■ひろぴーさんのポートフォリオの半分を占める仮想通貨は?
2017年高値の230万円から、今年、2018年には65万円まで一時下落したことで、「ビットコインは終わった」とする声も多いが、ひろぴーさんの見方は強気だ。
「もちろん1000万円へ達する前に急落する場面は、何度もあると思います。2017年の高値を超えてくるのも、秋口くらいになるかもしれません。
しかし、長期的に見れば有望だと見ています。そのため、『ガチホ』(長期保有)用のポートフォリオを組んでいます」

ビットコイン価格は1000万円に到達する可能性十分! と強気な見解。この先のさらなる値上がりを見越したひろぴーさんのガチホ用ポートフォリオとは…?
ひろぴーさんのポートフォリオって、どんな仮想通貨で構成されているのだろう?
「一番注目しているのは、リスク(LISK)。ドイツで開発が進められている仮想通貨で、メインのブロックチェーンとは別に、『サイドチェーン』が存在することが特徴です。
さまざまなアプリケーションへの応用が期待されており、2018年2月にはロゴなどを一新するリブランディングが行なわれたばかりです」
リスクは、2018年2月にbitFlyer(ビットフライヤー)へ上場し、日本での注目度も高まっている。
【参考記事】
●bitFlyer(ビットフライヤー)を徹底調査! 手数料無料で安心してはいけない真の理由
「リスクは価格がまだ50円くらいのときからずっと買っていて、ポートフォリオの半分近くはリスクですね。
リスクの開発状況は、『GitHub』(プログラマー向けの情報共有サービス)で公開されているのですが、『今日はどのくらい進んだかな?』って毎日、覗いています(笑)」
■ひろぴーさんの仮想通貨「ガチホ」用ポートフォリオを公開!
リスク以外では、どんな仮想通貨を買っているのだろうか?
「ネオ(NEO)やイーサリアムですね。ともに、分散型アプリケーションのプラットフォームとなる仮想通貨ですが、ネオは中国が、イーサリアムはアメリカが後押ししています。
ビットコインのETF(上場投資信託)は、なかなか承認されませんが、イーサリアムのETFの方が先に承認されるかもしれません。そうなると、イーサリアムが急騰する可能性もありますよね」
【参考記事】
●噂の仮想通貨勉強会にザイFX!が潜入。ビットコインETFは認可されず一時暴落!
●ビットコイン先物上場! ビットコインETF上場なら大量の機関投資家マネーが流れ込む!?

(出所:GMOコイン)
その他、ビットコインやビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、ICOトークンなどがひろぴーさんのポートフォリオに入っているようだ。
【参考記事】
●「ICO」とは? 「IPO」と何がどう違うの? テックビューロ発、「COMSA」のしくみは?

(つづく)
(取材・文/高城泰 撮影/和田佳久 編集担当/ザイFX!編集部・向井友代)
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