■仮想通貨の取引口座、選び方は? スマホが便利!
仮想通貨の取引で迷うのは、口座選び。どの業者で取引するのがいいのか、迷うところだ。ひろぴーさんが使っているのは?
「さまざまな口座を使い分けていますが、レバレッジをかけた短期トレードだとGMOコイン。
ここはスプレッドが狭いし、何よりもスマホアプリが高機能。FXで使われている『iClickFXneoプラス』や『FXroidプラス』と、ほぼ同じアプリが仮想通貨用でも提供されています」
GMOコインのスマホアプリは、「ビットレ君」。チャートにラインを引いたり、さまざまなテクニカル指標を表示できたりと高機能だし、スピード注文も利用できる。

(出所:GMOコイン)
「普段は、スマホでのトレードがほとんど。分析もスマホでさっと済ませてしまいます。僕が普段見ているチャートは、こんな感じですね」
そう言って、ひろぴーさんが見せてくれたのは、ボリンジャーバンドとMACDが表示されたチャートだ。

(出所:GMOコイン)
「ボリンジャーバンドの2シグマの上下幅が収縮したら『そろそろ値動きが出てくるかな』と考えたり、MACDでダイバージェンスが発生したら『反転が近いかも』と考えたり、やっていることはFXと同じです」
■XRPやNEMのレバレッジ取引が魅力な業者は?
ひろぴーさんは、RCIを使うこともある。
「DMM Bitcoinのスマホアプリには、RCIを設定してあります。この会社も、FXとほぼ同じアプリなので、とても使いやすい。それにイーサリアム(ETH)やリップル(XRP)、ネム(NEM)などのレバレッジ取引ができるのも魅力です。
ただ、アルトコインは、まだスプレッドが広めなのが難点ですが……」
【参考記事】
●DMM Bitcoinを徹底調査! アルトコインが豊富なFX(レバレッジ取引)のスプレッドは?

(出所:DMM Bitcoin)
アルトコインのレバレッジ取引を提供する会社は、少しずつ増えてきている。
【参考コンテンツ】
●「ビットコイン・仮想通貨のFX」ができる取引所を比較。上昇も下落も収益チャンスに
「QUOINEXもイーサリアムのレバレッジ取引ができますね。流動性もあるし、QUOINEXが目指している世界の流動性を1つに集約する『World Book』は、仮想通貨トレードの世界を大きく変える可能性もあります」

レバレッジをかけた短期トレードで利用する業者は、GMOコイン。アルトコインのレバレッジ取引ならDMM BitcoinやQUOINEXが魅力的だとひろぴーさん。短期トレードには、スマホが便利なようだ
取引所のサービスやセキュリティも、少しずつ向上してきている様子の仮想通貨業界。
トレードには、FXの経験、知識をそのまま応用できそうだから、ひろぴーさんの書籍、『トレードは週1回! 少額でも月30万円儲かるビットコイン革命』(扶桑社/ひろぴー著)も参考にしながら挑戦してみよう。
(取材・文/高城泰 撮影/和田佳久 編集担当/ザイFX!編集部・向井友代)
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