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主要7社のスマホアプリ比較!マニアックな
テクニカル指標が見られるFX会社はどこ?

2018年03月30日(金)12:15公開 (2018年03月30日(金)12:15更新)
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FX会社のスマホアプリを徹底比較!

 読者のみなさんの中には、スマホアプリを使ってFXトレードしている人がたくさんいるのでは?

 また、スマホでトレードしてみたいけれど、どのFX会社のアプリを使ったらいいのかよくわからない……なんて人もいるかもしれない。

 そこで今回は、主要FX会社のスマホアプリを徹底比較してみた。

 今回、スマホアプリを紹介するのは、外為どっとコムGMOクリック証券ヒロセ通商SBI FXトレードYJFX!外為オンラインDMM.com証券の7社。

【参考コンテンツ】
FX会社おすすめ比較:モバイル対応で比べる

 以下の表は、各FX会社のスマホアプリの特徴をざっとまとめたものだ。

【参考記事】
葉那子が究極の徹底調査! 主要10社のスピード注文系システム、その最新事情

主要FX会社7社のスマホアプリの特徴
FX会社 テクニカル
指標
チャート分割 描画
機能
スピード
注文
ニュース クイック
入金
レートの
更新設定
SBI FXトレード 23種類 ×
外為どっとコム 17種類 × ×
ヒロセ通商 13種類
外為オンライン 13種類 × × ×
YJFX! 12種類 × ×
DMM.com
証券
12種類 ×
GMOクリック
証券
10種類 ×

※テクニカル指標の種類は記者の調査によるもの

 こうして見ると、アプリによって搭載されている機能に違いがあることがわかる。

大きな違いはチャートシステムにあり?

 このように、FX会社によって機能に違いがあるスマホアプリ。その中でも、今回、とくに注目したいのが、チャートシステムだ。

 以下の表は、上の表から7社のスマホアプリのチャートシステムの部分を抜き出し、そこに少し書き加えたものだ。

主要FX会社7社のチャートシステムの特徴
FX会社
「サービス名」
テクニカル指標 チャート分割 描画機能
SBI FXトレード 23種類 2・4
画面表示
×
外為どっとコム
「外貨ネクストネオ」
17種類 × ×
ヒロセ通商
「LION FX」
13種類 2・4
画面表示
外為オンライン 13種類 × ×
YJFX!
「外貨ex」
12種類 ×
DMM.com証券
「DMM FX」
12種類 4
画面表示
×
GMOクリック証券
「FXネオ」
10種類 ×

※テクニカル指標の種類は記者の調査によるもの

 記者が調べたところによると、スマホアプリに搭載されているテクニカル指標の数は、SBI FXトレードが23種類でダントツ。次に、外為どっとコムの17種類、ヒロセ通商外為オンラインの13種類となっている。

【参考記事】
独自路線を行くSBI FXトレードが公式ホームページ一新! ビフォーアフターを比べると?

 そして、各FX会社がスマホアプリに搭載している、テクニカル指標は以下のとおり。

主要FX会社7社のチャートシステムに搭載されているテクニカル指標
  外為
どっとコム
GMO
クリック証券
ヒロセ
通商
SBI FX
トレード
YJFX! 外為
オンライン
DMM.com
証券
トレンド系
単純移動
平均線
指数平滑
移動平均線
加重移動
平均線
- - - - - -
一目均衡表
ボリンジャー
バンド
パラボリック - - - -
エンベロープ - - - - -
スパンモデル - - -
スーパー
ボリンジャー
- - -
GMMA - - - - - -
オシレーター系
MACD
ストキャス
ティクス
-
スロースト
キャスティクス
- - -
RSI
DMI
RCI
ROC - - - - - -
CCI - - - - - -
サイコロジ
カルライン
- - - - -
乖離率 - - - - -
ボラティリティ - - - - - -
強弱レシオ - - - - - -
オシレーター - - - - - -
MAER - - - - - -
モメンタム - - - - - -
その他
平均足
フィボナッチ - - - - - -

 トレンド系なら単純移動平均線や一目均衡表、ボリンジャーバンドといったもの、オシレーター系だとMACDやRSIといった、人気のあるテクニカル指標は7社すべてで見ることができる。

 それに加えて、比較的珍しいテクニカル指標をラインナップに入れているFX会社もある。

 たとえば、SBI FXトレードのスマホアプリには23種類のテクニカル指標が搭載されているが、その中には、加重移動平均線や強弱レシオ、さらにROCやCCIといった、テクニカル分析を中心に取引するトレーダーが使いそうなマニアックなものも入っている。

米ドル/円日足 加重移動平均線(左)&ROC(右)
米ドル/円日足 加重移動平均線(左)&ROC(右)

(出所:SBI FXトレード

大人気!? マニア向けのテクニカル指標って?

 そして、スパンモデルとスーパーボリンジャーは外為どっとコムヒロセ通商YJFX!DMM.com証券のスマホアプリのチャートシステムに搭載されている。

 このスパンモデルとスーパーボリンジャーは、マーフィーこと、元インターバンクディーラーの柾木利彦さんが一目均衡表とボリンジャーバンドを元に考案したものだが、これもなかなかマニアックなテクニカル指標だ。

【参考記事】
【大公開】ひろぴーが本気で使ってるスーパーボリンジャー。その独自手法とは?

