24時間いつでも仮想通貨をかんたん売買!マネックスグループのコインチェック!

bitFlyer(ビットフライヤー)を徹底調査!
手数料無料で安心してはいけない真の理由

2018年01月17日(水)18:33公開 [2018年06月29日(金)11:12更新] 向井友代[ザイFX!副編集長] バックナンバー一覧へ>>

国内で唯一ファクトムが取引できるマネックスグループのコインチェック

■販売所と取引所でコストに大きな差! いったい何が違うの?

 手続きを終えて、いざ、ビットフライヤーで仮想通貨取引をスタートしよう! と、作成したばかりのアカウントでログインすると、まず、いろいろあり過ぎて、どのサービスを使えば良いのか…?と、迷うかもしれません。

ビットフライヤー:ログイン後のホーム画面(クリックで拡大)
ビットフライヤー:ログイン後のホーム画面

(出所:bitFlyer

 「ビットコイン販売所」とか「アルトコイン販売所」とか「ビットコイン取引所」とか「bitFlyer Lightning」とか、ぱっと見ただけでは、いったい何がどう違うのかよくわからない…。

 これらの説明はあとで行いたいと思いますが、その前に、はじめて仮想通貨取引をするという人に、1つ、どうしても押さえていただきたいことがあります。

 それは、「販売所」と「取引所」の違いです。

【参考コンテンツ】
ビットコイン・仮想通貨の取引所/販売所を比較。取引コストが安いのはどこ?

ビットフライヤーに限らず、どの仮想通貨業者にも言えることですが、基本的に「販売所」では業者を相手に仮想通貨の売買を行い、「取引所」では自分と同じようにその業者にアカウントを持つユーザーを相手に仮想通貨の売買を行います

 取引画面の見た目も明らかに異なっており、「販売所」では売値と買値が1つずつ表示され、表示された価格で指定した数量の仮想通貨を売買することが可能ですが、「取引所」は株の取引と同じように板が表示され、他のユーザーが出している売り買いの注文を元に発注するスタイルです。

 以下は、ビットフライヤーの「ビットコイン販売所」と「ビットコイン取引所」の取引画面。

ビットコイン取引所とビットコイン販売所(クリックで拡大)
ビットコイン取引所とビットコイン販売所

(出所:bitFlyer

 他の金融商品の取引経験がない人にとっては、見た感じ、わかりやすいのは「販売所」の方かもしれません。

 しかし、コスト(売値と買値の差)を比較すると、ビットフライヤーの「ビットコイン販売所」は何万円も離れていることが多いのに対し、「ビットコイン取引所」は一番近いところで数千円程度離れているだけであることが多い。

 つまり、コストという点で考えると、圧倒的に「取引所」の方がお得ということなんです!

 この事実を知ると、誰が「販売所」で取引なんかするもんか! と思うのですが、何も知らずに始めると、見た感じわかりやすい「販売所」に流れてしまいがち…。この記事を読んでくださったみなさんは、ぜひとも、そうならないように気をつけてください。

 取引所で一度に大量の取引をする場合、板の厚さによって思ったとおりに注文が通るとは限らないケースもありそうですが、普通に取引するぶんには、まず問題ないと考えられますので、コスト面で考えると普段の取引には「取引所」を使いたいところ。

 とはいえ、ビットフライヤーの「ビットコイン販売所」が、何も知らずに入ってきたユーザーからスプレッド分のコストをただ巻き上げるだけのワナなのか?というと、そうとも言い切れない面も…。

「ビットコイン取引所」の最低取引単位が0.001BTCであるのに対して、「ビットコイン販売所」では、0.00000001BTC(=1satoshi)から取引可能です。1BTC=180万円とすると、0.001BTC=1800円ですから、それより小さい数百円とか数十円の取引がしたい場合は、「ビットコイン販売所」の出番となります。

 また、逆にどうしても今すぐ一定量以上の大口の取引がしたいという場合も、板の厚さに左右されず、確実に表示された価格で取引できる「ビットコイン販売所」の出番となるでしょう。

 「販売所」は、「取引所」に比べて、コスト的にかなり不利であるということを頭に叩き込んだ上で、通常は「取引所」で売買し、状況によっては「販売所」を活用するくらいのスタンスで臨むのがいいかもしれません。

