■再発防止策を講じて新規口座開設再開へ
2017年7月、元祖リピート系発注機能「トラリピ」でおなじみのマネースクウェア・ジャパンが、2016年7月から11月にかけてと2017年7月にサイバー攻撃を受け、合わせて約11万2500件の個人情報を漏洩していたことが発覚しました。
【参考記事】
●サイバー攻撃で11万件の顧客情報が流出。業務改善命令で新規口座開設も一時停止
この結果、マネースクウェア・ジャパンは、関東財務局より業務改善命令を受け、2017年7月31日(月)より新規口座開設を停止。通常業務は続けながら、再発防止対策に取り組んできました。
2017年12月の時点で公表された具体的な対策内容は、以下のとおり。
<2017年12月に発表された再発防止策の内容>
・ プラットフォームに対するセキュリティ対策の強化
・ WEBサーバー監視体制の強化
・ 第三者機関の脆弱性診断を実施し、危険度の高い脆弱性に対応
・ セキュリティに関するスタッフへの再教育および運営体制を強化
・Webサイトの常時SSL化対応(暗号化通信対応)
・ アカウントロック機能の導入
情報セキュリティの3分類と言われる、技術的セキュリティ、物理的セキュリティ、人的セキュリティのすべてのカテゴリーで対策強化が図られたことがわかりますね。
そして、約2カ月後の2月14日(水)には、再発防止策が問題なく機能していることが確認できたからでしょうか、半年以上ぶりに新規口座開設の受付を再開しました。
個人情報の漏洩は、もちろん本来あってはならないことですが、誠実に対応し、慎重に対策を講じ、万全を期しての新規口座開設再開ですから、今度こそ、ユーザーの信頼に応えるサービス運営を期待したいですね。
■創業15周年を機に、再出発にふさわしく社名やロゴも一新!
さて、そんなマネースクウェア・ジャパンが創業15周年を機に、リブランディング。2018年4月1日(日)をもって、社名・ロゴ・ウェブサイトを一新しました!
まずは、社名。これまでのマネースクウェア・ジャパンから、マネースクエアに。
合わせて、親会社であるマネースクウェアHDも、マネースクエアHDになりました。
マネースクエアは、マネースクウェア・ジャパンから「ジャパン」がなくなっているため、パッと見ても変わったと感じるのですが、親会社のマネースクエアHDの方は、間違い探しみたいですよね!?
・ 旧…マネースクウェアHD
・ 新…マネースクエアHD
※「スクウェア」から「スクエア」に変わった!
ちなみにマネースクエアHDは、いつの間にか代表取締役が交代しているようです。昨年(2017年)末に、外為オンラインとの特許をめぐる係争に「勝訴した」というプレスリリースを出した際には、前マネースクウェア・ジャパン代表取締役社長でもあった相葉斉氏がマネースクウェアHDの体表取締役社長となっていました。
【参考記事】
●マネースクウェアと外為オンラインの特許権裁判で高裁判決! 勝訴したのはどっち?
しかし、今回の社名やロゴの変更をアナウンスするプレスリリースでは、マネースクエアの現代表取締役社長でもある藤井靖之氏が、マネースクエアHDの代表取締役社長と記されています。特にプレスリリースも出ていないようですので、急な交代劇だったのかもしれません。
■新ロゴはシンプルで繊細な印象! 込められた思いとは?
そして、ロゴマークはこんな感じで新しくなりました。

旧ロゴマークは、ブルーを基調とした球体のシンボルマークと太字のアルファベット&数字の組合わせ。
この球体には「企業としての完成体をめざしていく」という思いが込められていたんだそう。文字の方は、マネーの頭文字「m」にスクウェア(2乗)を意味する「2」、ジャパンの頭文字「J」となっています。
一方、新ロゴマークは、茶色を基調に正方形のシンボルマークと細字のアルファベットで、繊細な雰囲気に。なんとなく、高級不動産関係のロゴのように感じるのは、記者だけでしょうか…?
新ロゴのシンボルマークは、「マネースクエア」という言葉が意味する「お金の広場、投資の広場」を正方形でシンプルに表現。さらに、「2乗」という意味の「スクエア」を「正方形が右上に拡大していく」というデザインに込め、「お客様の資産が右肩上がりに増えていくこと」を表しているそうです。
また、茶色は新たなシンボルカラーだそうで、茶色ではなく「ブリックカラー」つまり、レンガ色だということ。
「レンガを積み重ねて家々ができる」ように「お客様の資産を積み重ねて豊かな人生をともに築きあげる」という企業姿勢を込めているそうです。

