■2017年の1年間でビットコインは20倍以上も暴騰!
仮想通貨の代表格であるビットコインは、2017年1月時点では日本円で約11万円でしたが、2017年12月には、一時225万円まで暴騰する場面もありました。
一年間で20倍以上という、凄まじい上がり方です。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ビットコイン/円 週足)
【参考記事】
●ビットコイン/円が230万円から130万円まで暴落! 急落の要因に3つの可能性
●ザイFX!で2017年を振り返ろう!(6)暴君ビットコイン、天を衝く上昇相場を演出!
2017年は、FXや株のトレーダーで、仮想通貨の取引を始めたという声も多く聞きましたが、FXでは考えられないこの暴騰ぶりに、取引を躊躇してしまった、という方も少なくないのではないでしょうか。
■リップル/円は1時間に10円の変動も普通!
世間の注目は、ビットコインに集まりがちですが、仮想通貨にはたくさんの種類があり、現時点でその数は1000種類以上にも上るそうです。
先ほども少し触れましたが、今回、FXトレード・フィナンシャルがレート配信をはじめた4種類は、その中でも特に人気が高く、日本国内でメジャーな仮想通貨となります。
せっかくなので、もう一つ、リップル/円の直近の値動き[FXTF MT4]のチャートで見てみましょう。
現在、140円台で推移しており、FX取引をしている人にとっては、ビットコインの価格に比べると、比較的なじみのある価格水準なのではないでしょうか。
それでも、価格変動を見てみると、1時間で10円以上、上下することも珍しくなく、FXでボラティリティが高いことで知られる英ポンド/円の比ではありません。
株や為替のようにはテクニカル分析が機能しないかもしれませんが、チャートの値動きから、もしかしたら何かのパターンを発見できるかもしれません。
仮想通貨は自分には関係ない、と思っていた方も、[FXTF MT4]で、値動きだけでもチェックしてみてはいかがでしょうか。
■GMOクリック証券、DMM.com証券などFX界からも参入!
さて、ある程度、日本でも法整備が進んだことで、仮想通貨ビジネスに参入する会社も増えてきました。
FX会社が新たに仮想通貨のサービスを始めたところも多く、今回ご紹介するFXトレード・フィナンシャルからはビットトレード、GMOクリック証券からはGMOコイン、DMM.com証券からはDMM Bitcoinのサービスがすでに開始されています。ただ、いずれもFX会社が直接、仮想通貨サービスを運営しているということではなく、母体となるグループが同じという感じで、仮想通貨取引サービスの運営自体はFX会社とは別の会社が行っています。
ほかにも、2018年2月には、ヒロセ通商が子会社のライオンコイン株式会社を設立し、仮想通貨取引事業に参入する予定です。
【参考コンテンツ】
●ビットコイン・仮想通貨の取引所/販売所を比較。取引コストが安いのはどこ?
●「ビットコイン・仮想通貨のFX」ができる取引所を比較。上昇も下落も収益チャンスに
世間一般での仮想通貨の認知度も飛躍的にアップし、2018年は仮想通貨デビューしたいという方も多いかと思います。
そこで、仮想通貨に限らず、投資全般において一番重要なのが、リスク管理です。
特に、仮想通貨の場合、まだまだ歴史の浅い金融商品のため、思わぬリスクがあるということも念頭に置いておいた方がいいかもしれません。つい先日も、仮想通貨の不正流出の話が出て、大騒ぎになりました…。
【参考記事】
●コインチェック事件は全額返金で一転解決!?消えた580億円分の仮想通貨NEMどうなる?
リスク管理という意味では、たとえば、複数の口座で資金を分散するといったことなども考えられるのではないでしょうか。いずれにしても、万が一に備えることをより一層、心掛けるようにしてください。
また、取引を始める前に、基本的な知識をつけておくことも大切です。
ザイFX!には、仮想通貨初心者向けのコンテンツもありますので、ぜひ、そちらも参考にしてみてください。
【参考コンテンツ】
●やさしいビットコイン・仮想通貨研究所
●仮想通貨初心者でも1分でわかる「ビットコイン」の基礎知識!
●ザイFX!がビットコイン・仮想通貨の新コーナーを作ったよ! どんな内容なの?
先日、当コーナーでも取り上げた、毎年、恒例のサクソバンク証券による2018年の相場予測にも、ビットコインに関する予測が入っていましたが、2018年も引き続き、仮想通貨の動向から目が離せませんね。
【参考記事】
●2018年のビットコイン相場を大胆予測!6万ドルまで爆上げ後、1000ドルまで暴落!?
最後に、今回ご紹介した…
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