【ポイント整理】
・ 「販売所」の売値と買値の価格差(スプレッド)は大きく、コスト面を考えると、通常は「取引所」を使いたい
・ただし、 「販売所」は「取引所」に比べて小さな単位で取引できたり、表示価格で思った数量の取引を即座に行うことができるという特徴がある

■取引所にも簡易版とプロ向けのbitFlyer Lightningがある

 「販売所」と「取引所」の違いについて押さえたところで、改めてビットフライヤーで提供されているサービスを確認してみましょう。

 仮想通貨の売買を目的としたサービスは、先ほど紹介した「ビットコイン販売所」や「ビットコイン取引所」を含めて、以下のものが挙げられます。

ビットフライヤーのサービス一覧
サービス名 概要 取引
手数料
ビットコイン販売所 ビットフライヤーを取引の相手方としてビットコインの売買ができる 無料
アルトコイン販売所 ビットフライヤーを取引の相手方としてイーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、モナコインの売買ができる 無料
ビットコイン取引所 簡易取引所。ビットフライヤーのユーザーを取引の相手方としてビットコインの売買ができる。シンプルな取引画面で初心者にも扱いやすい 0.01%
~0.15%
 
bitFlyer
Lightning
Lightning
 現物
プロ向け(上級者向け)取引所。ビットフライヤーのユーザーを取引の相手方としてビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュの売買ができる(イーサリアムやビットコインキャッシュは対ビットコインの現物取引が可能)。bitFlyer Lightningでは、「Lightning 現物」のほか、「Lightning FX(BTC-FX)」や「Lightning Futures」といったレバレッジ取引も可能。最大レバレッジは15倍 0.01%
~0.15%

(BTC/JPY以外は0.20%)
 
Lightning
FX
(BTC-FX)
無料
Lightning
Futures
無料

※取引手数料無料は、キャンペーン。キャンペーン期間が決まっておらず、終了の2週間前に告知されることになっている

 ここで確認しておきたいのが、ビットフライヤーのウェブサイトでプロ向け取引所として紹介されている「bitFlyer Lightning(ビットフライヤー ライトニング)」。取引画面の見た目からして「ビットコイン取引所」と比べると、ずいぶん上級者好みな感じです。

bitFlyer Lightningのデモ取引画面(クリックで拡大)
bitFlyer Lightningのデモ取引画面

(出所:bitFlyer Lightning

bitFlyer Lightningのチャートには、移動平均線(MA)やボリンジャーバンドといったメジャーなものはもちろん、ケルトナーチャネルやDPO、アルーンといった、ちょっと珍しいインディケーターも搭載されており、テクニカル分析を重視する人にとってはうれしいかも。

 正直、めちゃくちゃ使いやすいチャートというワケではなさそうですが、記者も触ってみた感じ、そこそこ多彩な機能が利用できる印象です。

 また、少ない証拠金で最大15倍のレバレッジ取引ができる「Lightning FX(BTC-FX)」「Lightning Futures」は、中長期で仮想通貨を保有して値上がりを待つというよりは、あくまで短期取引を頻繁に行い、売買差益で稼いでいこうというスタイルのトレーダーに向いているサービスではないでしょうか?

【参考コンテンツ】
「ビットコイン・仮想通貨のFX」ができる取引所を比較。上昇も下落も収益チャンスに

「Lightning FX(BTC-FX)」「Lightning Futures」では、ポジションを持ち越すたびに発生するレバレッジ手数料ビットフライヤーではスワップポイントと呼んでいるポジション管理料みたいなもの)も売り買いを問わず、1日あたり0.04%支払いとなっていますので、ビットフライヤーのレバレッジ取引は中長期保有には、あまり向いていないと言えそうなのです。

 なお、bitFlyer Lightningでは、証拠金が規定値以下(証拠金維持率の80%を下回る)になった場合、追加証拠金の入金を促す「追証制度」やその状態が3銀行営業日後の17時時点まで解消されない場合、自動的にポジションを解消する「ロスカットルール」も採用されています。

 いずれもFXや株式など他の金融商品の取引経験がある人は、よく知っている制度でしょう。

 他の金融商品での取引経験もなく、初めて仮想通貨を取引するという人がいきなりbitFlyer Lightningを利用するのは、ハードルが高いかもしれませんが、一度のアカウント作成で上述のすべてのサービスが利用できるようになりますので、使い方やルールに慣れてきたらチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

