リピート系発注機能の「オートレール」や、AIによるトレーディング技術向上サポートツールの「トレードカルテFX」が特徴となっているマネックス証券[FX PLUS]。
そんなマネックス証券[FX PLUS]で、2018年11月1日(木)午前9時から全通貨ペアのスプレッドが大幅に縮小されました。
今回のザイスポFX!は、この話題を中心にお届けします。
■米ドル/円と豪ドル/円が一気に業界トップ水準へ
まずは、縮小前のマネックス証券[FX PLUS]のスプレッドがどのような水準だったかを確認しておきましょう。以下は、2018年10月1日(月)から10月31日(水)までの期間、95%以上提示されていたスプレッド一覧です。
![マネックス証券[FX PLUS]の2018年10月の提示スプレッド一覧](/mwimgs/5/8/-/img_5805ddf4e0df4b8781ebeaedb3d9f98265239.jpg)
ざっと眺めただけでも、かなり広いという印象です。スプレッドを重視する方なら、最初から選択肢にならないかも……。
では、そのマネックス証券[FX PLUS]のスプレッドが2018年11月1日(木)午前9時から、どう変わったかを見てみましょう。

新スプレッドはいずれも原則固定です。冒頭にキャプチャで紹介したバナーでは、「85%OFF」というセールタグのようなデザインがあしらわれていますが、ユーロ/円とユーロ/米ドルは85%を超え、それぞれ87%・86%も縮小されています。
今回のマネックス証券[FX PLUS]のスプレッド縮小の結果、単独で最狭となった通貨ペアはありませんが、米ドル/円はSBI FXトレードと0.03銭差の2位タイ、豪ドル/円はSBI FXトレードと0.01銭差の同じく2位タイとなりました。
ただし、SBI FXトレードのスプレッドは取引量によって変化します。上述のスプレッドは1万通貨までの取引限定のものです。なので、この2通貨ペアに関しては、マネックス証券[FX PLUS]のスプレッドは実質的に業界トップ水準と言っても差し支えないでしょう。これまでのスプレッドから考えると、雲泥の差ですね。
【参考記事】
●0.01銭差で最狭にこだわるキャンペーン!?ログインだけで500円がもらえる特典も♪
【参考コンテンツ】
● FX会社徹底比較!:取引コストで比べる[米ドル/円スプレッドの狭い順]
● FX会社徹底比較!:取引コストで比べる[豪ドル/円スプレッドの狭い順]
米ドル/円や豪ドル/円以外にも、上位水準となった通貨ペアはあるので、スプレッドだけでマネックス証券[FX PLUS]を敬遠していた方も、これなら十分、選択肢になるのではないでしょうか。
■逆指値注文が利益確定注文へと大変身!
冒頭でも触れたマネックス証券[FX PLUS]の特徴、オートレールとトレードカルテFXにも簡単に触れておきましょう。
オートレールとは、トレール注文(※)を一定のルールに従い、リピート発注してくれる機能のこと。
(※「トレール注文」とは、レートの上昇幅、または下落幅に合わせて、逆指値のレート水準をリアルタイムで自動修正する注文手法のこと)
【参考記事】
●損切りキッチリ、利益も伸ばす! 最新のリピート系発注機能・オートレールとは?
●手数料無料化を機に類似口座と徹底比較。今のトラリピはそんなに高コストではない!
買い注文の場合は、実勢レートの上昇につれて、下の図のようにあらかじめ設定したトレール幅で逆指値が切り上がりますが、いったん上がった逆指値は下がらず、実勢レートとの差がトレール幅を超えると、またトレール幅で切り上がっていきます。

裁量トレードの場合、「せっかく思惑どおりに上がったのに、もっと上がるのを期待して様子を見ているうちに一気に下がってしまった……」などという経験がないでしょうか。オートレールなら、逆指値が切り上がっていくため、一度でもトレール幅を超えてレートが上がりさえすれば、マイナス決済はなくなるということなのです。
オートレールがサービスをスタートしたのは2017年1月なので、そろそろ2周年を迎えるということになりますが、1周年の2018年1月には取引画面が大きく改良されるとともに、新機能も追加されました。
【参考記事】
●トルコリラ/円のスペック競争に新たな刺客!1日あたり100円の高額スワップ金利が魅力
マネックス証券[FX PLUS]の公式ウェブサイトには、オートレールの仕様から発注方法、おすすめの設定まで、かなり詳しい解説が載っているので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
【参考コンテンツ】
●システムトレード(シストレ)口座を徹底比較!:(4)リピート系発注機能【トラリピなど】
■特許出願中!AIがトレードスタイルを診断してくれる
続いて、トレードカルテFXです。
トレードカルテFXは、ユーザーの過去の取引実績やトレーディングのクセなどをAI(人工知能)が検証・診断してくれるというサービスで、特許出願中なのだそうです。
分析結果は、以下のように「診断書」として表示されます。

チャート式で、自分の取引スタイルが視覚化されているのがわかると思います。そして、単に分析だけで終わりではなく、以下のように目指す方向を「処方箋」としてアドバイスしてくれるのです。まさに、FXのお医者さんですね。

最近のFX業界では、ユーザーサポートにAIを活用するケースが増えていて、ザイスポFX!でも、たびたび紹介していますが、今後はマネックス証券[FX PLUS]のトレードカルテFXのような、トレードスタイルをアドバイスしてくれるサービスも増えていくのかもしれませんね。
【参考記事】
●女性キャラクターがFXの質問に答えてくれる自動学習機能つき「AIチャット」登場!
●AI化した犬のキャラクターが質問に答えてくれる実験開始! FXの質問をしてみると…
●LINEキャラクター、熊(ベア)のブラウンに為替レートを聞くと相場は下がるのか!?!?!?
●尼神インターのCM新作とAI美少女が登場!トルコリラ関連のキャンペーンも大充実!
今回のザイスポFX!は、マネックス証券[FX PLUS]で全通貨ペアのスプレッドが縮小された話題を中心に、オートレールやトレードカルテFXについてもお伝えしました。
この記事で、オートレールやトレードカルテFXを試してみたいと思った方は、スプレッドが大幅に縮小されたた今こそ、マネックス証券[FX PLUS]で取引してみるチャンスです。この機会に、マネックス証券[FX PLUS]への口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。
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(山口学)
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