■最大「8割引」!? 4通貨ペアのスプレッドを大幅縮小
マネースクエア[M2JFX]で4通貨ペアのスプレッド縮小が実施されました。
その4通貨ペアは、ユーロ/米ドル、ユーロ/円、カナダドル/円、英ポンド/円です。

マネースクエアは、これまでスプレッドを公開していませんでしたが、今回スプレッドを縮小した4通貨ペアについては、従来のスプレッドも新しいスプレッドも公開されました。
この表を見ての多くの読者の印象は、「ずいぶん思い切って縮小したな」「でもその割にはそれほど狭くはないな」といったところでしょうか。
たしかに、ユーロ/米ドルが5分の1、ユーロ/円が半分以下など、縮小率はなかなかのインパクトですが、たとえばユーロ/円のスプレッドの業界最狭水準は0.4銭~0.5銭のラインですから、2.0銭というのは物足りない印象があるかもしれません。
ただ、マネースクエア[M2JFX]といえば、やはり最初に連想するのは、ザイFX!で「リピート系発注機能」という名前で分類している発注機能の元祖といわれるトラップリピートイフダン(通称トラリピ)ですよね。
リピート系発注機能は裁量トレードに比べて、スプレッドの面でも手数料の面でもコストがかかるのは仕方がないところなので、裁量トレードのスプレッドと単純比較はできません。
【参考コンテンツ】
●システムトレード(シストレ)口座を徹底比較!:(4)リピート系発注機能【トラリピなど】
上の【参考コンテンツ】では、FX各社が提供しているリピート系発注機能のスペックを比較することができます。
■主要リピート系発注機能のコストを比較してみた
試しに、主要なリピート系発注機能の米ドル/円のスプレッドと手数料の有無を表にまとめてみました。
口座名 | リピート系 発注機能 |
スプレッド | 手数料 (1000通貨 あたり) |
手数料の キャンペーン |
マネースクエア [M2JFX] |
トラップリピート イフダン (トラリピ) |
非公開 変動 |
30円 (1万通貨 以上は50円) |
6/30(土)まで 往復無料 |
外為オンライン [外為オンラインFX] |
iサイクル注文 サイクル2取引 |
1.0銭 原則固定 |
新規20円 決済20円 |
・6/30(土)まで 決済のみ無料 ・新規口座開設で 90日間往復無料 |
ライブスター証券 [ライブスターFX] |
iサイクル注文 | 0.9銭 原則固定 |
新規20円 決済20円 |
― |
FXブロードネット [ブロードライトコース] |
トラッキング トレード |
0.3銭 原則固定 |
新規20円 決済20円 |
・6/29(金)まで 決済のみ無料 ・新規口座開設で 90日間往復無料 |
FXブロードネット [ブロードコース] |
トラッキング トレード |
0.3銭 原則固定 |
新規20円 決済20円 |
・6/29(金)まで 決済のみ無料 ・新規口座開設で 90日間往復無料 |
アイネット証券 [ループイフダン] |
ループイフダン | 2.0銭 原則固定 |
無料 | ― |
ひまわり証券 [ループ・イフダン口座] |
ループ・イフダン | 2.0銭 変動 |
無料 | ― |
インヴァスト証券 [トライオートFX] |
オート パイロット注文 (AP注文) |
0.3銭 原則固定 |
無料 | ― |
マネックス証券 [FXPLUS] |
オートレール | 2.0銭 変動 |
30円 (1万通貨 以上は無料) |
― |
※スプレッド、手数料ともに例外あり。
※外為オンライン、ライブスター証券、FXブロードネットは、裁量トレードの手数料は無料。
米ドル/円のスプレッドを見ると、1.0銭や2.0銭で変動のものもあれば、FXブロードネット[ブロードライトコース]、[ブロードコース]の「トラッキングトレード」や、インヴァスト証券[トライオートFX]の「オートパイロット注文」のように、裁量トレードの最狭水準である0.3銭原則固定となっているものもあります。
これらの口座は元々裁量トレードでも十分使える口座に、リピート系発注機能も搭載された形になっており、口座自体のスプレッドが狭いのです。
リピート系発注機能の手数料については、完全に無料のものもありますが、基本的には手数料がかかるケースが一般的です。
コスト的に魅力なのは、米ドル/円のスプレッドが0.3銭原則固定で手数料も無料のインヴァスト証券[トライオートFX]ですが、注文のしやすさや利益の出やすさなど、さまざまな要素を加味して選ぶといいのではないでしょうか。
トラリピの場合は、1万通貨以上の取引で1000通貨あたり片道30円、1万通貨未満の取引では1000通貨あたり片道50円の手数料がかかります。
スプレッドが0.3銭原則固定、手数料無料の口座もあるなか、この条件でもマネースクエア[M2JFX]のトラリピに根強いファンがついているのは、それだけ使い勝手の良さやトレード結果への信頼性といった点が評価されているから、といえそうです。
リピート系発注機能に期待するのは、基本的には放ったらかしでも利益を出してくれるということです。スプレッドや手数料といったコストが多少かかっても、きちんと結果を出しているサービスならユーザーから選ばれるということですね。
■6月中にトラリピを発注しておけば手数料が無料に!
先ほど、トラリピには手数料がかかると書きましたが、マネースクエア[M2JFX]では2018年6月30日(土)まで、商号変更記念としてトラリピの手数料が無料になるキャンペーンを実施しています。
こちらのキャンペーンは、キャンペーン期間中に発注されたトラリピの手数料が無料になるというものです。