【ポイント整理】
・ bitFlyer Lightningは上級者向けのサービスで、チャート機能もそこそこ充実している
「Lightning FX(BTC-FX)」「Lightning Futures」ではレバレッジ取引ができる。レバレッジは最大15倍
・ 「Lightning FX(BTC-FX)」「Lightning Futures」では売りでも買いでもレバレッジ手数料が1日あたり0.04%の支払いとなるなど、コストを考えると中長期取引向きではなさそう
・ 「Lightning FX(BTC-FX)」「Lightning Futures」では追証制度やロスカットルールが採用されている

■「Lightning FX(BTC-FX)」と現物取引の価格乖離について

bitFlyer Lightningの中で「Lightning FX(BTC-FX)」はとても人気のあるサービスです。取引画面を見ても、非常に活発に取引が行われていることがわかります。ただ、この「Lightning FX(BTC-FX)」には注意を要することがあるのです。ここで、それについて触れておきたいと思います。

 それは、bitFlyer Lightningの取引画面を立ち上げるとわかることなのですが、現物取引の「Lightning 現物」とレバレッジ取引の「Lightning FX(BTC-FX)」「Lightning Futers」は、それぞれ異なる価格で取引されているということ。

 特に、「Lightning FX(BTC-FX)」は価格の乖離幅が大きいのが目を引きます。以下は2018年1月15日(月)16時50分ごろの取引価格ですが、「Lightning Futers」「Lightning 現物」の価格差はわずかであるのに対し、「Lightning FX(BTC-FX)」との価格差は、およそ25万円もあります。現物市場に比べて、「Lightning FX(BTC-FX)」はかなり高い価格で取引されていることがわかりますね。

 過去には、一時的に60万円以上も乖離していたこともあるみたい…。

2018年1月15日(月)16時50分時点の価格(クリックで拡大)
2018年1月15日(月)16時50分時点の価格

赤枠内、左のBTC/JPYは「Lightning 現物」のビットコイン/円取引価格。赤枠内、真ん中のBTC-FX/JPYは「Lightning FX(BTC-FX)」のビットコイン/円取引価格。赤枠内、右のBTC/JPY-19JAN2018は「Lightning Futers」のビットコイン/円取引価格(出所:bitFlyer Lightning

 以前からビットフライヤーでは公式ツイッターアカウント(@bitFlyer)などを通じて、「Lightning 現物」「Lightning FX(BTC-FX)」の価格乖離是正に向けて何かしらの施策を講じるつもりだと宣言していましたが、2018年1月16日(火)には、以下のとおり、2018年1月中にSFD(Swap For Difference)という、新たな制度を導入すると発表しました(※)

(※記事公開後、SFD導入は2018年2月前半に延期される旨が公表されたが、2月8日になって導入完了が告知された)

「Lightning FX(BTC-FX)」の取引画面では乖離率も確認できるようになっています。

 ツイートにあるとおり、今後は、乖離率が10%以上(※)になると、「Lightning FX(BTC-FX)」で乖離が拡大する方向の取引をするとSFDが徴収され、縮小する方向の取引をするとSFDが付与されることになるそう。

(※2018年3月18日には一部ルール変更が行われ、5%以上10%未満でも0.25%のSFDが発生することになった。併せて、価格乖離を縮小する方向の約定について、決済注文についてはSFDの付与はなくなった)

 おおむね「Lightning FX(BTC-FX)」「Lightning 現物」よりも上方向に取引価格が乖離する傾向があるようですので、実際に導入されれば、乖離が広がってくるとSFDが意識され、「Lightning FX(BTC-FX)」の取引価格が急落する…なんてことが起きるかもしれません。

 実際にどんな影響があるのか? 確定的なことは言えませんが、これから「Lightning FX(BTC-FX)」で取引をはじめようという人は、ぜひ、こうした事情があるということを覚えておいてください。

【ポイント整理】
・ 「Lightning 現物」「Lightning FX(BTC-FX)」の取引価格は乖離している。「Lightning FX(BTC-FX)」の方が高い価格で取引されていることが多い
・ 取引価格の乖離を是正するため、SFDという施策が2018年1月中に講じられる予定(実際は、2月前半に導入された)