 それを、4社のFX会社がスマホアプリのチャートシステムに搭載している。これは貴重だ。

 ここからは、外為どっとコムのスマホアプリを使って、スパンモデルとスーパーボリンジャーを表示させながら、どういった特徴があるテクニカル指標なのか紹介しよう。

 はじめにスパンモデルだが、これは、一目均衡表をベースにアレンジを加えたもので、「買いか、売りか」が明確に示されるというもの。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足

(出所:外為どっとコム

 このスパンモデル、先行スパン1が先行スパン2を上回ると「買いシグナル」、先行スパン2が先行スパン1を上回ると「売りシグナル」と判断するのが一般的な使い方だ。

 上の画像のとおり、外為どっとコムのスマホアプリでは先行スパン1が先行スパン2を上回ると、先行スパン1と先行スパン2に挟まれたゾーンが青く表示され、先行スパン2が先行スパン1を上回ると、先行スパン2と先行スパン1に挟まれたゾーンが赤く表示され、大変見やすく、わかりやすくなっている。

 結局、青なら買い、赤なら売りというわけだ。

 この先行スパン1と先行スパン2で形成されたゾーンは、レジスタンスやサポートとして使うこともできるという。これは、一目均衡表で表示される「雲」をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれない。

 次に「スーパーボリンジャー」だが、こちらは、名前からもなんとなくわかるように、ボリンジャーバンドをアレンジしたもの。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足

(出所:外為どっとコム

 これを見てもらうと、スーパーボリンジャーはボリンジャーバンドに一目均衡表の遅行スパンを加えたものとなっていることがわかる。

 このスーパーボリンジャーは、バンド幅の拡大と縮小、遅行スパンの動きなどから、トレンドがある相場か、トレンドがない相場かを判断することができるそうだ。

スマホの画面でトレンドラインがサクッと引ける

 ここまで、スマホアプリに搭載されているテクニカル指標について紹介してきたが、チャート画面がトレンドラインなどを引くことができる描画機能を搭載しているかどうかもポイントのひとつだ。

 今回、スマホアプリを紹介しているFX会社で、チャートにトレンドラインが引けるといった描画機能を搭載しているのは、GMOクリック証券ヒロセ通商YJFX!の3社だけ。

 ラインの描画機能はPC版の取引ツールでは搭載されていて当たり前のものだが、スマホアプリで搭載されているのは貴重なのだ。

 実際に記者がYJFX!のスマホアプリのチャートで描画機能を使ってトレンドラインを引いてみた。

米ドル/円 日足
米ドル/円 週足

(出所:YJFX!

 スマホの小さい画面で、正確にトレンドラインを引くのは難しいのでは……と思っていた記者だったが、やってみると人差し指でストレスなくラインを引くことができた。

 それを可能にしたのが、YJFX!のチャート描画機能に搭載されているマグネットモード。

米ドル/円 日足
米ドル/円 週足

(出所:YJFX!

 この機能を使うと、ローソク足にラインの始点や終点を近づけるだけで高値と安値に張り付いてくれるのだ。

 さらに、YJFX!GMOクリック証券のスマホアプリでは、フィボナッチリトレースメントを表示させることもできる。

 以下は、GMOクリック証券のスマホアプリで描画機能を使ってフィボナッチリトレースメントを表示させたもの。

米ドル/円 週足
米ドル/円 週足

(出所:GMOクリック証券

 操作は簡単で、メニューからフィボナッチリトレースメントのアイコンを選んだら、チャート上で、始点と終点を決めるだけでOKだ。

チャートが分割表示できるアプリは意外と少ない…

 そして、スマホアプリのチャートでは、分割表示ができるのかというのもチェックしておきたいポイントだ。

 たとえば、複数の通貨ペアの動きをチャートで見たいとき、1画面だと画面を切り替えなければいけない。

 そんなとき、スマホの画面を分割して複数のチャートを表示させることができるなら、とても便利だ。

 以下は、ヒロセ通商のチャートで画面を4つに分割させたものとなっている。

ヒロセ通商スマホアプリ4分割チャート

(出所:ヒロセ通商

 何をいまさら……と思われた人がいるかもしれないが、確かに、記者もこうした機能は搭載されていて当たり前ぐらいのことを思っていた。

 しかし今回、主要7社のスマホアプリを調べてみたところ、チャートの分割表示ができるのは、ヒロセ通商SBI FXトレードDMM.com証券の3社だけ。チャートの分割表示は全社でできるわけではなかったのだ。

 そして、ヒロセ通商SBI FXトレードは2画面と4画面表示が可能。DMM.com証券は4画面でのみ表示させることができる。

 複数の通貨ペアでトレードしているという人は、こうした機能を搭載したアプリを使ってみると、効率よくトレードできるかもしれない。

 ここまで、主要FX会社7社のスマホアプリについて紹介してきた。今回はとくにチャートシステムについて注目したが、テクニカル指標だけでなく、描画機能やチャート分割などアプリによって違いはさまざまなので、自身のトレードに合ったチャートシステムを探してみてはどうだろう。

 スマホアプリのチャートシステム以外の機能については、またの機会に徹底比較していくのでご期待ください。

(ザイFX!編集部・庄司正高)

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