■新ウェブサイトには…ん? トラリピくんはどこに???
そして、ウェブサイトもガラッと変わりましたよ! こちらも新旧比べてみましょう。たとえば、マネースクエアの代名詞とも言えるリピート発注機能「トラリピ」を紹介するページ。旧サイトはこんな感じでした。

旧シンボルカラーのブルーとイメージキャラクターの“トラリピくん”の黄色のコントラストが効いた、かわいらしいイメージでしたね。
新サイトはというと――

トラリピくんは影も形もなく、ブリックカラーを基調にシックにまとめられ、一見同じサービスを紹介しているとは思えないようなサイトに。これまた、高級マンションの広告っぽい雰囲気???
もしや、このところFX業界で密かに流行りつつある!? かもしれない「ウェブサイトのスタイリッシュ化」の波が、ここにも!?
【参考記事】
●独自路線を行くSBI FXトレードが公式ホームページ一新! ビフォーアフターを比べると?
●関西系コテコテFX会社に異変?サイトもキャンペーンもなんだかスタイリッシュに
ただし、トラリピくんはいなくなってしまったわけではなく、「トラリピくん」と
いう1つのコンテンツ内に集約されていました…。

なんだか、トラリピくんが脇へ追いやられてしまった!? 感があるのは少し淋しいですが、再出発を果たしたマネースクエアですから、このくらいガラリとイメージを変えた方が、心機一転できるのかもしれませんね。
■トラリピ本の特別版PDFがもらえる限定キャンペーンも再開!
新規口座開設受付休止中は、ザイFX!でも、掲載や限定タイアップキャンペーンをお休みしていましたが、マネースクエアの再出発に合わせて、4月から再開しています!
【参考記事】
●7年間で250万円の資産を1150万円超にしたトラリピ犬さんの投資ヒストリーを大公開!
●ほぼ放置で資産4倍! ザイFX!限定特別レポートでトレード手法を大公開!
こちらは、マネー誌『ダイヤモンドZAi』2017年7月号の別冊付録『ほったらかしFXで稼ぐ!』に、ザイFX!限定の特別レポートが付いたスペシャル仕様のPDF(非売品)がもらえるキャンペーンです。
7年間のトラリピ運用(ほぼ放置)で資産を4倍超に増やしたトラリピ犬さんの投資ヒストリーや手法、そして、このPDFだけで見られるバックテストのデータなどが盛り込まれた「トラリピ秘伝の書」とも言えそう!? なモノですから、このチャンスにぜひ、入手したいですよね。
特別版『ほったらかしFXで稼ぐ!』は、ザイFX!経由でマネースクエア[M2JFX]に新規口座開設を行い、キャンペーンへの申込みを行うだけでもらえます! 取引条件などは一切ありませんので、まだちょっと興味があるだけ…という方でも、簡単に条件をクリアできますよ!
■口座開設&入金だけで書籍、取引量に応じてポイントも!
また、マネースクエア[M2JFX]自体の新規口座開設キャンペーンもありますので、紹介しますね。
こちらは、2種類のプレゼントが用意されており、まずはエントリー&初回入金で、トラリピの実践手法を説いた『実践 FX トラリピの教科書』(扶桑社・エンスパ編集部著)がもらえます。
さらに、新規取引成立50万通貨ごとに、マネースクエアサイト内で利用できる「M2Jポイント」が1万ポイントずつ、最大6万M2Jポイントまでもらえます。
M2Jポイントは、マネースクエアサイト内でJTB旅行券やAmazonギフト券、グルメ商品や家電など、さまざまなものと交換できます。金券類の場合は、5000M2Jポイントで4000円相当の金券と交換できるようなので、単純計算だと新規取引成立50万通貨で8000円のキャッシュバックが受けられる、と言う感じですね。
対象となる新規口座開設申込み期間は、2018年5月31日(木)まで。エントリー&取引期間は、2018年6月30日(土)までとなりますので、特別版『ほったらかしFXで稼ぐ!』や『実践 FX トラリピの教科書』でトラリピについて勉強してから実際の取引を行っても、M2Jポイントプレゼントに間に合うかも!?
トラリピが少しでも気になる方は、ぜひ、この機会を利用してみてはいかがでしょうか?
(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについては、マネースクエアのウェブサイトなどで必ずご確認ください。キャンペーン条件が変更されたり、キャンペーン期間が延長されたり、キャンペーンが終了したりすることなどがあります)
>>>マネースクエア[M2JFX]の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
(ザイFX!編集部・上岡由布子)
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