 いろいろな取引サービスがある…

前のページへ
次のページヘ
この記事を各ソーシャルメディアで共有する
ザイFX!公式twitter フォローしてね

ザイFX!公式フェイスブック
現在のいいね数 2399人ザイFX!のFacebokにいいね!する

ザイFX!公式ツイッター(@ZAiFX)
現在のフォロワー数 101443人ザイFX!のtwitterをフォローする

最新のバックナンバー

>>>バックナンバー一覧

GMOコイン
ビットコイン・仮想通貨の取引所&販売所を紹介!くわしくはこちら

人気記事アクセスランキング

  1. 03月04日(月)14:30更新ビットコイン・仮想通貨の取引所/販売所を比較。取引コストが安いのはどこ?(向井友代[ザイFX!副編集長])
  2. 07月04日(水)14:30更新ヨーロピアン氏がビットコインを買う理由。早くて2019年に200万円超えへトライか?(高城泰[ミドルマン])
  3. 07月20日(金)22:00更新ホリエモン仮想通貨祭(3) カギはあぶく銭&QRコード決済。堀江貴文の仮想通貨大予言とは?(井口稔[ザイFX!編集長])
  4. 08月17日(金)17:03更新2018年の今、ホリエモンに聞いた「ビットコインなどの仮想通貨が日本で爆発的に普及しうるシナリオ」(井口稔[ザイFX!編集長]&杉原光徳[ミドルマン])
  5. 07月19日(金)17:44更新フェイスブックの仮想通貨Libra(リブラ)がボロクソに言われているのは、なぜなのか?(高城泰[ミドルマン])
  1. 03月17日(土)08:45更新ひろぴーが検証! DMM BitcoinとDMM FXのスマホアプリ、使い心地は同じなの?(ひろぴー[専業トレーダー])
  2. 03月04日(月)14:30更新ビットコイン・仮想通貨の取引所/販売所を比較。取引コストが安いのはどこ?(向井友代[ザイFX!副編集長])
  3. 07月04日(水)14:30更新ヨーロピアン氏がビットコインを買う理由。早くて2019年に200万円超えへトライか?(高城泰[ミドルマン])
  4. 12月28日(木)12:00更新仮想通貨初心者でも1分でわかる「ビットコイン」の基礎知識!(堀之内智[ザイFX!編集部])
  5. 11月30日(木)19:23更新【仮想通貨激論!】広瀬隆雄vs大石哲之(0)大物2人がツイッター上でにわかに激突!(井口稔[ザイFX!編集長])
  1. 03月04日(月)14:30更新ビットコイン・仮想通貨の取引所/販売所を比較。取引コストが安いのはどこ?(向井友代[ザイFX!副編集長])
  2. 07月04日(水)14:30更新ヨーロピアン氏がビットコインを買う理由。早くて2019年に200万円超えへトライか?(高城泰[ミドルマン])
  3. 07月20日(金)22:00更新ホリエモン仮想通貨祭(3) カギはあぶく銭&QRコード決済。堀江貴文の仮想通貨大予言とは?(井口稔[ザイFX!編集長])
  4. 11月16日(金)13:20更新「ビットコイン・仮想通貨のFX」ができる取引所を比較。上昇も下落も収益チャンスに(向井友代[ザイFX!副編集長])
  5. 08月17日(金)17:03更新2018年の今、ホリエモンに聞いた「ビットコインなどの仮想通貨が日本で爆発的に普及しうるシナリオ」(井口稔[ザイFX!編集長]&杉原光徳[ミドルマン])
  1. 03月04日(月)14:30更新ビットコイン・仮想通貨の取引所/販売所を比較。取引コストが安いのはどこ?(向井友代[ザイFX!副編集長])
  2. 07月04日(水)14:30更新ヨーロピアン氏がビットコインを買う理由。早くて2019年に200万円超えへトライか?(高城泰[ミドルマン])
  3. 08月17日(金)17:03更新2018年の今、ホリエモンに聞いた「ビットコインなどの仮想通貨が日本で爆発的に普及しうるシナリオ」(井口稔[ザイFX!編集長]&杉原光徳[ミドルマン])
  4. 07月20日(金)22:00更新ホリエモン仮想通貨祭(3) カギはあぶく銭&QRコード決済。堀江貴文の仮想通貨大予言とは?(井口稔[ザイFX!編集長])
  5. 07月24日(水)15:30更新ビットコイン急騰劇をズバリ予想! 億り人の意外な前歴と儲かる手法!?をマル秘公開!(高城泰[ミドルマン])

さらに人気記事アクセスランキングを見る>>

ザイFX!トップに戻る ザイFX!×MT4トップに戻る
↑ページの先頭へ戻る