけ値幅があることに気づかされます。
僕はSMAを使いますが、この値動きの場合は、ボリンジャーバンドや一目均衡表でも順張りトレードは成功したと思います。
つまり、どのようなテクニカル指標を使おうが、きれいなトレンドが発生した通貨ペアというのは、トレードがしやすいのです。
こういった素直なトレンドをもっとも発生させる可能性が高い通貨ペアを選ぶのに、一役買ってくれるのが、この比較チャートなわけですね。
利食いは、ローソク足がSMA7の内側で…
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