このイメージ図の赤い線に囲まれた部分が手数料無料期間なのですが、注目なのは、キャンペーン期間終了の2018年6月30日(土)以降も手数料無料が継続していること。
これは、トラリピの注文自体を取り消さない限り、その注文は継続しているということなので、手数料の無料期間もそのまま継続されるということなのです。
途中でトラリピの設定を変更しても、それはあくまで「変更」なので注文の取り消しにはならず、手数料は無料のままです。なかなか親切なルールですね。
■ザイFX!限定でトラリピ成功の秘訣が手に入る!
ちなみに、トラリピで大きな利益を出した事例としては、たとえば人気ブロガーのトラリピ犬さんが有名です。以下の【参考記事】のように、ザイスポFX!でもこれまでに何度か取り上げたことがあります。
【参考記事】
●進化したトラリピ犬氏のトレード術(1) 1年9カ月の完全放置で確定利益430万円!
●進化したトラリピ犬氏のトレード術(2) 「円高に弱い説」を覆し、過去最高益!
さらに、ザイFX!限定タイアップキャンペーンでは、下の【参考記事】の内容も網羅したハンドブック『ほったらかしFXで稼ぐ!』の特別版をプレゼントしています。
【参考記事】
●7年間で250万円の資産を1150万円超にしたトラリピ犬さんの投資ヒストリーを大公開!
●ほぼ放置で資産4倍! ザイFX!限定特別レポートでトレード手法を大公開!
こちらは、『ダイヤモンドZAi』2017年7月号の別冊付録をPDF化したものですが、新たにバックテストデータとそれを解説した「特別レポート」が7ページ分も追加されています。

マネースクエア[M2JFX]の新規口座を開設する際にザイFX!を経由し、口座開設後に申込みフォームから応募するともれなくもらえるので、ぜひトラリピを運用する際の参考にしてくださいね。
■矢継ぎ早の新施策。新体制での改革がついに始まった
マネースクエアの持株会社は以前、東証一部に上場していました。けれど、中長期的な視点に立った経営を行うため、MBO(マネジメント・バイアウト、経営陣による買収)方式によるTOB(株式公開買付け)を行って、2017年1月に上場廃止に……。
【参考記事】
●カッコM2Jのチャートがバーコードになる異変!? MBOで上場廃止へ! いったいなぜ?
そして、2017年7月には外資系損保会社から藤井靖之氏を社長に迎え、新体制で歩み始めた矢先、サイバー攻撃によって顧客情報が流出していたことが判明。その後、新規口座開設ができない状態が続いていました。
それが、安全性が確保できたということで新規口座開設を再開したのが2018年2月のこと。
【参考記事】
●サイバー攻撃で11万件の顧客情報が流出。業務改善命令で新規口座開設も一時停止
さらに、2018年4月1日(日)には、商号変更のうえでウェブサイトを一新しました。
【参考記事】
●イメージ一新のマネースクエア! トラリピ設定法公開のザイFX!限定レポートも復活
●商号変更で再出発したマネースクエアがトラリピの手数料無料キャンペーンを実施!
マネースクエアは、新規口座開設の再開以降、商号変更、ウェブサイトのリニューアル、トラリピの手数料無料キャンペーン、マネースクエア[M2JFX]のスプレッド縮小と矢継ぎ早に新しい施策を繰り出しています。藤井社長の元での改革がついに始まった感じですね。
ユーザーとしては、今後のさらなるサービス向上を期待したいところです。
■新規口座開設キャンペーンがまるっと1カ月延長!
最後に、マネースクエア[M2JFX]の新規口座開設キャンペーンについて紹介しておきましょう。2018年4月1日(日)から5月31日(木)まで実施していたキャンペーンが、まるまる1カ月延長になりました。
これにより、口座開設期間が2018年6月1日(金)から6月30日(土)、エントリーと取引の期間が2018年6月1日(金)から7月31日(火)までとなりました。
プレゼントは2段階あります。
まず、新規口座開設後、キャンペーンへのエントリーと初回入金で『実践FXトラリピの教科書』(扶桑社刊/エンスパ編集部著)、さらに7月31日(火)までの新規取引が50万通貨を超えるごとに1万M2Jポイント、最大で300万通貨の新規取引で6万ポイントがもらえます。(南アフリカランド/円のみ10万通貨を1万通貨として計算)
M2Jポイントというのは、マネースクエアのオリジナルポイントサービスで、「Apple製品」「グルメ」「ライフ&ヘルスケア」「M2Jセレクト(ギフト券・旅行券・FX口座入金など)」「レストラン」「トラベル&ステイ」の6カテゴリから、好みのものに交換することができます。
新規取引50万通貨で1万M2Jポイントをもらったとして、たとえばグルメならこんな感じだったり……

ライフ&ヘルスケアならこんな感じだったり……

このほか、Amazonギフト券、楽天スーパーポイント、ビットコインなどとの交換も可能ですが、その場合、額面の8掛け(1万M2Jポイントが8000円相当)になってしまいますのでご注意ください。
今回のザイスポFX!は、マネースクエア[M2JFX]で4通貨ペアのスプレッドが縮小になった話題を中心にお届けしました。
今回は4通貨ペアのスプレッド縮小でしたが、記事中でも紹介したとおり、米ドル/円はまだ非公開のままとなっていますので、次は米ドル/円のスプレッド縮小に期待したいところですね。
とはいえ、4通貨ペアのスプレッド縮小に加え、トラリピの手数料も無料の今なら、お得にトラリピを試すチャンスです。この機会に、マネースクエア[M2JFX]の新規口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。
(※各種キャンペーンの詳しい条件、期間などについては、マネースクエアのウェブサイトなどで必ずご確認ください。キャンペーン条件が変更されたり、キャンペーン期間が延長されたり、キャンペーンが終了したりすることなどがあります)
>>>マネースクエア[M2JFX]の最新スペック詳細はザイFX!の比較コンテンツをご覧ください
(山口学)
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